新型インフルエンザ マレーシアで初の感染確認 感染者数は37の国と地域で7,700人超
新型インフルエンザは、マレーシアでも初めての感染が確認されるなど、感染者は、37の国と地域で7,700人を超えている。
アメリカ・ニューヨークのブルームバーグ市長は14日、クイーンズ地区の中学校で生徒4人と教頭1人の感染が確認され、教頭が重体だと明らかにし、この地区で、あわせて3つの学校の生徒4,500人について、休校措置をとると発表した。
ブルームバーグ市長は「冷静に対処し、この状況を乗り切ろう」と述べた。
一方、WHO(世界保健機関)は14日、今後のワクチン製造について、専門家による会議を行い、通常のワクチンをどの程度、新型インフルエンザ用のものに切り替えていくかなどについて話し合ったが、具体的な決定には至らなかった。
感染者は15日、マレーシアでニューヨークから帰国した男性について初めて確認されるなど、世界37の国と地域で7,700人を超えている。
また、死者は、メキシコやアメリカなど4カ国で70人となっている。
(05/15 20:52)