自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所本部
自閉症・アスペルガー症候群を取り巻く本当の話
療育の定義
[No.18] 2009/05/14 (Thu) 09:33
私は、療育、療育、療育関係者、と気軽にみんな言うから、
自閉症の周辺に居る、親や、教師、その他施設の人達の事を、「療育関係者」と言うのが
最近のハヤリなのかと考えて、私も、なにも考えずに療育関係者という言葉を使っていた。
ところが、現実は、とんでもない話のようだ。
1歳児又は18ヶ月健診で、発達障害を選別し、「早期療育」に送り込む。
その「早期療育」というトレーニングで「発達障害」を治す(改善させる)と言うんだな。
だから、早期判定はどう思うか等という話が出てきていたんだ。
そういえば、このブログ村を見ても、「発達障害が治る」「発達障害が良くなる療育」
という広告が沢山出ている。
「発達障害」の連中が早期療育で治るならいい。
しかし、「自閉症」は生まれつきの障害、疾病だ。そんな物で治る訳が無い。
乙武君は手足の発達障害です。早期療育で手足を伸ばしてあげましょう。って言うか?
40年も前から、自閉症は謎の病気だった。医師たちの中には生まれつきを疑った人も居ただろう。
しかし、自閉症の子どもを持つ母親達は、「母親の育て方が悪い」という十字架を
ずっと背負って子供たちを育ててきたんだ。
それが、ようやく「自閉症は生まれつきの障害」で母親の育て方に責任は無いと、
母親達の十字架をとりはずした、 はずだった。
ところが、今度は「自閉症でも早期療育で自閉症が治ります。証拠は村上由美さんです」
となった。
早期療育を勧める地域では、母親達は、「早期療育を受けさずに悪くなったらどうしよう」
「良い療育を受けさせなかった私の【育て方】が間違っていたのか」と、
せっかく、自閉症は生まれつきで、育て方のせいではないと、科学的に証明されたのに、
今、また、育て方、「療育の受けさせ方」の問題だと、「非科学的」な迷信を流行らせようと
する人達が居る。
彼らは、「自閉症」の味方か?「自閉症を持つ悩める母親」の味方か?
私は、ハッキリ言う。 彼らは害毒以外何者でもない。 いいのか?日本自閉症協会。
自閉症の周辺に居る、親や、教師、その他施設の人達の事を、「療育関係者」と言うのが
最近のハヤリなのかと考えて、私も、なにも考えずに療育関係者という言葉を使っていた。
ところが、現実は、とんでもない話のようだ。
1歳児又は18ヶ月健診で、発達障害を選別し、「早期療育」に送り込む。
その「早期療育」というトレーニングで「発達障害」を治す(改善させる)と言うんだな。
だから、早期判定はどう思うか等という話が出てきていたんだ。
そういえば、このブログ村を見ても、「発達障害が治る」「発達障害が良くなる療育」
という広告が沢山出ている。
「発達障害」の連中が早期療育で治るならいい。
しかし、「自閉症」は生まれつきの障害、疾病だ。そんな物で治る訳が無い。
乙武君は手足の発達障害です。早期療育で手足を伸ばしてあげましょう。って言うか?
40年も前から、自閉症は謎の病気だった。医師たちの中には生まれつきを疑った人も居ただろう。
しかし、自閉症の子どもを持つ母親達は、「母親の育て方が悪い」という十字架を
ずっと背負って子供たちを育ててきたんだ。
それが、ようやく「自閉症は生まれつきの障害」で母親の育て方に責任は無いと、
母親達の十字架をとりはずした、 はずだった。
ところが、今度は「自閉症でも早期療育で自閉症が治ります。証拠は村上由美さんです」
となった。
早期療育を勧める地域では、母親達は、「早期療育を受けさずに悪くなったらどうしよう」
「良い療育を受けさせなかった私の【育て方】が間違っていたのか」と、
せっかく、自閉症は生まれつきで、育て方のせいではないと、科学的に証明されたのに、
今、また、育て方、「療育の受けさせ方」の問題だと、「非科学的」な迷信を流行らせようと
する人達が居る。
彼らは、「自閉症」の味方か?「自閉症を持つ悩める母親」の味方か?
私は、ハッキリ言う。 彼らは害毒以外何者でもない。 いいのか?日本自閉症協会。
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COMMENT
●NO TITLE
そういう状況で療育というものを考えると、「ないもの」を「あるもの」で補う・代用して生きていくための教育であり、支援は補い・代用しても生きるのに不便な部分を助けるという役割のものではないでしょうか。ですから療育は当事者だけでなく社会全体に対して行われる必要があります。「ない」人が「ある」もので補って生きていくためには、その人には自分達が普通に持っているものが「ない」のだということを知る必要があるからです。
しかし悲しいことに、当事者は「ない」ものを「ある」かのように考えたり・振る舞ったり出来るようになるために療育を受けさせられているのが現状です。例えば右手がないのであれば、左手で補う方法や義手の使い方を教育されるべきところを、生まれつきない右手が「あるかのように」振舞うようあの手この手で教育される。
支援は、左手では補えないようなことや義手では十分に出来ないことを助けてほしいのに、左手ではなく、生まれつきない右手を使うためにだけ提供される。
療育・支援といっても、ない右手を生やすことは出来ないのだから、その他の部分で代用出来るような教育を施し、支援をし、社会に対しては、その他の部分を使うしかない不格好・不器用・不完全さを理解するような教育をしてほしいと思います。
自閉症者は定型発達の人と比べるとあるものが「ない」のですが、自閉症者としては完璧なのだと私は思っています。互いを尊重するとはそういうことなのではないかと思っています。
●Re: NO TITLE
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