岡山放送局

2009年5月15日 21時9分更新

JEF 月2日程度の休業へ


倉敷市の水島コンビナートに製鉄所がある大手鉄鋼メーカー、JFEスチールは、世界的な景気の悪化で鋼材の需要が急激に落ち込んでいることから、来月からひとつきに2日間程度、社員を休業させることを決めました。

JFEスチールでは、世界的な景気の悪化の影響でことし1月から3月にかけて鋼材の材料となる「粗鋼」の生産量が458万トンと、前の年より40%減少しています。

また、自動車や家電向けの「薄板」の需要も大きく落ち込んでいるうえ、これまで好調だった造船向けの「厚板」の出荷も減りはじめていて、いま以上に鋼材の需要の増加を期待できないという見通しを立てています。

このため会社では来月から、鉄鋼需要が上向き、生産量が以前の状態に戻るまで、当面のあいだ、一部の部門をのぞいて1か月に2日程度社員を休業させることを決めました。

JFEスチールでは、すでに倉敷市と広島県福山市にある西日本製鉄所で、去年12月まで稼働していたあわせて7基の高炉のうち、2基の操業を休止していて、会社では新たな措置について「本格的な鉄鋼需要の回復が見込めないなか、やむを得ず踏みきった。」としています。