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(cache) 第37回亀岡光秀まつりレポ 其の参 | I'll See You In My Dreams
ゆめ  の  痕   は   きえないのね
2009.05
15
(Fri)

第37回亀岡光秀まつりレポ、第三回目はお祭りに出かけて私が個人的に(こことても重要)楽しんだことや、光秀公武者行列の皆さんの大本本部(亀岡城址)での様子をご紹介したいと思います。

ちなみに・・・一人で興奮しているだけなことが多いので、今回はいつもに増してあたたかい目で読んでいただけると幸いです…!(ほんとにしょうもないと思うので!!)


それでは、レポートに参りましょう。




何度かお話しているとおり、私は京よりの摂津に住んでおります。

光秀公が坂本城で暮らされていた頃は、荒木村重(正確にはその弟の村次?)や中川清秀が治められていた土地で、お隣の市では高山右近や和田惟政が有名(光秀ファンとしては、本能寺の変後、明智方につかず羽柴方で山崎の戦いに参戦しまくりだった人たちが治めていた場所に住んでいるというのは、少しだけ複雑であります(笑))。

亀岡までは電車で京都駅を経由して一時間ちょっとの場所です。

亀岡光秀まつり45

いつもこの京都駅にある嵯峨野線の案内板見ながら、「殿の領地に入らせて頂きます…!」という気持ちで亀岡や福知山(大阪周りじゃない場合)まで行っています(笑)今回は「本日は殿を祭るご様子を拝見させて頂きまする…!」と、この案内板に向かって心の中で思いながら電車を乗り換えました(もう相当危ない域に達していますな…笑)。


しかし、そんな意気込み(?)も空しく、着いてみると亀岡駅前は全くといっていいほど「お祭りムード」なし。本当に今日は光秀祭りの日なのか疑わしい程でもありましたが・・・


亀岡光秀まつり37
亀岡光秀まつり36
亀岡光秀まつり34
亀岡光秀まつり40

武者行列出発地点の市役所付近まで行くと・・・ありました!ありました!
光秀まつりの雰囲気を盛り上げてくれるものがたくさん!

それに桔梗紋半被を着た実行委員と思わしき方もいらっしゃいます!!
(画像は、一番良く撮れていた大本本部でのものです^^)

「いいなぁ〜私もその半被を着て、光秀祭りを盛り上げたいなぁ・・・(じー)」

という熱い眼差しで、スタッフのみなさんの背中を早速ガン見する私・・・。
まだ行列も始まっていないのに盛っています(笑)自分が亀岡市民でないことが悔しいです。

休憩所のテントとかね、頼んで頂けるなら設営しますよ…!
書類作成とかね、word・excelは勿論、office系はドンとこいです…!
え?お茶出し??受付歴4年の経験を活かして致しますとも・・・!(いや、ホントに!)


亀岡光秀まつり54

行列が始まってからは、まるでストーカーの如く(ほんとすいません)、一行を先回りしてカメラをかまえては追い越され、また先回りして・・・という繰り返し。

亀岡光秀まつり58

前回までのレポのコメントで、かなり細い道を通っていませんか?という問がありましたが、まさにその通りで、この行列かなり細い道も通っています。

どれぐらい細いのかというと・・・


亀岡光秀まつり59


こんなに細いんです!!笑


信玄公まつりを見たばかりの私には衝撃的な光景でありました・・・。
しかし、これもまた亀岡クオリティ。
近い場所で光秀公たちの行軍を見れるという点では高ポイントではないでしょうか^^

だって、こーんな近くを歩いてくれるんですよ!


亀岡光秀まつり66

ちーかーいーーー!!!笑
思わずカメラをかまえる手に力がこもります…!

亀岡光秀まつり69

どこまでアップに出来るものか試してみたら、利三の手をこんなにアップに出来ました(笑)
みなさんとても綺麗で派手な甲冑や羽織を着られているなぁと思っていましたが、ほんとうに高級感あるしっかりとした作りですね!

しっかし・・・光秀公の馬を白馬に決めた方はだれなんでしょう。
朱色の手綱と甲冑・小袖の色合いがとっても綺麗です。そして何だか高貴?な感じ!
一般的に広がる光秀のイメージにぴったりですね^^


亀岡光秀まつり60

行軍途中のコースにも、こんなにたくさんの人だかりが出来ていました。
私はこの一番前で陣取っていたわけです(笑)


あと!この場所では道が細い以上に驚いたことがありました!!
それは・・・


亀岡光秀まつり35

地元のおじさんから

こんな桔梗紋入りお煎餅を頂いたのです・・・!!!!!


なにこのお煎餅!!!???


亀岡光秀まつり70

先ほども申したとおり、追い抜かれては先回りし・・・という繰り返しで行列を追いかけていたため、この場所でも光秀公の行列が来るまで少し待ったのですが、その間にふいに背にしていた商店から出てきたおじさんが「たくさんあるからね〜はいどうぞ〜」と手渡してくれたのがこのお煎餅。

え!?なに???私も頂いていいんですか!!!!

・・・という嬉しい思いが顔に出ていたのか、「もう一ついる??」とおじさんは笑いかけてくれましたが、もう、一つだけで満足です!!!ありがとうございますと頭を下げて、すぐに写真におさめました☆(ちなみに、もったいなくて家まで持って帰っても中々食べられませんでした(笑))

売られていないところを見ると、この配られていた方、もしくは亀岡市のオリジナルのものなんでしょうか?うーん、気になる!何か知ってらっしゃる方がいれば教えてください><


亀岡光秀まつり55

光秀一行の追っかけをしている途中で、「そろそろ先回りするのもウザ過ぎる・・・」ということに気づいた私は(たぶん遅い)、一旦、大本本部での休憩まで行列を追いかけるのをやめることに。

何度か亀岡には来たことがあるので、地図も見ずにぶらぶらと亀岡の住宅街を歩きます。
この辺りは少しだけ古い町並みが残っていて道も整備されているので、のんびり歩くには結構楽しい場所です。

亀岡光秀まつり68
亀岡光秀まつり67

たくさんという訳ではありませんが、こんな可愛い道案内があるところも^^
光秀が使った「水色桔梗」は、なかなか良いセンスであったのではないかと思います。
こうしたところにちょっと描かれているだけで、とっても可愛いです♪

亀岡光秀まつり71

亀岡城にあったであろう色々な施設の場所を紹介している立て札もぶらぶらしていると結構見つけることが出来ます。特に意識していたわけではありませんが、ものの15分歩いただけで6つぐらいの立て札と出会いました^^


亀岡光秀まつり61

さて、寄り道もほどほどに、光秀一行の追っかけを再開するため大本本部(亀岡城址)へ急ぎます。上の写真は大本本部の入り口付近。宗教団体の土地内なので、参道と呼ぶべきでしょうか?

以前に一度、亀岡城址を見ようと訪れたときは、勿論こんなに自由に入れる感じではありませんでした。亀岡城址は普通の城跡とは少し違い、博物館になっていたり、公園になっていたり・・・という場所ではないのです。

先ほどから何度も「大本本部」と書いておりますが、大本教という宗教団体の聖地・亀岡 天恩郷内に、その跡地があるのです。
(詳しくはこちら→http://www.oomoto.or.jp/Japanese/jpSeic/tenonguide.html
もしくはhttp://www.oomoto.or.jp/Japanese/jpSeic/kastelo.html)。

普段は大本本部の受付の方に了承を得てからでないと、中に入ることが出来ません。
しかし、ちゃんと亀岡城を見たいと事情を説明すると、「お祓い」をして下さり丁寧に亀岡城の石垣が見えるところまで案内して頂けます。

亀岡光秀まつり63

とても綺麗に手入れされている場所なので、敷地内の景色は素晴らしいです。
教員の方々の迷惑にならないように気をつけながらになりますが、お城好きな方は一度訪れてみては如何でしょうか。


亀岡光秀まつり52
亀岡光秀まつり53

亀岡城址についてご説明できたところで、肝心の光秀公方は・・・
ここでも、地元の方々に大人気のご様子^^

光秀まつりの数週間前、インターネットなどで今年の光秀一行の配役が発表されていましたが、光秀公ご本人をされている方が何かのコメントで「子供たちに亀岡の良さを伝えたい(…だったかな?)」みたいなことを言われていて、私もそれはとても大事なことだと思ったので、こんな一光秀ファンが皆さんの邪魔を出来ないと、少し遠巻きに写真を撮らせて頂けないかコソコソ。

亀岡光秀まつり43

手作り甲冑隊の子達が親に手を引かれ、「一緒に写真を撮ってください」と言っている光景は何かとても感じるものがありました…!亀岡のいいところ、忘れずに大きくなってねっ><


亀岡光秀まつり51

その後、人が一瞬ひいた隙を狙って「写真を撮らせてください!」と光秀公にお声をかけることに成功!「どうぞ」と気兼ねなくお答え頂いて、とてもお優しそうな光秀公でありました^^
(もちろん一緒に撮ってもらいたかったのですが、お忙しそうでしたし、今回はカメラ目線を頂けただけで大満足です☆)


以下は、休憩中に撮らせて頂いた写真でよく撮れてるなぁと思ったもの!

亀岡光秀まつり47
亀岡光秀まつり72
亀岡光秀まつり62
亀岡光秀まつり49
亀岡光秀まつり73

最後のは大好きな背中の桔梗紋シリーズ!
背中から写真を撮らせて下さいなんて、失礼致しました(笑)

お若い利三公も、こうしてみると威厳があって渋カッコいいでしょ??笑

奥方様方女性陣は、スタッフに囲まれてお化粧直しをされていたので、写真をとるなんて野暮なことが出来ませんでした。でも、みなさん間近で拝見すると本当に綺麗で、あ〜お姫様の役もやっぱり憧れるなぁなんて思ったり…(何にでもすぐ憧れるんだから!笑)


亀岡光秀まつり65

さて、レポートの最後は行列が終わった後の様子。
ばんざいして撮った写真なので盛大に斜めになっていて申し訳ありませんが、光秀一行は終点の広場で最後の最後まで地元の人たちにサービスをされていましたよ^^


レポートとなると毎回ですが、大好きな光秀の祭りということもあって長々と綴ってしまいました。
いつもコメントなどで応援して下さるみなさん、ここまでお付き合い頂きありがとうございます><

今回、光秀まつりを初めて見て、私も来年は何かしらの役を・・・!と思いました。
信玄公まつりのときの地元の盛り上がり…とまでは及びませんが、あまり盛り上がらない(!?)関西圏の歴史まつりの中では、とても地元に密着した魅力的なお祭りなのではないかと思います。
これまで37年間、光秀まつりを続けてくれた亀岡市に心から感謝したいです。

また、この亀岡光秀まつりと日を同じくして、岐阜県の恵那市では(恵那)光秀まつりも行われていました。そちらの方も長い間行われているお祭りらしく、気になるので来年は開催日をづらして頂けると有難いです(ほんとうに!よろしくお願いします!!)。


来年の亀岡城築城400年も今からとても楽しみです。
光秀まつりのレポはここで終わらせて頂きますが、光秀についてはまだまだ書きたいこともたくさんあるので、今後の更新も楽しみにしていて下さい^^



● お ま け ●

亀岡光秀まつり65
亀岡光秀まつり46
亀岡光秀まつり38

帰り道、お土産に駅前の和菓子屋さんで光秀桔梗餅を買いました^^
(兜はお店のショーウィンドウ?に飾ってあったもの)
このお餅は光秀まつりの日にしか販売されていないお餅で、つぶ餡味と味噌味があります。
私は味噌味を食べたのですが、餅が柔らかく塩っけも丁度よくてとても美味しかったです!家族にも好評でした。それに桔梗紋だとやっぱり見た目も可愛いです^^

来年の光秀まつりのお土産にぜひ☆


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コメント

すごい祭りですね。 

亀岡で光秀たちと出会えてよかったですね、すごい祭りですね。
そうそう、高山右近、惟政は、高槻の主ですからね、私は、昨年、高槻で高山右近の石像見たことあるんですよ。

あの桔梗門は… 

明智が軍と見え候!
と、いう桔梗門が…あちこち…というか煎餅や饅頭に!
街中の案内板に家門がイッパイ入っているのは、私の地元の小田原も同じですが、煎餅や饅頭はないです!「北条早雲」とか「虎朱印最中」とか戦国北条氏にまつわる和菓子はありますが…探してみたら亀岡にもあるのかもしれませんね。


インターネットのHPは私も見ましたが、皆さん爽やか系の若者で。来年はぜひ瀞子さんも混ざってください(笑)。もう少し、参加費が下がったら私も秀満で応募します。


戦国の祭りに行ったときって、その地に点いたとたんテンション↑しますね。そのテンションのまま行列追っかけしちゃうの(笑)よく分かります。ただ、ところによっては人混みが凄くてできないのですが…そこが亀岡クオリティ(笑)。我が家では「光秀クオリティ」という言葉を以前から使っていました。


今回のレポートでは瀞子さんのハイテンションぶりが良く伝わって楽しく読ませていただきました。また読ませていただきますm(u_u)m

 

”桔梗紋・・金柑頭か、是非も無し・・”信長公の声が聞こえてきそうです!しかし狭い道ですね〜瀞子さんは写真に写ってるアパートに住みたくなるのでは?毎年行列が家の前を・・(笑)
亀岡城は戦前に旧日本軍の宗教弾圧により徹底的に破戒され、戦後信者さんの手によって復興したと思います自国の文化を破壊してしまうなんて・・とかいう我が一族もバリバリの軍人なので(涙)
瀞子さんはパソコンに精通してるみたいですね!我が近習に加わって欲しいですよ、私の禄の半分で・・(笑)〇〇に過ぎたるものが2つあり・・と呼ばれたりして・・私は典型的な古いタイプの武断派なんで・・瀞子さんがいれば我が軍の効率もあがりそうです!レポお疲れ様です、次回も楽しみにしてます。

 

ちょっと前まで亀岡市観光協会のHPに出演者の方々の紹介写真が載っておりましたが(今は消えているようです)、瀞子さんの写真と見比べながら「おーなるほど、この人はメイクをするとこういうお顔になるのか・・・」と、ひじょーに趣味のわるーい楽しみ方をしてしまいました(笑)。出演者の皆様すみません。

お祭りの様子が手に取るようにわかってとても楽しかったです。光秀ファン(瀞子さんがファンクラブ会長でしたら私は副々々々々会長です。えっ?しつこいですか(笑))としては、地元の方々に光秀公が愛され、かつ大事にされているようでとてもうれしい限りです。

瀞子さんの来年のご出馬、今から楽しみにしていますよ。できれば応援に行きたいですね。

しかし、桔梗紋半被、個人的に私も欲しいなぁ・・・。

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意思を感じる人の顔が好き。
色気がある人はもっと好き。

憧れるのはMonica Bellucci。
惹かれるのは堤真一。
少しでも近づけるよう、努力の毎日。

●はじめましての皆さまへ●
I'll See You In My Dreamsは、瀞子(seiko)が綴る日本史ブログです。史跡めぐりのレポートや、書籍のレビュー、または人物研究を中心としています。
主に時代としては戦国〜幕末期、人物では明智光秀、高杉晋作に関連する記事が多いですが、もっと他のことについても書いていく予定。その他、興味があるものについてはカテゴリをご参照ください。
お城めぐりが好きなおじさんも、ゲームで歴史に興味を持ったお嬢さんも大歓迎!気軽に目を通して行ってくださいね^^

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