【2009年05月13日18時52分 更新】


1.雇用対策のための事業説明会
 (05/13 16:33)

県の新たな雇用対策です。県は、民間企業と連携して、雇用創出をめざす事業に取り組むことになり、13日、企業を対象にした説明会が開かれました。この事業は、県が、国の「ふるさと雇用再生特別基金」を活用して行うもので、民間企業などが提案した事業を実施することにより、新たな雇用を創出します。説明会には、県内の民間企業やNPO法人など、50の団体・個人が参加し、県の担当者が、事業の概要や、応募の条件などについて説明しました。今回の事業は、介護や福祉、それに環境など、10の分野が対象で、1団体あたり、5人以上の失業者を雇うことなどが、条件になります。また、事業期間は3年間で、今年度は、約3億円の予算を使い、10団体に、事業を委託します。(参加した建設業者は)「次の事業転換とか、そういったものを模索している状況だから、それに対して起爆剤になればと考えている。」県は、5月29日まで事業提案を募集し、書類審査などを経て、6月中旬にも、委託する団体を決めることにしています。


2.早期の雇用対策を!県議会特別委で要望
 (05/13 16:33)

今年度初となる、県議会の景気雇用対策特別委員会が開かれ、議員から、対策の早急な実施などを求める意見が相次ぎました。13日の特別委員会では、まず県側が、今年度取り組む経済対策や、雇用の現状などについて、説明しました。この中では、昨年度、県内6か所で開かれた就職説明会の参加者のうち、77人の就職が決まったことや、県の企業誘致が、今後の予定を含め、約1,240人の雇用創出につながったことなどが報告されました。一方、議員からは、「誘致企業の状況を継続して把握すべき」といった意見や、若者向けの就労支援を行う、「ヤングJOBサポート」の活用をもっとPRすべきといった意見が出されました。


3.大麻取締法違反の男2人の初公判
 (05/13 16:26)

販売目的で大麻を栽培していたなどとして、大麻取締法違反の罪に問われている男2人に対する初公判が、宮崎地裁で開かれ、2人は起訴事実を認めました。起訴されているのは、宮崎市のサーフショップ経営、岡田英吉被告と、飲食店アルバイトの横山信二被告です。起訴状によりますと、2人は、去年10月ごろから、民家などで、販売目的で大麻を栽培し、売り渡したとして、大麻取締法違反の罪に問われています。宮崎地裁で開かれた、13日の初公判で、2人は、「間違いありません」と、起訴事実を全面的に認めました。この後、検察側は、冒頭陳述の中で、2人が、サーファー仲間などに大麻を販売し、約110万円を売り上げていたほか、関西にも大麻を販売していたと指摘しました。その上で、検察側は、「大麻を社会に拡散させたことは、極めて悪質」などとして、岡田被告に懲役3年6か月、横山被告に懲役2年を求刑しました。判決公判は、来月1日に開かれます。


4.体罰教諭を停職6か月
 (05/13 16:33)

北諸県郡内の小学校の男性教諭が、児童に体罰などを繰り返していたとして、県教育委員会は、この教諭を、停職6か月の懲戒処分としました。懲戒処分となったのは、北諸県郡内の小学校に勤める、54歳の男性教諭です。県教育委員会の発表によりますと、この男性教諭は、昨年度、自分が担任する学級の複数の児童に対し、顔を平手でたたいたり、腹を蹴ったりするなどの体罰を繰り返していました。この体罰で、口の中を切った児童も、いたということです。また、多くの児童の前で、特定の児童の体の特徴について話すなど、不適切な発言も、繰り返していました。このため、県教育委員会は、この男性教諭を、13日付けで、停職6か月の懲戒処分としたほか、校長についても、監督責任で戒告処分にしました。


5.県庁玄関前のフェニックスが枯死
 (05/13 16:33)

県内最古のフェニックスが、枯死しました。県庁玄関前に立つ、フェニックスは、明治45年に、初めて県内に植栽されたもので、樹齢は99年と県内最古でした。県によりますと、このフェニックスは、数年前から立ち枯れをはじめたため、回復に向けて、土壌改良などの対策が進められていましたが、4月21日に、枯死していることが確認されたということです。5月21日に、フェニックスの除去作業が行われることになっています。


6.ノコギリガザミの稚ガニを放流
 (05/13 16:31)

高級食材のカニとして知られる、ノコギリガザミを繁殖させようと、13日、日南市の広渡川などに稚ガニが放流されました。13日は、地元漁協の組合員らが、岡山から取り寄せた体長4ミリ前後の稚ガニ、約5万匹を、広渡川の河口付近など、3か所に放流しました。日南市などが、特産品化をめざしているノコギリガザミは、他のカニに比べて、肉厚で希少なため、キロ当たり4、500円前後の高値で取引されているということです。


7.宮崎市で強盗捜査訓練
 (05/13 16:26)

パチンコ店を狙った強盗事件に備えようと、宮崎市で、捜査訓練が行われました。13日の訓練は、パチンコ店の景品交換所で、拳銃を持った2人組の男が、現金500万円を奪って、逃走したとの想定で行われ、警察が、市内で緊急配備を敷くなどして、犯人の行方を追いました。そして、警察は発生から約1時間半後、国富町内で2人を発見し、逮捕しました。警察では、こうした訓練を通して、初動捜査体制を強化し、早期の犯人逮捕につなげたいとしています。


8.二紀会女流絵画展始まる
 (05/13 16:26)

県内の、絵画愛好家の女性たちが描いた、油絵などの作品展が、13日から宮崎市で始まりました。この絵画展は、東京に本部のある、「二紀会」の宮崎支部に所属している、13人の女性グループが、日ごろの創作活動の成果を発表しようと、開いているものです。会場の宮崎市の県立美術館には、女性ならではの感性を生かし、鳥や身近な人物などを描いた作品、41点が展示されています。このうち、絵画展の代表を務める、八田喜美子さんの作品は、自然と女性の力強さを表現しています。この絵画展、宮崎市の県立美術館で、今月17日まで開かれています。


ご意見、ご感想をお聞かせください。
mrthodo@mrt.jp
[Back]