タッキー&翼の滝沢秀明(27)が、7月スタートのTBS・MBS系連続ドラマ「オルトロスの犬(仮題)」(金曜、後10・00)に主演し、悪役に初挑戦することが14日、分かった。タッキーの連ドラ登板は05年のNHK大河ドラマ「義経」以来、4年ぶり。NEWSで関ジャニ(エイト)の錦戸亮(24)も、メーンキャストの善人役で出演。ジャニーズの演技派コンビが『善』と『悪』を演じ分けることになった。
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ドラマでは人気武将から現代劇の好青年まで演じ、舞台では女形までこなしてきたタッキーがまたひとつ、演技の幅を広げる。邪心を抱くダークヒーローへの初挑戦。新境地の開拓へ「今までのイメージを覆すようなキャラクターを演じ、ダーク滝沢を作り上げたいと思います」と“悪人宣言”も飛び出した。
連ドラ出演は4年ぶり。ブランクはあるが「久しぶりの連続ドラマ出演ですが、楽しくやりたいと思っていますし、また新たな成長ができるように頑張りたい」とやる気をみなぎらせている。
物語はオリジナル脚本のサスペンスで、スピーディーな展開をみせていく。どんな病や傷も治すことができる「神の手」を得た悪のカリスマ・竜崎臣司(滝沢)と、触れるだけで人を殺せる「悪魔の手」を持ちながらも、優しさと正義感にあふれる女子高教師・碧井涼介(錦戸)。竜崎は自分の力と、碧井の力を利用して政界や財界で昇り詰めようと企てる-。
ジャニーズ事務所に所属し同年代ながらも、滝沢と錦戸はドラマ初共演となる。タッキーが「事務所の仲間と共演することは珍しいので、錦戸君とのお芝居も楽しみにしています」とパートナーへ期待を寄せれば、錦戸も「滝沢君は男気のある先輩なので、勝手に慕っていきたいと思います」と尊敬のまなざし。悪人滝沢と善人錦戸、くっきりとしたコントラストでドラマを彩る。