
本日の現時点で歴史上最後となるコトが決定しとるF1日本GP、初の生中継を海軍コーヒーと月見団子をアテにワクワクしながら観とったんやが…。
勝ったのは皇帝を誹謗し貶めるのが高級な人間と勘違いしとる連中が天才と持ち上げとるアロンソ、まぁ、小生の場合、アロンソに対してはハッキリ言ってどうでもエエ、F1のシートを獲得している時点で、小生ら凡人から見れば、それがたとえ琢磨以外の日本人ドライバー(過去も現在も含め)の如く、実力以外の要素の比重が高いドライバーやったりしても天才の名は冠せられるべき連中やさかい、参加しとるだけで尊敬に値する方々や。
ただ、エジソンの言う99%の部分の比重が高いヤツにこそ勝って欲しいちゅう願望が強いっちゅうだけで…。
いや、観てて落ち込むレースでしたわ…。
キッチリとタイムを出し、磐石な体勢を整え、完璧な戦略でトップを快走しとった皇帝を突然の不運が襲った…。
一応最後まで観たが、そのあとのレースは現時点で最後となる日本GPとそして鈴鹿サーキットに、その格に相応しい、与えられるべき伝説が与えられずに無残に奪われていく光景やった…。
僅かな救いは、HONDAがTOYOTAよりも前でゴールしたことと、AGURIがベストリザルトを記録したことくらいしかあらへん…。
どうせやったら二強の残りの三台共にトラブルで消えて貰て、HONDAが勝ってでもいりゃまだ今回の結果よりはマシなレースと評価も出来るんやけど…。
過去の撃墜作戦等のエゲツない行為も含めて、勝つ為に世界で最も苦悩し、勝つ為に世界で最も努力し、勝つ為に世界で最も考え抜き、勝つ為の代償を世界で最も払った一人の男がたった一つの不運の為に有終の美を奪われる可能性が高うなってきよった。
日本GPはその歴史の最後において、観戦者に絶望を与える史上最悪のレースんなってもうた。
良う学校の教師共や親が、子供達に向かって努力の大切さを説くし、小生もそれは間違ってへんと思っとる。
でも、今日のレースは努力を傾け代償を払うことの大切さを否定し、最も努力し、最も代償を払った人間が足元をすくわれ栄光を奪われるシーンを我々に見せ付けた。
が、皇帝は最後まで諦めへんお方やさかい、最終戦での逆転を期待して再来週のTV中継を観たい思う。
最も努力し、最も苦悩し、最も考え抜き、最も代償を払ったヤツが最も輝くべきやっちゅう至極当たり前の倫理が、皇帝の逆転王座によって証明されるのを切に望む。
Posted at 2006/10/08 17:29:01 | |
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