県内ニュース

花笠まつりに台湾舞踊 今年の初日に特別参加

2009年05月14日 21:54
 今年8月の「山形花笠まつり」に、台湾から伝統文化舞踊団が特別参加することが14日、決まった。まつり初日の5日にパレードに参加し、伝統舞踊を披露しながら台湾観光をアピールする計画。台湾観光協会東京事務所の江明清所長は「山形と台湾の有意義な交流につなげたい」と話している。

 来県する訪日団は約40人の予定。本県に加え、岩手、福島の両県での台湾観光PRの一環として各県を代表する夏祭りに参加するという。一行は8月2日に来日し、4日の岩手の「盛岡さんさ踊り」に参加。翌5日は「山形花笠まつり」に出演し、7日に福島県での「わらじまつり」を経て8日に帰国する予定。

 花笠まつりで披露を予定している伝統舞踊は、獅子や竜をモチーフにした大型道具などを用いたパフォーマンス。台湾の伝統楽器や太鼓の音に合わせたダイナミックな伝統芸能で、豊作や慶事などで繰り広げられるという。「華やかさやパワーなど、情熱のパフォーマンスを楽しんでほしい」と江所長。当日はパレード前にもパフォーマンスを披露する考えだという。

 この日は、江所長と日台観光協会の寺川博章事務局長らが山形市の山形メディアタワーを訪れ、山形新聞の黒沢洋介社長らと懇談した。

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
■ニュース特集
■山形新聞から
■広告企画
■販売から