日ロ首脳会談の成果文書ポイント |
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麻生太郎首相とプーチン・ロシア首相の会談の主な成果文書ポイントは次の通り。 【原子力協定】核物質・原子力関連資機材などの平和利用を確保。ロシアは核物質についての国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れ。核物質の適切な防護措置を適用。 【刑事共助条約】捜査や訴追など刑事手続きに関する協力を義務化。中央の当局を指定し相互に直接連絡。 【税関相互支援協定】物品の輸送、関税法違反防止などの情報を相互提供。両国の税関手続き簡素化に向け協力。 【エネルギー効率向上・再生可能エネルギー利用協力覚書】人材育成の協力強化。当局間の共同委員会の開催。 【原子力平和利用協力共同声明】原子力協定署名を受け経済産業省とロシア国営原子力企業ロスアトムが当局間で協力。 【水産物密漁・密輸出防止協力覚書】水産物密漁・密輸出の関係当局の協力強化。専門家の相互訪問。 【生態系保全政府間協力プログラム】希少種や絶滅危惧(きぐ)種調査、生態系に関する統一データベース作成、アムール川(黒竜江)流出物質の調査などで官民協力を実施。 【原子炉区画陸上保管施設建設協力の実施取り決め】原子力潜水艦解体で発生した原子炉区画の陸上保管施設運用に伴う浮きドック、クレーンを供与。
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(初版:5月12日20時39分)
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