亀田３兄弟、６月にメキシコでそろい踏みか

　ボクシングの亀田興毅、大毅、和毅（いずれも亀田）の３兄弟が６月２７日、メキシコ開催の興行にそろって出場する準備を進めていることが１５日、分かった。父の史郎氏が明らかにした。

　実現すれば３兄弟のそろい踏みは初。世界ボクシング協会（ＷＢＡ）元ライトフライ級王者の興毅は、同フライ級９位のオマール・サラド（メキシコ）との対戦が内定。陣営はこれをライト級暫定王座決定戦とするようＷＢＡに申請している。

　同級現王者のデンカオセーン（タイ）は、興毅らと二重契約するなどマネジメントに問題を抱えている。史郎氏は暫定王座決定戦と認定される可能性を「聞いている限りでは１００パーセント」と主張。大毅についてはインターコンチネンタル王座を狙わせるという。

　また北京五輪バンタム級金メダルのエンクバット（モンゴル）を、亀田ジムの練習生として迎える可能性にも言及した。