欧州4月新車12月連続前年割れ 12・3%減の125万台

 【ブリュッセル14日共同】欧州自動車工業会が14日発表した欧州28カ国の4月の新車登録台数は、前年同月比12・3%減の125万1862台で12カ月連続の前年割れとなった。政府が買い替え奨励金を支給しているドイツなどで登録が増える一方、中東欧の国で大幅に減少し明暗が分かれた。
 ドイツ、オーストリアはそれぞれ19・4%、12・8%増えたのに対し、スペイン、英国は45・6%、24・0%減った。中東欧はラトビアが85・4%、ルーマニアが51・8%減少した一方で、スロバキアは43・5%、チェコは19・0%増加した。
 メーカー・ブランド別では、小型車を得意とするフィアット(イタリア)が5・4%、現代自動車(韓国)は9・7%増えたが、メルセデス(ドイツ)は26・9%、BMW(同)は33・0%減った。
 米国勢はゼネラル・モーターズ(GM)が64・4%、クライスラーが54・0%の大幅減。日本勢も日産自動車が21・8%、トヨタ自動車(レクサスを除く)が21・7%の減少と振るわなかった。


2009年05月14日木曜日

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経済

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