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韓国経済:マイナス成長、早期に収束か

 企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は15日、韓国経済のマイナス成長(景気後退)が早期に収束する可能性があるとの見通しを示した。

 尹長官は同日、韓国新聞放送編集人協会の朝食会で講演を行い、「1979年のオイルショック当時は国内総生産(GDP)の成長率が3四半期連続、97年のアジア通貨危機当時は2四半期連続でマイナスを記録した。しかし今回はマイナス成長率が1四半期で終わる可能性もある」と語った。韓国経済の前期比の成長率は昨年10‐12月期にマイナス5.1%を記録したが、今年1‐3月期には0.1ポイント上昇した。

 このため、尹長官の発言は成長率が4‐6月期以降も引き続きプラスを維持し、回復の兆しを見せる可能性があるというものだ。しかし同長官は、韓国経済が本格的に回復するには未だ多くの難関が待ち構えていると指摘した。

金正薫(キム・ジョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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