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鷹など追加希望302字 新常用漢字表

5月13日22時15分配信 産経新聞

 情報化社会での漢字使用の目安として、来年度の告示を目指して改定作業が行われている「新常用漢字表(仮称)」の試案に対し、3〜4月に行った一般からの意見募集で「鷹」「碍」など302字の追加希望が文化庁に寄せられたことが13日、文化審議会の漢字小委員会で報告された。

 文化庁によると、希望が22件と最も多かった「鷹」は東京都三鷹市などが要望書を提出しており、「碍」(20件)は「障害者」の表記を「障碍者」と改めることを求める団体などが意見を寄せた。3位は「睦」(9件)、4位は「柿」「迂」「哺」(8件)。

 試案は現行の常用漢字表(1945字)から191字を追加し、5字を削除。追加された「鬱」「顎」などを「難しすぎる」として削除を求める意見もあった。小委は今回の追加希望も参考にして、夏までに2次試案を作成し、今秋に再び意見募集を行う予定。

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最終更新:5月13日22時15分

産経新聞

 

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