ココ山岡と信販会社の許されぬ結託

 

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ココ山岡:元副会長に懲役5年6月の有罪判決 2000.3.9

 

和解成立!!

未曾有のクレジット被害だったココ山岡事件ですが、異例のスピード解決に至りました。本来なら完全勝訴を目指したかったのですが・・・

 

 1997年1月に破綻したココ山岡宝飾店は「5年後買戻し特約」を決め手に20代を中心とした若者にダイヤモンド等の宝石類を売りつけていました。つまり「5年後買戻し特約」がなければ購入意思の決定がなかった事になります。もちろん現金で購入できる価格ではなく信販会社の立替払い契約による支払いです。
 「5年後買戻し特約」とは、宝石類の購入5年後に購入額で買戻すという特約です。ココ山岡が破綻した現在その特約は履行不可能なのです。

 ココ山岡が破綻した主要因は「5年後買戻し特約」にあります。少なくともダイヤモンドの価格相場が上がっていれば資金繰りに困る事はなかったのですが、実際には価格相場は下落を続けていました。

 一方、信販会社はココ山岡と加盟店契約を結ぶにあたり調査監督を行っていました。これにより「5年後買戻し特約」の存在も知っていた筈ですし、ダイヤモンド価格相場や資金繰り、苦情の多さも知っていた筈なのです。本来なら加盟店契約を打ち切るというのが本筋ですが、そのまま続行されたのです。利益優先とも勘ぐりたくなります。

 信販会社が撤退していれば、ここまでの被害が出なかったのは容易に想像できます。

 10月には、ココ山岡と提携していた各信販会社を相手取って、全国一斉提訴が行われました。12月には、神奈川県警などが訪問販売法違反の容疑で家宅捜索、強制捜査が行われました。これから、情報が入り次第、ここで追加いてゆく予定です。

ココ山岡神戸被害者の会 編集