ムタの頭巾を隣に置き黒師無双の念仏ポーズをとる武藤=都内の全日本事務所
全日本の武藤敬司(46)が13日、都内で会見し、恒例の「武藤祭」(6・10後楽園)で“4変化”すると発表した。「こんなことができるのもオレの特権。自分にムチ打って、いい興業にしたい」と気合を入れた。
注目は6年ぶりの黒師無双の復活だ。全身にお経などをペイントした“もう一つの化身”は「天界で無の境地にいた」そうで、登場は03年8月のゼロワン愛知大会以来。白使(みちのく)とタッグ戦に臨む。
さらに“化身”グレート・ムタとして一騎打ちを、武藤&神奈月組としてF-1タッグ王座V7戦に出陣。終了後には社長としてファンと名刺交換会を行うという“4役”をこなす。
8月に予定するデビュー25周年記念本大会へ向け、武藤は走るスピードを緩めるつもりはない。