(cache) Rec Produce⇒各商品詳細

Rec Produce⇒各商品詳細

・各種プラグの結線方法について

主要な種類のケーブルの結線方法です。HI出しLO受け原則、多芯線によるアンバランスラインレベル機器間は送出し側接地の原則、等々に基づいていわゆる標準的であろう結線方法です。ご指定あれば、変更可能です。
・XLRF（2HOT3COLD1GND）→XLRM（同じ）　ボディアースは指定以外結線してません　

・XLRF、M（2HOT3COLD1GND）←→TRS（TIP=HOT RING=COLD SLEEVE=GND)

・TRS（TIP=HOT RING=COLD SLEEVE=GND)←→TRS（TIP=HOT RING=COLD SLEEVE=GND)
　※F16でのGNDの結線をフロートさせている？という質問をいただいたことあるのですが、当店ではプラグのケーブルクランプの裏側にGND線をがっちり捩って挟み込んでいます。TRS－TRSの場合もキャノンオス1番とメス1番がつながっているのと同様で片側をフロートさせたりすることは通常ありません。

・RCA、TS（PIN,TIP=HOT SLEEVE=COLD,GND)←→XLRM、F(2HOT3COLD1GND）
※アンバランス出力-10dB出力のものを業務用+4dB仕様のパワーアンプなどにやむを得ず直結する場合
（要求する感度が違いますので全く鳴らし切れません。パワー側シグナルランプが通常反応しません。ダイナミックレンジのせまい音ですが音は鳴ります）
※またその逆で＋4dBバランス出力を-10dB受けの民生機に直結する場合
（本来－10dB受ける用途のセンシティビティ高い端子に＋4dBをぶち込む。。言うまでもないですね）
これらの二つの例の様な結線はお勧めできません。
ダイレクトボックスを挟んで信号変換してインピーダンス整合してパワーに送るとか、普通は、バランス出力であろうが、アンバラ出力であろうが、マイクであろうが、卓にソースをまとめてメインアウトもしくはコントロールルームアウトより整合信号をパワーに送ります。卓の前でDIが必要なパターンは、
・非常に長い距離のアンバラ線をバランスに変換するパターン
・PCソースなどがGNDループの原因と判明している場合のアイソレーションとして（場合によっては卓－パワー間）
・ハイインピーダンスの楽器の信号変換
　エレキギター（ギターはアンプをマイクでひろう方が多いかも、最近はアンシュミDIも多いようです）
　べース（ほぼラインインが主流なので楽器→エフェクタいろいろ→DIのinstrumentOUT→自分のモニタ代わりのアンプ、DIのバランスOUT→卓→PA）
※ベースの場合、ほとんどのライブやレコーディングにおいてリスナーが聞く音というのはDI→卓の音です。ミュージシャンによってはアンプのマイク取りの音をMIXする方もいます。なので、アンプsoundの空気感などを絶妙に再現するサンズアンプDIなどが売れるわけです。私ももちろんつかってますｗ
※卓やDI、マイクプリなど、後述しますが定番MACKIE卓、最近プロ現場でもよく見るベリンガーのマイクプリ（改造品有名ですね）やDI、ラインミキサーなどは安価ですが大変良くできています。ベリンガー機材は昔の紺カラーだったころのしっかりした出音の感じに、ここ1～2年の機種は戻ってきたような感があります。話がそれました。

・RCA,TS（PIN,TIP=HOT SLEEVE=COLD,GND)→RCA,TS(PIN,TIP=HOT SLEEVE=COLD)
通常のRCA端子同士の配線などはこちらの結線です。どちらかがアンバラで、もう一方がバランス、アンバランス両方備えている機材の場合はアンバランスで接続する事をお勧めします。
（例　バランス出力、RCA出力ともについているCDP→RCA端子のみのアンプ）

※ハイインピーダンスエレキ（パッシブ）楽器用(EMGなどを積んでいて楽器自体が完全ローインピ出力であればこの限りではないです。でもシングルコイルでバルトリーニの一部の機種とか、一部のプリアンプ搭載機種ではパッシブの方向と同じほうがいいとか、諸説ある。というかライブする箱や環境によりますんで向き変えたりいろいろ試してください）←投げやりですみません。
・TS（TIP=HOT SLEEVE=COLD)→TS(TIP=HOT SLEEVE=COLD,GND)

※通常はいただいたオーダーの向きと、ケーブルのプリント文字方向が一緒の向きになるように作製していますが、文字方向とケーブルの素材の方向製は一切関係ないそうです。特に楽器シールドをご注文される方で、シース文字方向にこだわられる場合、オーダーに楽器用と付け加えて記載願います。大体の場合は、オーダー内容から当方で判断できるのですが、ライン機器用途なのか楽器用途なのかこちらで判断が難しい場合は、メールにてお尋ねします。特にご指示ご連絡無ければライン機器ケーブル作製の文字方向でセミバランスにします。万が一、楽器用途だった場合でも（一般的なTS－TSの場合）逆さに繋いで頂ければ、プリントが逆方向になることだけで全く問題ありません。

・ PCオーディオ　1

推奨機に関してよくある質問なので、私なりのおすすめ出力方法です。
家庭での音楽鑑賞の音質と利便性という点に限ってのお勧め方法です。
プ○ケー○ルさんでは主にmacユーザーのかたの議論が盛んですが、
こちらでは、一般的にユーザーが多いであろうWindowsに限って記述します。
（っていうか私はマックはさっぱり分かりませんので…）
Protoolsなどのクリエイター側に特化したDAWソフトの話は省きます。

・PC
　DELLなどの海外製PCで背面に地域電源切り替えSW付いているモデルは必ず115Vに設定して115Vの電源を入れてあげて下さい。取説には100Vでも動作します。とあります。100～120Vの表示されているような機材も115V入れると動作も音質も格段に良くなります。
　この際、200Vからのダウントランスからの115V取り出しが一番理想ですが、私は音屋から買った5千円程度の昇圧トランスのコード入力プラグ交換、出力はトランスに直付けして、適当なハモンドなどのエフェクター用鉄ケースに入れ替えてます。
　これでも100V使用よりはるかに良いです。100Vの方はPCの電源コードオスプラグは交換しない方が良いです。ただしコンセントメスは非めっきにして下さい。
115Vでしたら昇圧トランス使用でも双方非メッキにして下さい。メッキの方が画像はきらびやかになりますが、音はきついです。電圧はどちらの場合でもアースは必ず落として下さい。DELLのデスクトップお使いの方は電源に関してはこれで充分だと思います。ただ、米国製品は正直、西日本の60Hz地域の方が厳密には有利だとも聞いてます。この辺は北国暮らしなので分かりません（笑）

・サウンドカード
　あったほうが良いです。本体ミニステレオ出力はMACの一部機種以外はオマケ程度の作りらしいです。海外製PCのほうがアースなどに関してまじめな設計になっています。電源周りアースの辺が適当な作りになっていると、出力部分はノイズ発生源になってしまいます。プロ御用達の定番PCIもありますが、鑑賞という点でも何人かのプロのかたからのお勧めで多い物が、M-Audio製のカードです。Audiophile 2496やAudiophile 192などのカードです。アメリカでもアマにもプロにも非常にメジャーなカードです。カードもいろいろ出てますが、迷ったらこの辺が間違いないでしょう。

・プレーヤー
　いろいろ高音質をうたうプレーヤーがありますが、迷ったらWinampが良いでしょう。何と言ってもituneより圧倒的にさくさく動きます。使い勝手も良いです。ipodに最近は転送も出来るんですね。ただしhttp://otachan.com/こちらのプラグインを入れて下さい。バッファや出力周波数を細かくセッティング出来ます。すごく優秀なプラグインですよ。

・ PCオーディオ　2

・プリアンプ、卓、パワーアンプ
　使うアンプによりますが、某サイトで紹介されて大流行している感がある業務用アンプなどですと、機器の直付け、民生プリ接続、どちらもあり得ません（笑）
ピュアオーディオステレオサウンド界で、長年かなりの金額を使ってきた人でもミキサーというとちんぷんかんぷんな方が多いです。
それほど"楽器、業務用機器界"と"オーディオ界"に見えない隔たりがあったと言うことかもしれません。なにか、いわゆるピュアオーディオ雑誌とかって、
優れた業務用機器があったとして、それが充分家庭用に転用できそうなモノでも、「さりげなく敷居にいれない」「まちがっても積極的に紹介しない」みたいな空気ってあるんでしょうか？デザインが無骨だからですかね。

わたしは幸い（イカ天最盛期ｗ）楽器小僧出身で（現在もですが）
案外すんなり業務用機器から入って行った方なので、大○屋（札幌ローカルですみません）などで100万オーバーのCD、スピーカーなどの音聞いても、
知り合いのPAのかたから機材入れ替えで5千円で譲ってもらったタスカムのラックCDPとエレボイの～10万クラスのスピーカーの方が全然（私的には）音いいじゃん！ってずっと思ってました。
しかし、そのころ、あるオーディオマニアの方が「そんな野暮ったいCDPやわけわからん海外物より、D○○○○などの高級機の方が別次元ですごいよ！」と言うので、約10年前、貧乏大学生だった私はバイトに明け暮れ単位スカスカになりつつも、試聴もせずに15万ほどのCDPを購入ｗ
で、めちゃ落胆…ｗ（このへんは個人差です。どっちが素敵かは人によります）
売り払うにも、当時はヤフオクとか知らず、（ていうか存在してたのかな？）ディスカウントショップ（○蔵○　札幌ローカルですみません）で買い叩かれましたｗ
このことをきっかけに業務用機に完全に偏りましたｗ
金銭感覚にもよるのでしょうけど、私は基本的にデザインは無視ｗ　10万払っても超満足できる機器もあれば、その逆もあり、コストパフォーマンスが良くて、かつ個人的な好みとかではなく定番的な物、で、家庭やアマチュアの世界でも充分生きる。使いやすい事。これらがわたしが重要視している点です。
金にイトメはつけねー！って人はあんまりここ読んでも意味無いですｗ
いくらするのか知りませんが、良い物はきっと良いのでしょう。

・ PCオーディオ3

話がずれにずれました…。

で、今人気のD45などのアンプを使う際は、必ず卓（ミキサー）経由で使ってください。各ソースのインピーダンスを整合し、プロ用アンプの信号受け取りの前提である4dBにて送り出すためです。平均的な接続数、サイズ、からお勧めはクラウンなどのアンプでしたら同じく米国製のMACKIEのコンソールです。プロミュージシャン、エンジニアも多数使ってます。MACKIE社のミキサーは各CHごとにユニティゲインという手法でわかりやすく設定できます。
業務用アンプを使う際に、
何故、パワーアンプのボリュームは絞って使うのか？
ミキサー（例えばMACKIEなら）のCHゲイン、MASTERやCRアウトを全てユニティにします。
その状態で、録音レベルが低い音源ソースなどで出力レベルメーターが低いときは、マスターではなく個々のCH-GAINを多少上げ、マスターはユニティの状態でマスター出力メーターが4～6を上下するあたりにセットします。
（この状態ががベスト品質の出力です。品質の良い当たり前の録音がされていれば大抵全部ユニティの位置で適正出力になってます。70年代～90年くらいまでの日本の歌謡曲の録音の多くは、ユニティで4では無く0あたりを振ります。これは低品質だと言うわけではなく、某N○Kの職員いわく、当時のパワー受け側のクリップ保護の意味と国産カセットテープデッキの0dB型主流に合わせていたから。だそうです。）
そして、近所から苦情来ない程度で、皆さんそれぞれの気持ちよい音量になるように、パワーアンプのボリュームを絞っておけばいいわけです。
なのでパワーアンプをのボリューム振り切りで卓で絞るのは間違いです。
宅録などされる方はこの辺の原理を簡単に分かっていただいていると思います。
何百Wもある大出力アンプだと家庭用用途ではそれができません。1目盛りでも爆音になってしまうからです。
だから業務用アンプを使う場合は小出力のほうが家庭向きなわけです。
とは言っても25Wとかでも卓経由＋高能率SPだとパワーのメモリ半分くらいで隣の家のオバハンから苦情電話くるくらい爆音でますｗ
・民生-10dBアンバラプリ＋民生-10dBアンバラパワー
・卓+4db ＋　　　　　+4dBパワー
どちらかの組み合わせしか無いです。
何故、D45などのアンプが直接続や、パッシブセレクターや、民生用プリアンプ経由で鳴らすとさえない音しか出ないのか？分かって頂けると思います。http://www.mackie.com/products/1202vlzpro/index.html
http://www.mackie.com/products/vlz3series/splash.html
この組み合わせは米国でもメジャーです。高くは無いです。今までソース直接続で満足されている方もまずは試してください。これが当然の音だ！と言うことにすぐ気づきます。アナログはフォノアンプ挟むなり、プリアンプからラインとしてミキサーに入れるなりしてください。ミキサーの役割は重要です。
ハイエンドオーディオの世界でもプリの品質が音に与える影響は、パワーアンプのそれより大きいと言う方が多いですが、やはりミキサーでも同じ事が言えると思います。なにもSSLやニーブ、スチューダでなくても、MACKIEのアナログ卓は個人での音楽鑑賞用途であれば必要充分、いや、余りあるほどの品質で設計されています。少なくても直接接続よりはましです。

・ PCオーディオ　その他

・アイソレーション
　ソースから卓へアンバラで長距離引かなくてはいけない場合やノートPC（ACアダプタ）のソース出力がアンバラの場合は、卓へはラインアイソレーション（2ch D.I.）などを挟んでバランス変換してから卓へ接続した方が良いでしょう。音屋などに売ってます。
長距離でもない、CDPなどのアンバラ出力はそのまま卓のアンバラ入力に入れます。通常環境であれば2534などのケーブルでこのようなつなぎ方であれば何も問題ないと思います。
・スピーカー
　PA用JBLよりエレボイの方が当たり前に音が良いです。世界中でPA定番のSX300や新モデルのZXシリーズなどですね。小音量でもすばらしいです。誰しも30cm～38cmウーファーをガンガン鳴らせる状況では無いと思います。エレボイ小型スピーカーではデスクトップモニターなどに使うにしても小型のSX80などもすばらしいと思います。
JBLは、現行コンシューマーモデルより昔のアルニコモデルの方が小音量でも繊細になります。ボリュームを絞っても同じバランスで音量が下がるので、フラットにセッティングしている方は、極端に小音量でもラウドネスなど必要ありません。
音楽製作している方は、テンモニNS10Mは必要です。音質の点で必要なのでは無く、どこへ行ってもデファクトスタンダードだから、10Mでどういうふうに鳴っているのかという確認作業のためにしょうがなく必要です（笑）

あと通常、卓やアンプは電源切りません。24時間つけっぱです。消費電力もしれています。幾度もオンオフ繰り返して突入電気などで消耗する内部部品のことを考えれば逆に経済的です。

・ミキサーやマイクプリの定番などなど

最近非常に多い問い合わせが、業務用アンプを導入した際のプリ的に使うアナログミキサーやマイクプリなどについてです。本当に多いです…。本来選択肢なんてそれほど無いはずのことだと思っていたので、ビックリです。あまりに苦悩する人はパワーアンプ売ってしまってGENELEC1032とか買えば幸せになれるのではないでしょうかｗ
他項目でも記述したMACKIEのコンソールなどはプロもセミプロもアマチュアも世界的にスタンダードです。
音楽制作側においても非常に普及しています。極めて精密正確な性能なので制作側サイドにも普及しているわけです。（もちろんコンパクト卓としての話です、SSLとかの大型コンソールと比較してません。）汎用的に使えて大量に需要があるので価格も使用用途一部限定的なアイテムよりも安価になります。

例えば比較的安価な機材でも普及している一例ですが、MACKIE（コンパクトコンソール）やALESIS（モニターやシンセ、ラック音源、デジタルエフェクターなど）YAMAHA（説明不要ですね。この会社無しに現代の音楽は成り立たないです）などが良い例です。

いずれも一流の人たちの多数の音響機材アイテムの中の少なくとも一つは大抵使われているメーカーです。

また、私もメールやこちらのHPで紹介するようなアイテムは全て世界的にスタンダードとして広く既に使われている物しか書きません。

で、定番プリ的機材メーカーっていうのはまだまだありますが、
RME、ベリンガー、DBX、FMR AUDIO、SUMMIT AUDIO、アバロン、LA AUDIO、PRESONUS、JOEMEEK、などなどなどなど、、、あげればきりが無いですけど、ここにはこれ！っていう定番が存在します。

なにが言いたいかというと、
迷っているけど試聴することもできない、
この先も使える質の良い物が欲しい、
と言う場合、

宅録系の人はサンレコでもいいですし、ネットでも今は簡単に売れ筋定番機（例　音屋の全米売れ筋ランキングとか）など簡単に調べられる思うので、あまりに例外的な使い方で、一部でのみ盛り上がっている機材などより、世界的な定番機を選択した方が無難です。間違いありません。

趣味やオーディオ用途の人は、言ってしまえば趣味なのでご自分で納得される物であれば何でもいいのでしょう。
しかし、最近あっちではコレがいい！らしい。こっちではアレがいいらしい！どこそこではアレって評判いい！などと氾濫する情報に錯乱してしまっている人も多いです。
そういう方はその分野のスタンダードを選択する方法が一番精神的にも良いのではないでしょうか。
また一部メーカーのDJ用卓などは私は音質についてはちゃんと聞いたこと無いので何も言えませんが、
言えることはDJ用です。箱用です。汎用的でしょうか？オーディオ用途で普及しているでしょうか？この質問が1週間に5件は頂きます…（汗）
いくらでも買い換える財力がある人、または取っ替え引っ替えの過程が大好きな人は別ですけどｗ言ってしまえば自己満足の世界ですしね。。

要するに推奨機のアドバイスを求められれば、私は無難に普及していて評判も確立している物でその方の予算に合う物をお答えしていますが、それが全てでもなければ、人によっては最強かどうかもわかりません。自己責任でお願いします。

■ 各項目について

・各項目の記述は基本的にわたしの独断と偏見です。皆様それぞれ使用機器などの環境が違うでしょうから、記述通りの効果を保証するものではありません。
しかし、普遍的であること、汎用性が広いこと、実際にそれぞれの分野でシェアが高いこと、そしてその中でもハイコストパフォーマンス性を重視したものを中心に書いているつもりです。
またいわゆるハイエンドオーディオなどの機器や超高額なケーブルを完全に否定するものではありません。
どう考えても値段と音のバランスが明らかにおかしいと思えるような商品が、そのようなジャンルにおいて多いかな…と個人的に感じるためです。
一部の金銭に余裕ある方以外がオーディオ趣味から離れていってしまう、または興味を持っても入り込むことすらできない、こんな現象が進んでしまうのも、
こういった一部の行き過ぎたモノやメディアによる影響かなと思っているからです。
また、プロ用機器が全てにおいて民生機に勝っているかというと、私はそうは思っておりません。

友人宅で聞くMcIntoshとオールドJBLで鳴らすJAZZなどは、それしか持ち得ない音と世界感があると思います。

仕事仲間がUREIでならす70年代SOULやファンクなどは図太く格別に気持ちいい音です。

レビンソンで聞くClassicは私の手持ちの機材ではとても表現できないような壮大な音でした。

ケーブルにしても聞く人の趣味思考に合わせて味付けする意味合いのケーブルだって、それで気持ちよく聞けるのならそれで全然良いと思います。

当店では皆様それぞれの趣味思考に合うだけの在庫を常備できないのと、
どのような機材に繋がれてもその機材そのものの味を壊さない、味付けしない、という意味で広く世界で信頼されているMOGAMI2534に限定してオーダーを承る姿勢です。
このケーブルは機材の持ち味を引き出し忠実に伝送することを使命として開発されたケーブルですので、2534によって機材の良さを台無しにすることはまず無いと思います。

各項目やメールなどにおいて推奨させていただく機種なども、やはり、普遍的であること、汎用性が広いこと、実際にそれぞれの分野でシェアが高いこと、そしてその中でもハイコストパフォーマンス性を重視したものを中心に書いているつもりです。

ちなみに機材などもデザインを一番重視される方もいらっしゃると思います。気持ちが分からないでも無いです。毎日、視界に入るモノですしね。
「最高のデザインのプリアンプで色は白限定。そして、できればそれなりに音も良いモノを教えて下さい」
実際いただいた質問ですが、わたしは、その辺のセンスははっきり言って良くないですｗ
デザインやインテリアにとけ込むかどうかは、あまりお力になれません。勉強します。

日々、様々な点を積極的に吸収するように心がけているつもりですが、各項目中の記述に当方の勉強不足による誤記などもあるでしょうから、そのような点がありましたら、メールにてご指摘いただけると助かります。
お客様やHPを見て頂いた方からのご指摘やアドバイスで成長させていただいた面が多大にあります。よろしくお願いいたします。

※すこし前のことですが、
「オークション見ると車やバイクなどMADE IN USAに傾倒してますよねｗ私もUSA製っていうだけで無条件になんでもよく見えるので気持ちわかりますわｗ」
と、お客様よりご指摘ありましたｗ
考えてみると、ヨーロッパ製の音響機器などに関して疎いかも…。
というか日本とアメリカ以外の機器に疎いですｗ
反省して広く勉強するよう心がけます。

・他社品と比べたMOGAMI　2534の優位性

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僕の販売ページでは他のケーブル屋さんのように多種類の商品は販売しません。僕自身も一時期は選択肢が多すぎていろいろ目移りしたりしましたけど、結局ほとんどの機材はMOGAMIに戻ってきました。一部にはBELDENも使ってますけど、なにか一つ汎用性も性能も間違いない物を一つ！っていうことになれば間違いなくMOGAMIになると思っています。っていうか、零細事業ですので沢山在庫は抱えれません（笑）

あと、最初に申しますとケーブルで音は良くなりません。いかにマイクや機材の音を忠実に転送できるか？それが優れたケーブルの条件だと思っております。楽器シールドなどは後述しますがちょっと別な考え方もあります。数万円もする味付け効果過大のマニア向けケーブルはフラット再生または録音ということに関しては一切信用できません。日本が誇る線材メーカーMOGAMI社の世界照準のマイクケーブル2534が現時点で総合的にベストケーブルになると思います。スターカッド結線の4芯仕様のシールドケーブルになります。
我が国のレコーディング現場の約7割、米国においても、あのBELDENを押しのけシェアが逆転して普及しているそうです。
理由は簡単です。このケーブルは全帯域にわたってフラットな出音を可能にしています。世界トップクラスです。

BELDEN8412の特性と比較
オークションなどで多分一番出てるであろうBELDEN8412は、実はフラットではありません。100V環境の場合、超高域（100Vで電源環境が悪い場合にノイズの乗りやすい帯域）がバッサリとカットされます。しかしこの特性によりすっきりと高域が整理され聞きやすいつやのある音にになります。さらにローミッドの出音に少しではありますがデッドがあります。この特性は、たとえばMACKIE社のミキサー（特に古い世代の）にはベストな組み合わせになります。ほぼ完全なフラットになります。よく巷では「マッキーは音が太くなる！かっこよくなる！」なんていわれますけど、昔のMACKIEのミキサーは8412系をリファレンスケーブルとして開発していると思われ、8412のデッドポイントを補う意味でローミッドが他の帯域より太く出力されます。よって、カナレなどのケーブルで再生するとその部分が太くなってしまい、厳密に言うとフラットではありません。まぁ、それがかっこよい音だという風潮で売れたのもありますけど（笑）現行MACKIEモデルは単体でフラットです。よってケーブルもフラットな2534という組み合わせはアメリカでもメジャーです。
楽器ケーブルなどに8412を使った場合は軽くミッドカットしたようなハイとローが少し際立つように聞こえハイファイ性があるように評価されます。
楽器シールドにおいては、オーディオ再生とは事情がちょっと異なり、線材もいわばエフェクターのようにとらえられ、積極的な音作りのためにさまざまな線材をミュージシャンが選択しています。
またBELDENでオーディオ機器に使うのであれば、8422（8412と絶縁体の種類が違い、長さによる周波数の変動補正が無いタイプ）や8451（foilシールドの2芯ケーブル）88760(テフロン外皮2芯シールド）などですが、それ以上に完成されたMOGAMIがある現在、積極的にそれらを選択する意味もあまりないでしょう。

MOGAMI社のケーブルは多少良い電源を使っている人から、ほぼプロ仕様の電源を使っている人まで上記のような特性変化が起こらず超高精度でフラット再生、録音が可能なケーブルです。楽器シールドなどに使っても、同様です。もともとが高品位マイクケーブルという仕様ですからエフェクターののり良さも絶妙です。いまやギタリストやべーシストなどで一つもエフェクターはさまない方はなかなかいらっしゃらないと思います。そんなミュージシャンの方にも自信を持ってお勧めできます。

YAMAHAやFOSTEXはちょっと特殊かもしれません。機材単体で倍音も完全に計算されて出力されます。よくYAMAHAビューティーとそのサウンドがたとえられます。カナレが使われることが多いのは、カナレは倍音を足さない線材だからです。この組み合わせでフラットになります。一方、BELDENは倍音を足します。なのでYAMAHA機材－8412－めっき系BELDENやWEのSPケーブル－NS10Mなんていう組み合わせはキンキンして聞いていられません。

・ 2549　2524　2803

※MOGAMI2549 2芯というマイクケーブルがありますが、そちらは良質な電源の方ほど若干出音がHigh上がりになります。システムによっては特効薬になりますが、2534の方が汎用性や対ノイズ性能の点、そして日本の電気環境、デジタル製品混在の環境で使うと言うことに関して、より向いています。

※楽器用途としてハイインピーダンス専用のシールド2524はカナレGS6などとほぼ似た構造でホット側の外周に導電ビニールが被さってます。強烈なショックなどのタッチノイズ対策ですが、このため2524は音質は少々犠牲になります。2534は4芯構造ともあいまって少々のたたきつけ程度ではタッチノイズなど皆無です。今までミュージシャンの方を始め複数の方に楽器用シールドとして販売させていただきましたが、タッチノイズなどのご相談はいただいたことがありません。他社さんの2芯4芯ケーブルも同様だと思いますが、よほど跳ねる叩く引っ張るなどを意図的にしない限り（する人いませんね）問題ありません。またパッチケーブルなど動きのない部分ならなおさら2524を使用するメリットは何も無いです。50cmの値段で長さを10cm～50cmで指定していただければ2534で作製します。方向性の有り無しもお選びいただけます。

※芯線にPCOCCを利用した2803モールドアッセンブルピンコードは言語学習音源や細密な音像チェック用と言った特殊な目的用で、なおかつシステムを選びます。具体的に言いますと、並の電源や高価格でもバランスの悪いハイエンド製品に組み込んだところで高域が張り出してしまい、フラットセッティングに苦労します。メーカーが想定したアンプや推奨SPケーブルなども含めたセッティングになります。通常のいわゆる"オーディオファイル"の方にはおすすめしません。解像度とフラットは別の領域です。導体1芯同軸構造のためアンバラ専用になります。2803の特注依頼をいただくこともありますが、メーカーのピンプラグモールドアッセンブルを推奨しています。当店では扱いません。

・はんだ

最近なぜか、はんだの問い合わせが多いです。
結論から言うとケスター以外持ってないので、はんだは選べません。
いろいろなところで音響用高級半田やら銀半田、銀銅半田、NASA用半田とかいろいろさわがれています。
環境問題などで特にヨーロッパなどで鉛半田が撤廃されて、
一部の地域で製造メーカーなどもその手に半田にシフトしている実態があります。
銀半田などは、すごく透き通って艶のある音に変わるので音が良くなったと思いがちですが、高域が歪んだだけです。
線材なども純度が高ければ良いと思いがちです。
MOGAMI社のHPにもありますが純度が高い物ほど、
各音域でケーブルの始点から終点に至る到着スピードが変わるそうです。
それが微妙な艶に聞こえたりする場合や、高域の位相変化によって変化を感じるといった結果になるのだと思います。
こういう現象は、銀半田や銀線、6N7Nなどのケーブルによって無理矢理にかかってしまう適正じゃないBBE効果みたいな感じでしょうか。
音楽に限ると、伝導率や純度が最高に良いモノが、単純に最高の音になるかというと違うみたいです。
NEGLEXシリーズはその点も計算に入れて製造されているためフラットなのでしょう。

今の時代でもUREIの1620やNEVEの本物マイクプリなどをはじめとするヴィンテージ機材にすごい値段が付くのは、
最近のプリント基板だらけの復刻品やDAWソフトのプラグインなどでは決して本物の音が出てこないからです。
当時でも今でも、名機と言われる物は鉛入り半田で作られている場合が多いです。その中でも圧倒的にケスターが多いです。
ナッソのほうが良いとか、、ナントカっていう何年物の半田がよいとか、、、WEマニアは言いそうですが、汎用的にもっとも多いのはケスターでしょう。

銀はんだなどの、普通の鉛錫はんだ以外のメリットは、
はんだづけする製作者の体に優しいことです。

・ RCAプラグ

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・RCAに関して

　・もやっとしたシステムにswitchcraft3502A
　・高音がきつく感じられるシステムにはノイトリックNYS352G

こちらの二つがオーソドックスですが一番素直でおすすめなプラグです。
大概の機材、特に民生機は受け側がすでに金メッキが施されていると思います。
この場合どちらも素直な出音になります。どちらかのプラグで劇的な変化はありません。
しかし、ちょっと前のUSA機材などメッキなしの端子には是非switchcraftでつないでみてください。

・フォンプラグ

フォンプラグはスイッチクラフトの280を使って製作しています。ま、たくさん在庫を持てないって言うのも理由なんですが、フォンに関してはこのスイッチクラフトとG&Hがずば抜けて優れていると思います。
G&H社は、内部のホットをはんだする部分から、なんとチップの先端までOFC銅が突き抜いている構造で、従来のプラグの何倍も導通効果が良いプラグ、ということで今話題になっているアメリカの最新メーカーです。

スイッチクラフトの280は定番中の定番ですね。
世間では、スイッチクラフトはミリタリー規格だから非常に丈夫で信頼性バツグン！音もアメリカンサウンドでばっちり！という風評です。
もちろんそれもそうなんですが、このプラグは楽器に使っても、またミキサーや機材間に使ってもバツグンに音が良いです。はっきりとした輪郭、全域のバランスを崩さずに非常に気持ちいい音を出します。
で、G&Hと比較しますと、、、
わずかですが、音圧や高域のまとまりが良く聞こえます。
導通効果ではもちろんG&Hも優れているんでしょうけど、私感（ベース-DIでの聴感）ですが、ストレートな気持ちの良いサウンドです。
スイッチクラフトと他社（G&H社含む）のプラグの表面をじっくり見ますと、前者は鈍光のいぶし銀色、後者はピカピカのニッケルめっき色になっています。
たぶんこのような素材の違いが音の違いに出るのではないでしょうか。
ま、好みで選んでいいとこでしょうｗ
というか、在庫をあまり沢山…（略）
私やまわりのプロのフォンプラグについての見解をまとめると、まあ、機材、環境に寄るところもありますが
・ノイトリック金フォン－TRSプラグはヨーロッパ系のヘッドフォンの先端プラグ交換には一番合ってる。
・ノイトリック銀フォン－無難。メンテしやすい。
・カナレ　　　　　　　－TRSはこれ使ってます。無難。
・スイッチクラフト　　－機材に使っても楽器に使っても、超気持ちいいー！
　　　　　　　　　　　すっきり明瞭サウンド！
G&H　　　　　　　　－全く音を変えずに高レベル伝導で転送するので、スイッチクラフト同様、機材、楽器、パッチなんでもOK。

※よくくる質問ですが、「スイッチクラフトはクセがあり過ぎますか？」という質問です。最初はえ？なんで？スイッチクラフトはワールドスタンダードなキングオブモノフォンプラグフォーミュージシャン&エンジニア的なプラグなのに、なぜ？同じ質問が結構来るなぁと思ってました。
某店風に解答しますと、

一般的には、日本の音楽はカナレ社・モガミ社のケーブルが合い、洋楽（特に米国）はベルデンおよびモガミが合います。この理由は、録音時に使われていたケーブルが、日本はモガミ、カナレ、米国はベルデンだったからです。米国の業界スタンダードがベルデンでした。しかし今現在は米国においてもMOGAMIが主流になりました。
再生は、録音時の逆の行為をするわけですから、この現象が起きます。マイクや楽器などという音源が、再生ソースに入れ替わるだけです。
もっと簡単に言えそうです。双方とも再生とみなして、マスターテープという音源を鳴らしてレコーディング結果をモニターしていた音、そのマスターテープという音源が、CDなりWAV音源に入れ替わるだけですから、ケーブルやプラグ機材が同じフラット系統のものであれば、バランスが合います。
ベルデンのケーブル、現在であればMOGAMIのケーブルと、過去も今現在もSwitchCraftプラグの組み合わせ、それをベストな楽器ケーブルとして使用していたり、現在も愛用する米国の伝説的ミュージシャンは、数知れないと思います。それは楽器用フォーンプラグという形で行われていたものです。スイッチクラフトはアメリカの往年の音楽を作ってきたプラグです。ノイトリックのフォンプラグを使われていたミュージシャンもいるでしょう。今も世界中で音源を生み出してきているプラグです。SwitchCraftは音響機器においてノイトリックなどと同じく世界のスタンダードです。楽器用フォンでは圧倒的スタンダードです。むろんそうしてRECされた音源をプレイバックするのにも最適です。
と言うことで私はスイッチクラフトのプラグに特別クセはないと思ってます。

・セミバランス結線

諸説ある2芯や4芯スターカッドケーブルの結線方法ですが、
僕の所では、ラインケーブルはMOGAMI2534の場合、送り側はコールド2本とシールド線をコールドに落とし、受け側はシールドを浮かして作成しています。
また、よそで購入しますと両方落ちていることもありますが、これはローインピの機材間で、なおかつ各機器がしっかりアースの取れている良質な電源につながっている場合はあまり問題になりません。音質の変化もほぼありません。
しかし、現代はPC環境が少なからず音楽機材間に入っている方も少なくないと思います。または、ACアダプターを使用したインターフェイスやDACなども同様です。これらはかなりのノイズの発生源になります。そういった場合、ラインケーブルのシールドがノイズをひろった場合、片方のコールドに落ちる事によってグラウンドループを防ぎクリアな音質を守ります。

また、少し前までは特にアメリカなどで、プロ現場（ステージやライブ）の8412は内部の黒、白をまとめてホットに、シールドだけをコールドに、という結線がなされていたことがありました。
これは激しく動くステージ環境などで内部のホットがどちらか断線しても大丈夫なように取られた結線方法であり、音質的にはベストな方法と言えません。

またシールドを浮かした側の芯線の根元には必ずスミチューブで絶縁しています。この行程を怠るのとするのでは音質にかなり影響が出ます。
ヤフオク個人出品者などで昔何本か何名かの方から購入したことがありますが、さまざまな点すべてを理想の工程で作っている方にあたったことはありませんでした。なら自作しようかと！ありがちな流れですけどｗ

楽器に使う場合、PA現場ではアースが浮いている方を楽器に、落ちている方を機材側に使います。オーディオ機器間とは反対向きになります。
ギターやベースはハイインピーダンス出力ですから、セミバランス結線はライン間に使うときよりはっきりとノイズが減っているのを実感できます。

といった感じで、どのような方のもとでも最高のパフォーマンスを発揮できるように、細かい点もこだわって作成しています。

・うんちく環境

店主（アマチュアベーシスト）の環境（主要な機材の一部）

PC　去年のDELL(115V)、winamp、M-audio2496
CD（あまりつかいませんが）TASCAM
YAMAHA-MX12/6　amcronD75（Lchご機嫌ナナメ…あんまり出番無し）　RAMSA WP-0955A(隠れた名機ｗ)　EV SX-300(やっぱ定番です) NS-10M studio(ま、一応です) FURMAN DUALISOPATCH IP-2
MACKIE MS1202(こだわりの初期、115V)　TASCAM PA20MK2(20も30も良くできてます)　JBL 4301A(お気に入り)
Technics SL1200MarkⅢ　YAMAHAC-2 B-4(美音コンビ）　JBL L65jubal
BBE422A（115V、現行型じゃないこの時代のアンバラ仕様のずっと探しててやっとゲットしましたｗ　音楽によってはやっぱりいいですね！）
APHEXオーラルエキサイター（FM放送の艶はこれです、昔のボブクリもたしか愛用機だったでしょうか…）
BEHRINGER DI100（有名なTAKAさんモデファイに出してみようと…）
LEVITON5362R、5252　FURMAN M-10　StepUpトランスモデファイ（入力出力配線交換、外装ケース交換、コンセント増設）
SONY-MDR7506、AKG-K240M（ヘッドホンは嫌いですｗ）
シュアー58、KRK V4初期（サイズからは想像できない音！）
MOON JJ5(エボニーネック、アルダーボディ、MOON-PU、バルトリーニXTCT　配線もげたのでMOGAMIの芯線でフルリペア、クリーンサウンドです。いわゆるTスクエアモデルです。赤。一生の伴侶）
ケーブル　SwitchCraft→6m→G&H（片割れずつ使っているのはこだわり！ではなく単純に作製する時に余っていたプラグを付けただけ。全然意味はありません）
トーンエレメンツレッドケーブル
　（ハイファイさは全くないケーブルですが、70年代ファンクなど演奏するときは絶妙な太さでローファイな音が出ます。これはツボに入る楽器と楽曲でならおもしろいです！）
フェンダージャパンの古いプレベ（ディマジオPU、サーキット配線MOGAMI2534の芯線に交換）
SANSAMP、APHEX-PunchFACTORY、アリオンコーラス（爆安だが最高にいい）、DBX160A（定番っすね。前のXT壊れたので久々に買ったのですが家でしか使ってないです）
・その他
ACアダプター以外はすべてのACプラグ、インレットを非めっきに統一しています。
ヤフオクなどで「電源の場合はめっきなどの要因はあまり音に影響せず、それよりパーツや全体のグレードが重要です！」と主張している出品者もいますが、私は正反対だと思ってます。電源の端子の材質は一番音に影響がある！と思ってください。ホスピタルグレードの必要はありません。
たとえば前述しましたがマリンコでも8215ホスピタルと5266はブレードが一緒です。他社でもホットのブレードが真鍮非めっきなら問題ないでしょう。
インレットにレヴィトンを私が使っているのはオスもUSAのものが多いからです。
微妙に増幅系などにめっきプラグもセッティングに必要な場合もありますが、その点で悩むよりは、下記にも書きましたがケーブルセッティングで何とかなるので、全部ALL非めっきにして色づけない環境作りにまず一番最初にとりかかるのが一番でしょう。ロジウムめっきなどで「高音にはりがでた！」なんて喜んでいる方は、単純にモヤっとした音しか出ないアンプやSPを使っているだけです。信用できる機材を使ってマイクケーブル、ラインケーブルやSPケーブルの材質を銅線にしたりスズめっきにしたり、長さを変えてみたりしてフラットに持ち込むのが本流です。
要するに、電源やケーブルなどの類ってのは、機材がちゃんとフラットな出音を出せるようにするための最低限の投資をしてやれば、そこから先はお金をかける必要なんてありませんよ。
しかし、なんらかの宣伝文句に釣られ高級オーディオマニア向けコンセプト不明商品を次々と買ってしまった方は、「高級品なのだから、、、これだけお金かけたのだから、最高に良いものだ…！！」と半ばに強引に自己納得しないと切なくなってしまうのでしょう。
そんな方も今後、さらなる泥沼にはまらないために、儲けしか頭にない高級オーディオマニア向け業者のカモにならないために、思い切ってヤフオクで次々と売り払ってしまえばいいと思います。それを買う人はまた同じ思いをするかもしれませんけどね。。このページを見てくれた方には是非そういう胡散臭い世界から一抜けしてほしいです。売ったお金で、音にマジメな機材や線材などを買って揃えてもたくさんお釣りが帰ってくるんじゃないでしょうかｗそのお釣りでソフトを沢山揃えて好きな音楽をめいいっぱい聞いたり、好きな楽器があれば演奏に没頭したりと、ケーブルに悩む時間より、音楽を楽しむ時間を大切にするほうがよっぽど健全です。

・ XLRプラグ

・キャノンプラグ
リヒテンシュタイン公国（ドイツとかスイスだと思ってましたｗ小国ですがNEUTRIKはXLRプラグにおいてはワールドスタンダード）のNEUTRIKを使っています。
最近出た新しいNC3MXXとNC3FXX（銀色端子）を使っています。
これはもう世界標準です。ITTやスイッチクラフトの銀色端子の方も同じく精密なフラットが出るプラグでしょう。ただ組み付けが面倒です。
ノイトリック社の方がメンテなどには便利な構造です。強度も充分です。
金メッキ端子は倍音を抑えてしまったり、音を丸くしてしまう効果があります。機材、環境により金メッキの方が合うこともあります。

結線方法ですがご指定なければ、2番ホット結線で、オスメスボディアースは結線していません。機材環境によります。注文時ご指定下さい。（以前はカナレ社の既製品XLRの長い物はメス側ボディシェルアース結線でした）
※2006年末からカナレ社も製法変更して特注以外はボディアース結線していないそうです。
方向性は決して鬼門ではありません。環境によるってことです。例えばパッシブエレキ楽器などをご使用で、ギターシールドに方向性があるのと無いのでは、ノイズの差は激変します。
ライン機器間などでは完璧なすばらしいアースを取れている環境にある人のみ鬼門でしょう。

受け側レセプタクルとの相性
（例　サンズアンプはスイッチクラフトインレット、MACKIEはノイトリック　インレットなどなど）
どのようなメーカーの物でも相性良いです。

・スピーカーケーブル

SPケーブルに関してお問い合わせを何件か頂いているのですが、、、申し訳ございません。取り扱いの予定は今のところありません。
というのは特に加工も必要ないものですし、安く大量に仕入れることができれば良いものをお分けできると思うのですが、そういうツテもありません。

・オススメはなんですか？
と聞かれますと、SPケーブルに関しては絶対これ！っていうのはないと思います。まず基本ですけどあまりに太すぎるのは全然駄目です。キャプタイヤケーブルなんかも私的には全然駄目でした。なんというか、締りの無いだらしない音に聞こえて…（笑）
SPケーブルも電源ケーブルも太すぎると音がユルユルになって反応が鈍くなってしまいます。

・パッシブSPで、テンモニとか国産の一般的なSPでしたらカナレ4S6～8あたりが無難でしょう。長すぎると、こもってしまいます。
JBLとかアメリカSPでしたら、ありきたりですけどBELDENとかWEなどの錫めっきSPケーブルが合います。こちらは長すぎると倍音が増えてきつい音になっていきます。
私もこの辺は冬ｵ○さんのとこのWEとBELDENを使ってます。
一時期はBELDEN9497（オレンジ黒のツイスト）も使ってましたけど、同じ16Gであれば、冬○ﾅさんのとこの8470の方がきちっとフラットを出せていると思います。
パワードSPのラインは、宣伝になってしまいますけどMOGAMIはどんなものもキッチリ鳴らせます。

・バナナプラグは基本的には、頻繁に抜き差ししなくてはいけない環境でしか使うべきではないと思ってます。私は、どれも良い結果になったためしが無いです。特にBELDENなどの錫めっき線に金のバナナは音が結構変わってしまいます。例外としては、機材的にテンモニがきつい音しか出ない状況のとき、金をはさんで聞きやすくするような使い方もあります。

・追記　

錫メッキ系の線でどうしても音が堅い場合、今まではカナレやVVFでニュートラルを長い距離を使って出していたのですが、KIMBERのデビュー作のSPコード"4PR"お勧めです。
4PRに限って言えば、米国などのプロ現場で採用している所も多いそうです。
あるいはBELDENの5T00UPもVVFほど長距離ひかなくても狙い通りの音が出るそうです。

・さらに追記
焦点合わせについてよくご質問頂きます。
ラインに錫メッキ線（特にBELDEN8412は顕著です）使ってると、他の項でも書きましたが長さにより特定帯域の音に変動があります。楽器やマイクケーブルとして使う場合は、時にはありがたい特性ですが、音の焦点合わせと言う点ではやっかいです。これもある意味逆BBE効果ですね。それが電源のクオリティ高い人ほど顕著に出るわけです。だから特性の鈍いVVFなどでバランスとって、ある位置でニュートラルに成ったときに音像が前に出て来る感があるわけです。

で、そのような堅くて長くて太いモノを何回も切るのが面倒な方。

ラインはBELDEN本国アメリカでもMOGAMI主流、BELDENを使うにしても長さによる変動の少ない8451や88760、BELDENでは最近一番主流の1192A（錫メッキでは無い4芯QUADです。二番煎じですね。）
このような非メッキ線の系統をライン感に使ったほうが容易にセッティングが進みます。
スピーカーケーブルはラインと性格が違いますので環境によっては短めの錫メッキ線や少し長めのカナレやキンバー、BELDENの太い2芯など。いずれにしても堅くて長くて太いモノを何十メートルも使うことなくある程度狙い通りの音は可能です。

普通に考えてください、あんなイカツいケーブルの何十メートル分の巻き山がオーディオルームにあるのは変じゃないですかｗ
面倒な人は、ソニックマキシマイザーで同じ事できます。
それすら面倒な人はパワードスピーカーの裏面切替PAD…ｗ

BELDEN8412などの錫めっきラインケーブルを否定するモノではありません。
8412など時には、あの独特のエコー感、Lowミッド落ちによるドンシャリ感が、
結果、気持ちの良い音楽につながることがあります。
ただ、ケーブル切りフランケンぎみのかたはMOGAMIラインケーブルなどの方が早く簡単に目的達成できると思います。
以上宣伝でしたｗ

・電源ケーブル

自分用に何点か作っていたのですが、もしご希望あればオーダーで作成します。

プラグはCOOPER社UL2867の非メッキ3Pです。
このプラグの最大の利点は、アース爪が出ています。内部アース端子が外の鉄ケースに落ちています。なかなかありそうで、無いのがこのような鉄個体のプラグです。
ケーブルは米国製のULグレード14AWGのノンシールド3芯です。
私感ですが、BELDEN19364などのシールド線材は、私はPCやCDプレーヤーなどのデジタル機器、あるいは照明やノイズなど酷い環境でのライブハウスのステージなどに使っています。
ある程度電源環境の良いところでは、パワーアンプや楽器アンプ、アナログミキサーなどははっきりこちらの線の方が音が太くストレートです。
自分用の機材はほとんどこの組み合わせで使っています。また、HPからよく他のケーブルなどをご購入していただいた方などからも個人的にリピート頂いております。好評です。

IECプラグは英国BULGIN社製FA0587です。Schurterなどと一緒で非メッキ接点による色づけのない音です。
ISO/IECの標準規格を取得したアイテムです。
工業規格の本家、英国で産み出されたバルジン社製品は、各国の規格認定を受けている製品で、BS規格、UL規格、CSA規格、VDE規格その他の海外各国の規格を取得充実。あのQUADのReplacementメーカーでもあります。
クーパー製3P→2P変換プラグ（サービス）
もちろん全て、音楽機材にとっては基本中の基本ですが、非メッキプラグです。
また、他の出品者によく見られる、「IECソケットのアース無接続」は、これではせっかくアースをとられてる環境の方が、きちっと鉄ケースにアースが落ちるようになっている良質の電源タップを使っていたとしても、アースがつながっていないのですから、落ちません。
「構造上アース線を接続すると、センターのネジが締めれない。なので接続していない」という方も見かけました。（有名なオーディオマニアの方のHPです）

こちらではしっかりアースは接続して作成します。

・映像用、音楽用デジタルケーブル

まれに取り扱わないのか？と質問いただきます。
結論から言うと取り扱いません。
私は実は映像機器はてんで疎いのです。
また音楽用デジタル転送ケーブルもアナログケーブルほどの知識や取扱経験はありません。

※↓下記内容は私やそのお客様の主観です。効果を保証するものではありません。

先日、札幌のお客様宅（かなりの映像マニアでいらっしゃいます。でも大量に持ってるDVDなどの映像ソフトの内半数はAVだそうですｗ）で超でかいプラズマ？テレビで、

・量販品ケーブル
・モガミのデジタルケーブル（型番失念）
・プロ○ーブルさんで扱っているデジタルケーブル（同じく型番失念…）

これら3点を交換して違いを見せていただけたのです。

…すごいですね！
音色も映像のきらびやかさも全然違うのです。
生き生きとした発色と音の迫力！
個人的にはプロケー○ルさんのデジタルケーブルは全要素においてこの中では群を抜いているように感じました。

お客様が仰るには、ジャンルなどにもよるけど、圧倒的に付属品レベルのものからグレードアップできて今後もリファレンスであろうケーブルはBELDENデジタルケーブル。
MOGAMIのもBELDENと比べれば地味だが決して悪くはない。
日本のあっち系映像は圧倒的にMOGAMIがしっとりと表現する。
だそうですｗ
（※アナログケーブルに関しては、どのメーカーの方があっち系の表現力高いとか、しっとりとか、艶がどうのとか、等々、全然関係ありません。メーカーの音質やキャラなどの傾向ではないですｗ）

ということで、デジタルケーブルに関しては、他に優良販売店がございますし、何せ当店は零細事業ですので扱いません。ご了承下さい。

・有用なマニュアル

ALESISのミキサーのマニュアルです。
さまざまな接続やグラウンドに関しての知識、
ハム対策など、業務用機初心者の方はもちろん、
大変有用な内容が盛りだくさんです。
MultiMix12R_Manual_JP.pdf