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2009年5月13日(水) 19:25 |
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痴漢事件で無罪訴えた被告に有罪判決
3年前に山陽本線で発生した2件の痴漢事件で、無罪を主張している被告の男性に対し岡山地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは浅口市鴨方町の会社員山本真也被告です。 山本被告は2006年9月と11月にJR山陽本線の列車内で女性に痴漢行為を働いたとして、岡山県迷惑防止条例違反の罪に問われています。 山本被告は逮捕当時から一貫して無罪を主張していましたが、13日の裁判で岡山地方裁判所の磯貝祐一裁判官は「被害者の供述は信用できる」などとして求刑懲役6ヶ月に対し、懲役6ヶ月執行猶予3年を言い渡しました。 これに対し弁護側は、先月最高裁が「痴漢事件は被害者の供述が唯一の証拠である場合が多く特に慎重な判断が求められる」などとして、大学教授を逆転無罪とした判決に反するものだとして即日控訴しました。
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