東京証券取引所では15日、上場企業の決算発表がピークを迎えました。 民間のシンクタンクの14日までの集計によると、金融機関を除いた東証一部上場企業全体の今年3月期の経常利益は、前の年に比べ62.3%の大幅な減少となり、金額にすると実に約21兆円の経常利益が失われた計算です。 経常利益の減少幅はITバブルの崩壊で企業の業績が悪化した2002年を超え、過去最悪を更新するのはほぼ確実となりました。(15日17:13)