東京・渋谷区のマンションで、20代の女性2人が突然、男に刃物で切りつけられた事件で、警視庁は47歳の住吉会系暴力団組員の男を逮捕しました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、埼玉県越谷市の住吉会系暴力団組員、篠崎慶民容疑者(47)です。
警視庁の調べによりますと、篠崎容疑者は15日午前6時40分ごろ、渋谷区道玄坂のマンション一室に侵入し、22歳と21歳の女性2人を「金はいくらある。金を出せ」と脅し、持っていた包丁で顔や背中を刺すなどした疑いが持たれています。
女性は病院に運ばれましたが、2人とも命に別条はないということです。
警視庁は、マンションの防犯カメラに篠崎容疑者によく似た人物が映っていたことなどから逮捕したということです。警視庁の調べに対し、篠崎容疑者は「全く覚えていない」と否認しています。(16日01:12)