福島県内ニュース

福医大の奨学金申請、貸与枠のほぼ半数

2009年05月15日 09時56分配信

県が福島医大医学部の学生に貸与し、卒業後の県内勤務を条件に返済を免除する奨学金の申請は今年度、23人となり、45人の貸与枠のほぼ半数にとどまったことが14日、分かった。

制度が始まった昨年度より9人減。

県は入学段階で県内勤務を確約するのを敬遠する傾向があるとみている。

医師の充足状況が全国下位にある中、県は医学生の県内定着率向上は不可欠として、15日の奨学生選考委員会で希望が多い「一種」の貸与枠の弾力的な運用を検討する。

トップへ