2009年 5月 15日
備前市の山火事 ようやく鎮火
備前市で発生した山火事は約50ヘクタールを焼き、出火から約21時間たった15日昼前、ようやく鎮火しました。この火事は14日午後2時40分ごろ、備前市佐山の山林から出火したもので、強風にあおられ、日が暮れてからも燃え続けました。一夜明けた午前5時から消防署員ら約400人のほか消防車63台、香川県や広島県などからヘリコプター3機も出動し消火にあたりました。この結果、火は、山林約50ヘクタールを焼き出火から約21時間たった午前11時20分にようやく鎮火しました。この火事でケガをした人はおらず、住宅への被害も無いということです。警察と消防で出火原因を調べています。

エコポイント制度スタート
省エネ家電を買うと様々な商品と交換できるポイントがつく、「エコポイント」が15日から始まりました。家電量販店ではスタートに合わせて夏のボーナス商戦に向け動き始めています。岡山市の家電量販店ビックカメラでも朝からエコポイントの対象となる400の商品にマークを表示しPRしました。今回、この量販店では夏のボーナスをにらみエコポイントに加え自社のポイントを最大10%上乗せするなど早くもボーナス商戦に向けた動きも活発化しています。エコポイントは省エネ基準を満たした地上デジタル放送対応テレビ、エアコン・冷蔵庫が対象で46型以上の大型テレビでは3万6000円分のポイントがつきます。1ポイントは1円相当に換算され、商品券などとの交換が予定されています。交換は補正予算成立後の7月前後になる見通しで、各量販店では交換の際に必要な領収書などを必ず保管するよう呼びかけています。

倉敷市内の商店街でプレミアム商品券発売
定額給付金の支給に合わせ倉敷市内の商店街で10%お得に買い物ができるプレミアム商品券が15日、発売されました。このプレミアム商品券は先月下旬に支給が始まった定額給付金にあわせ倉敷市商店街連合会が発売するもので、商店街に人と活気を取り戻すのがねらいです。販売初日の15日、商店街に設けられた販売店では早速、お得なプレミアム商品券をまとめ買いする人の姿が目につきました。商品券は1冊5000円で販売され、10%お得な5500円の買い物ができます。大型量販店などを除く市内すべての商店街の約2000店で利用できるということです。このプレミアム商品券は来月30日まで発売され、お盆商戦の8月16日まで使用することができます。

犬養毅の墓前祭
5月15日は岡山県出身の犬養毅元総理大臣の命日です。ふるさとの岡山市では、墓前祭が営まれました。総理大臣を務めていた犬養毅は1932年、5・15事件で「話せばわかる」という言葉を残して青年将校の凶弾に倒れました。78回忌となる15日、岡山市北区川入にある墓の前では墓前祭が営まれ、親族や町内会の人など約70人が集まりました。始めに地元の小学生5人が花を手向けた後、読経が流れる中、参列者が焼香しました。犬養毅は日本の政党政治の確立に貢献したことから「憲政の神様」と言われていて参列者は元総理の遺徳をしのんでいました。

キューバ共和国大使、高松市長を表敬訪問
駐日キューバ共和国特命全権大使が15日、高松市の大西市長を表敬訪問しました。高松市役所を訪れたのは駐日キューバ共和国特命全権大使、ホセ・フェルナンデス・デ・コシーオさん夫妻と参事官など5人です。コシーオさんは今年が「日本とキューバ外交樹立80年に当たり、様々な記念行事も予定されていて、高松市からも参加して欲しい」とあいさつしました。今回は、国際交流活動を行っている高松市内の企業が、キューバと交流を深めようと招いたものです。一行は2日間の日程で交流会などに出席し、16日はさぬき市で行われる野球の親睦試合などにも参加する予定です。