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2007年2月16日 (金)

東京銀座資生堂宣伝部の人びと②中尾良宣さん

 資生堂のキャンペーンは高度成長の旗手として、美しさ、新しい生活文化の発展の旗印として大きな影響を与えたことに異を唱える人はないと思います。この動きを鮮明にしたのがシーズン・キャンペーンでした。このキャンペーンの一つに昭和  47年の「赤い花みつけた」があります。「赤い花みつけた」のキャンペーンには実は幻の名作の90秒CMがあるのです。当時資生堂の提供番組にはカルピスと共同提供のTBS系列全国27局のフルネット、木曜日午後8時「石井ふく子ドラマ枠」があり、1/2提供のため90秒CMのオンエアーが可能で、当時は90秒CMを必ず作ったものでした。

 「赤い花見つけた」でも当然90秒CMが作られたのですが結局一度もオンエアーされませんでした。この幻になった90CMを文字コンテ風に書くとこんな風にでもなるでしょうか。

  モデル、エミリー吉田
  バストショットをフィックスしたカメラで長回し
  美しく深い表情でレンズを見つめるでもなく、、、唇に触れたり。
  濃密なたった一人のオレンジ色のダークな室内空気感。
  真横で静かにゆれる、おしゃれでシンプルな電灯
  ナレーションは最後の5秒程度の商品メッセージのみ  
  バックには印象的な英語のキャンペーンソングが流れる、、、。

 それはそれは強烈な一度見たら忘れられない名作でした。しかし、暗いのではないかとの意見が通り幻になったのでした。
 このことを巨匠中尾良宣師匠は唯一言『あの頃は登志さんが死んだばかりで、皆元気がなかったから、、、。』といってました。
 まだ、制作室に配属されていなかったた小生には当時の事情は知るよしもなく、配属後のある日、資生堂で「B11」と呼ばれた映写室の片隅のフィルム編集コーナーで、16mmのフィルムリールを整理していて、偶然机に放り込まれていたものを幸運にも見ることが出来、このことを知ったのでした。
 ところで中尾さんといえば国際賞を含め数々のCM作品賞を受賞したCMの妙手。業界で知らない人はない人物。
 その中尾さんは資生堂を退社後ACCの専務理事の要職にあったのですがが、その職を辞した昨年平成19年の資生堂のラジオCMを手がけ、見事ラジオCMでACCグランプリ受賞とのこと、資生堂にとって、40年振りのラジオグランプリの快挙おめでとうございます。 

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コメント


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