【ニューヨーク=中前博之】米ニューヨークのブルームバーグ市長は14日、北東部クイーンズ地区の公立小中学校3校について、新型インフルエンザに似た症状を訴える生徒・児童らの数が「異常な高水準」に達したとして、来週末まで休校にすると発表した。
このうち中学校では教頭が感染し、重体。同市長によると、この教頭は何らかの慢性疾患を持っていたようだ。生徒らは大半が軽症という。
教頭の勤務先では生徒4人の感染も確認、症状の出た50人以上が帰宅した。残る2校では14日、小学校の児童29人が保健室を訪れ、別の中学校でも生徒241人が欠席した。(15日 22:17)