【新型インフル】複数の生徒が不調　神戸の高校、集団感染の恐れも

　生徒の新型インフルエンザ感染が疑われた神戸市の高校では、５月に入って体調不　生徒３人が新型インフルエンザ陽性と判明した神戸市の高校では、５月に入って体調不良を訴える生徒が複数出ていた。集団感染の恐れもあり、高校は１６日、全校生徒を自宅待機にした。神戸市によると、詳細検査で新型インフルエンザ陽性とされた３年の男子（１７）はバレーボール部、２年の男子（１６）はサッカー部に所属。学年とクラブが違う上、発症日は３年男子が１１日、２年男子が１５日と、ずれがある。

　バレー部では３年男子の発症より前の８日、１人が体調不良で練習を休み、翌日からは複数の部員が体調不良を訴えたという。

　校内では１２日、クラブ、クラスとも２人の男子とは別の２年女子（１６）が３８度の熱となり、１６日になって新型インフルエンザ陽性と診断された。３人の詳しい感染経緯は不明で、神戸市は高校に休校を要請することも検討している。