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魔王の花嫁(前)

数ヶ月ぶりのサモナイ悪魔化ネタを二日に分けて投下いたします。
真田クロ様の魔王トウヤネタに刺激されて後日談みたいなものです。
パラレルの極みな設定ですが多めに見て、かつ楽しんでいただければ幸いです。

作品 サモンナイトシリーズ(クラフトソードシリーズ含む)

対象 アーノ エア


とある城の玉座の間。
そこでは玉座に堂々と座っている一人の青年が生まれたままの状態の十五の少女を騎乗位で犯していた。
この青年、良く見ると頭の両側に角が生えていて耳が尖っており、額と頬に紅い刺青がある。
少女の額にも青年と同じような刺青が浮かび上がっている。
青年の名はトウヤ、少女はエアと呼ぶ。
「あうっ! あっあうん…はぁっんぅ…」
エアは虚ろな目で青年のソレを受け入れ、口から唾液をダラダラと流していた。
青年は自分達の性的な絡みをいやらしい目で見つめる全裸の亜人、いや、悪魔になりたての全裸の亜人を見つめて告げる。
「よく見ておけアーノ お前の大好きな主が、ニンゲンという穢れから解放されていくさまを」
「んん…ふぁい、トウヤさまぁ……」
悪魔になりたての亜人アーノは性的な興奮で、黒細い尻尾に締め付けられた緑色のふさふさした尻尾をバタバタと振っており、
股間は愛液でぐっちょりと濡れていて、愛液はまたを伝っていた。
頭の左右の結びは解かれており、変わりに攻撃的な黒い角が、腰には紫色の翼が生えている。
顔と肩とへその辺りには紅いタトゥーが浮かんでいて、身に纏っている衣服はサプレスの露出度の高いものだ。
「はぁ…ご主人さまが浄化されてるの見るとボクのおま○こグショグショにぃ…はぁ…」
「あ、あー…の…見……」
「見て欲しいのか?それは良かった 見て欲しい気持ちでいっぱいにしてやろう」
「な…い……いあぁ、みてぇあーの! わたしがトウヤ様のものになるのをぉ!」
トウヤが少しやりかたを変えただけでエアの人としての心は消え、彼の眷属になる喜びに心は支配されていく。
意識を変えられた証かのようにエアの腹部と腕に紅い刺青が浮かび上がっていく。
アーノは主人であるエアが生まれ変わる様を見つめて、右手で自分の秘部を弄り始めた。
「ハイです… はっ、あぁ…」
歪んでしまった二人の絆。それを見てトウヤ心の底でニヤリと笑った。



『魔王の花嫁』



リィンバウムを救った一人の青年トウヤがリィンバウムに戻った時、世界の平穏は砕かれた。
彼の中に眠っていた魔王の力が覚醒し、トウヤは新たなる魔王となってしまったのである。
彼は手始めにかつての仲間の内ナツミとクラレットとカシスの三人を連れ去り城を占領。
城に乗り込んだ友人のハヤトと仲間達に、彼女達が自分の眷属に堕ちていくさまを見せ付ける。
それはまるでリィンバウムの未来を彼女達に置き換えるようであった。

最大で全員、最低でもカシスだけでも救おうと奮闘したハヤト一行だったが、結局彼女達を救うことが出来ず、
それどころか魔王に仕える悦びを知った淫らな悪魔となった三人によって苦戦を強いられ、撤退を強いられる。
ハヤト達を逃がすために悪魔達を足止めしたアヤを除いて全員撤退という苦汁を飲まされる結果となった。

それから一週間後、魔王トウヤの本格的な侵略が始まった。
手始めと言わんばかりに力のないほとんどの都市等は魔王軍に支配されていく。
そんな中、ハヤトはトウヤに立ち向かえる戦力を集めるためにレジスタンスを創設。
戦力の召集はかつての仲間から始まり、過去に一度だけ出会った者も集まっていった。
その中にはかつてハヤトが会った事のある調律者や鍛冶師の姿もあった。
この調子だったらトウヤに十分対抗できるはずだった。

しかし、それを察知したトウヤはある人物に目を付ける。
彼は天使に変身できる悪魔ディナをスパイとしてとある場所に送り込んだ。 港である。
目当ての人物は『ゴウラ事件』と呼ばれる、ある一村で起きた事件を『完全に』解決した魔刃使い、兼鍛冶師エア・コルトハーツと彼女の護衛獣アーノ。
そして、魔王トウヤに唯一『聖なる力』で対抗できる聖女アメル。
ディナは心優しい天使へと変身できる力を駆使して三人を信用させ、その信頼を利用してトウヤの元に彼女達を捧げた。

エアとアーノは二人一緒に牢獄へ、アメルは二人とは別の王女の個室に幽閉。
トウヤが最初に選んだ者、それはアーノであった。 トウヤはディナにアーノを玉座の前に連れて来させる事に決める。
そして、トウヤは『魔眼』でアーノに「人間は生きる価値のないクズ」「トウヤは素晴らしき存在」という思考とトウヤの魔力の一部を刷り込ませ、言葉巧みにアーノを洗脳していく。
トウヤの魔力と言葉に魅入られたアーノは、「我が力で悪魔になれ」というトウヤの命令は至福の言葉であった。
アーノはトウヤの言葉通りに純粋な裸体を彼に見せ、彼にその身を委ね、性の絡みの果てに悪魔となった。
しかし、アーノの心の奥底にはエアへの思いがまだ残っていたのである。 だがそれもトウヤの計算内であった。
そう、アーノの主エアも悪魔にする事は既に決まっていたのである。
トウヤのペニスをエアの秘部に挿入する前は、アーノがエアの体を弄んでいた。
主の体を弄ぶアーノには未来への希望が、護衛獣に体を弄ばれたエアにはパートナーを変えられた悲しみと絶望があった。

しかし、彼女の中の絶望は、魔力によって魔に堕ちる悦びと人間に対する憎しみ、魔王の偉大さに入れ替えられた。
一時期かつ短時間ながらも、同じ人間に裏切られ罵倒された悲しみを持つエアが宿した人間への憎しみは大きかった。
トウヤは人間である彼女に救済を与えた。 悪魔への転生という救済を…


そして、『救済』が終わった後の玉座の間。 その玉座の前で悪魔に転生したエア・コルトハーツはトウヤに跪いていた。
「親愛なるトウヤ様、ニンゲンだったこの私めを悪魔にしていただきありがとうございます。」
倒すべき魔王に感謝の言葉を送る彼女の桜色の髪は全ての髪留めを外して下ろしていた。
左右のこめかみの辺りには黒い角が生えており、耳は鋭く尖っている。
アーノと同様、腰には紫色の翼が生えていて、尻の辺りには黒い尻尾が生えている。
そして胸と肩、へその辺りと顔には血と同じ色のタトゥーがあり、トウヤの眷属であるナツミやカシスと同じような衣服を身に纏っていた。
「私エア・コルトハーツはトウヤ様に忠誠を誓い、己の力を振るう事をここに誓います…」
魔王に忠誠を誓うエアに遅れてアーノもトウヤの前に跪いた。
「ボ、ボクもトウヤ様に誓うです!」
「頼もしいな… だが、お前達は二人で一つである事を忘れるなよ」
「「ハイ! 全ては魔王トウヤ様のために」」
エアとアーノは息を合わせてトウヤに再度誓う。 その二人の姿を見下ろして彼はほくそ笑んだ。
「じゃあ、お前達に最初の命を与えよう」
「ハイ、何なりとご命令ください」
「トウヤ様の命令であればなんでもするです」
「そうか… ならば、この城の王女の部屋にいる聖女アメルを陵辱しろ 徹底的にな」
「「かしこまりました、トウヤ様」」
「期待しているぞ」
エアとアーノは妖しく微笑んで立ち上がり、玉座の間を後にした。



綺麗で豊かな王女の部屋。
秘部や乳房を露出した力を吸い取る拘束衣を着せられていたアメルは、ベッドでうつむくように横になっていた。
中には彼女一人だけなので一見すれば逃げられると思うはずだが、その周りには悪魔等の監視が厳重なので油断すればすぐに捕まる。
(私が油断してたからエアさんやアーノちゃんを…)
アメルは自分の事よりも彼女達が一番心配だった。 ディナを信じたばかりに二人を巻き込んだかもしれない…そんな罪悪感が彼女を攻め立てる。
そんな時、ドアからノックの音がなる。 そして何者かがそのドアを開けた。
「ふふっ、久しぶりですねアメルさん」
ドアを開けたエアとアーノはアメルの前に歩み寄ってきた。 アメルにとってはこれが悲しい再会となる。
「あ、あなた達は…」
アメルは二人の姿にまず驚愕した。 その姿はどう見ても悪魔。
「私達、トウヤ様に選ばれたんです そう、幸運な事にあなたも選ばれましたよ聖女さん」
「な、何を言ってるのエアちゃん!?」
「私達は生まれ変わったんです、蛆虫のようなニンゲンから崇高な悪魔にね そして今度はあなたの番」
「エアちゃんなんて事を言うの!?」
「ご主人さまの言ってる事はホントですよ? ニンゲンなんて生きる価値も信じる意味もない世界の害虫さんです」
「アーノちゃんまで…!?」
「そう、アーノの言う通り ニンゲンはひ弱で他人を頼るしか出来ない癖に、ちょっと召喚術が使えるだけで神様を気取ってる薄汚い虫けら…
幾つもの事件が起きても対策一つも考えずにのうのうと偉ぶってるゴミ虫… そんなモノを守ってた私達が間違ってたんですよ」
人間をこれでもかと罵倒するエアの雰囲気に押されてアメルは口を閉ざす。
港で出会った頃のエアは「村人に罵られたり、仲間から裏切られたけど、だけどみんなを救う事が出来てよかったと思ってる」と笑顔で言っていた。
しかし、今の彼女は過去の苦しみを人間への憎しみへと変えられてしまっている。
アメルはエアの変貌振りに魔王の脅威を思い知らされた。 想像以上の恐ろしさだった。
拳を握り締めて怒りに震えるエアをアーノは後から抱きしめる。 すると彼女の心は落ち着いていく。
そしてアーノはアメルを優しい目で見つめて囁くように優しく言った。
「だけど、そんなボク達をトウヤ様は受け入れて生まれ変わらせてくれたです」
エアもアーノに続いてアメルを見つめて言う。
「そう、次はあなたがあんな汚らわしい蛆虫から生まれ変わる番 だけど、トウヤ様から与えられたご命令はそうではない」
「ボク達はアメルさんをリョウジョクしろとトウヤ様に命令されたです だから、何も考えられないくらいにリョウジョクしてあげるです」
「!?」
「私達こんなの初めてですが、気が狂うくらいに気持ちよくしてやりますね…」
エアはそう言って露出度の高い衣服を脱いでいく。 アーノのエアに続いて服を脱ぎ捨てた。


それから数時間後。
王女の部屋は淫声で満たされ、ベッドは愛液や精液でぐちょぐちょに塗らされ、アメルの秘部はバイブで刺激され、乳房はエアとアーノの口で乳首を据われていた。
「アハァ!アアッ、アンッアアアアアアアっ!!」
長きに渡る陵辱の果てに、アメルは目をあらぬ方向に向けながら絶頂を迎えた。
「はぁ…私達にチ○ポあればこの聖女のマ○コぐちょぐちょにできたのにねアーノ」
「ハイですぅ…だけど、それはトウヤ様のお楽しみですから……」
長時間の陵辱に飽きてエアは黒い尻尾を自分の秘部に挿入しながら呟く。
そのぼやきは次第に甘い声に変わるはずだった。
「新人お二人お疲れ様、あなた達二人でここまでやれたのは褒めてやるわ」
そう言って現れたのはエアとアーノ、そしてアメルをここまで誘導したトウヤのスパイ、ディナだった。
「ディ、ディナ様!? も、申し訳ありません!!」
エアは蕩けた顔を一瞬で引き締め、慌ててディナに謝罪する。
ディナはその馬鹿らしい行動に苦笑した。
「そういう畏まるの、歯がゆいからディナでいいわよ それと敬語はなしね、調子狂うから」
「は、あ…うん ディナ、どうしてここに…」
「ちょっとした仕上げをしにね そろそろ聖女が失神する頃を見計らったのよ」
「仕上げですか? またクチュクチュするです?」
アーノはムクリと起き上がってディナに質問する。
「そうよ 今日は結婚式、トウヤ様はニンゲン共を呼んで盛大なパーティーを行う事にしたのよ」
「決めるの早いなぁ… それで私達に挿入をさせなかったんだ……」
「この仕上げを出来るのは他ならぬ私だからね ま、そういう事でアンタ達にはすぐにこの部屋を出て行ってもらうわ」
「あ、うん わかったよディナ」「ハイです!」
「よろしい」

エアとアーノは王女の部屋から出て行き、この部屋にはディナと秘部以外を陵辱されて失神しているアメルだけが残った。
「フフっ…あなたには結婚祝いにプレゼントをあげるわ 受け取りなさい…」
そう言ってディナは指先にマナを集中する。 そして、マナの光で輝くその指をアメルの額に押し当てた。
すると、その光はアメルの額に入り込んで消えていった。

後編へ…


コメント

[C820]

人のことは言えませんが、相変わらず、こーゆーネタは得意ですよね(笑)
今回は特に練り込まれた感じが強く、元ネタを知らない僕でも引き込まれました。
次回が楽しみです。
  • 2009-05-05 23:34
  • 神代☆焔
  • URL
  • 編集

[C826]

>>神代☆焔様
何しろ構想が数ヶ月前でしたから
書いててちょっと楽しかったです。

いい所で省略するのはドラゴンボールの番外編『もう一つの未来』編(完全版では最終巻に収録)を彷彿としました。
自分の作品なのに…

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いじはち

Author:いじはち
別名 献血の紅
福岡在住の悪堕ち好きなふぬけ男
そしてアーノ馬鹿

悪魔娘とか
人外娘とか
ケモノとか
SDガンダムとか
トランスフォーマーとか
かっこいいスーパーロボットとか
特撮ものとかも好き。 めっちゃ好き


一番好きなキャラクターはサモンナイトクラフトソード物語2のアーノ
一番好きな悪堕ちヒロインはジブリール3のブラックアリエス
一番好きなトランスフォーマーはスターセイバー(トランスフォーマーV)
一番好きなガンダムはF91

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