今日のToronto Starに韓国人女性が明日国外退去処分になる話が載ってました。

カナダで生まれた８歳の娘がいるのに、母親は２月から収容施設に入れられ、娘とも１週間に一度ガラス越しに面会できるだけで、ハグもさせてもらえなかったそうです。知人、支持者、地元の下院議員や市議会議員も幼い子供がいることなど情状酌量を訴えたそうですが、処分は変わらなかったみたいです。

この場合一番かわいそうなのは子供。親の勝手で健康保険もなし、親からも引き離されて、すごくかわいそうです。

もしこれを読んでいるアンダーの人いたら、本当に考え直してください。自分だけ良ければいいとか、人に迷惑をかけてなければいいとか、そんなんじゃ済みません。将来のことも考えてください。

http://www.thestar.com/News/GTA/article/622280

だとすれば母親を収容する根拠は何だろう？

確かに。母親の擁護が必要なのは何故？韓国で幸せに育っている子供達はたくさんいるのに。

あと母親がカナダへ来たのは2000年、子供が生まれたのは2001年、それから複数の仕事を掛け持ちしてって書いてあるけど。難民申請は2004年だから、難民申請するまでの数年間は何ビザで仕事してたのかな？違法就労と推測できるよね。クリーニング屋さんで就労ビザが出るわけ無いし、何より複数の仕事掛け持ちってさ。2000年ごろにそんなビザってありましたっけ？

収容したのは難民許可がおりないと決まって国外退去が決まったからそれまでそこに収容というか、いてもらって、後はまっすぐ国へ帰ってください、ってことではないかと思っていたのですがどうでしょう。

ディテンションセンターは国外退去が決まった人が、退去までの最終
プロセスをきちんと受け、確実に退去していただくようにするのが
目的だったと思いますが。法を破った犯罪人が行くのはプリズンです。

この人はディテンションに2月半ばからいて（多分その時点で退去が確定
したのだと思いますが）、それでも最終的にRemoval Orderが出されたの
はつい最近。そのくらいカナダは退去には慎重なのですよ。

この韓国人女性を擁護する、擁護しないではなくて
せっかくカナダに来たのだから、違う国には違うシステムがあり
地域社会の反応も違うのだ、ということを学んで帰ってくださいね。

2004年に難民申請した時点で、2000年からビザなしで滞在していた
こともわかっていたでしょう。申請書に書くから。
その時点で刑務所にいれられなかったのは何故なのかも
考えて見てください。

難民申請から国外退去まで詳しくしくみが知りたかったら
ネットで調べればわかりますよ。

＞務所にいれられなかったのは何故なのか
単純に言えば刑が確定していないなら刑務所には入れられないんじゃない？

韓国からでは難民とは認定されないでしょうね。そしたら本当の難民の枠を奪ってしまいます。せめてヒューマリタンなんとかの枠にすればよかったかも。

しかし、本当に難民なら、2000年にビジターで来て、なんですぐに申請しなかったのでしょう。4年もたってから難民申請って・・・いかにもずるずるカナダにいるうちにこのままカナダにいたくなった、子供も学校へ行くことだし何とか合法ステイタスに変えられないか、というのが動機ではという感じがします。

気になったのは、スターがこの韓国人親子を同情的に書いていたことです。子供は確かにかわいそうですが、母親のことも一生懸命働いていて、よき市民だったのに、という書き方が私はいやでした。例えば、どこか違う国からの違法滞在者でドラッグとか銃とか裏社会で生きている人達だったら特にニュースにもならなかったかも？現に、うちの夫は、当局だって予算と人手に限りがあるのだから、ランドリーなんかで働いてる違法滞在者よりも、もっと深刻な、治安を脅かすような犯罪にかかわっている違法滞在者の取締を強化して欲しい、と言ってました。

余談ですが、この件を読んで、私は自分の子供に対して、社会に対して堂々としている姿を見せたい、と思いました。タックスリターンを作成中ですが、自営業なのでちょっとごまかしたい誘惑にかられながら、万が一の時に子供に顔向けできないことはしたくない、と思い、きちんと申告します。

返信30さんに同感。
自分の子供にはちゃんと正々堂々とした親の後姿を見て欲しいものですよね。
子供はかけがいのない、自分の分身ですものね。

ディテンションセンターに送られたのは逮捕されたからでしょう。
強制送還が決まって実際退去する日までの入管との面接をすっぽかしたか、退去しなければいけなかった日に空港に現れなかったんじゃないでしょうか。それか、オーダーに従わずに空港に自ら現れないかもしれない、と判断されて逮捕されたのかもしれません。
知り合い（南米人）も退去命令が出ていて、面接に呼ばれていたことを知らずに（通知が届いていなかったらしいですが）すっぽかしたカタチになってしまい、別の面接で移民局に出向いたときにその場で逮捕されてしまいました。ディテンションセンターに入れられて、そのまま飛行機に乗せられて帰ってしまいました。

子供を生むために妊娠していることを移民局に隠してカナダに学生として入国した人に会ったことがあるんですが、彼女にこの韓国人親子の話をぜひ知って欲しいと思わずにはいられません。子供が生まれ次第、親兄弟とダンナもカナダに観光で入国してそのまま帰る予定はない、と言い切っていてびっくりしました。「え、それは・・・」と子供と一緒に違法滞在してどうするの、と言ったら、まずいと思ったのか「学生ビザが切れたら帰国する」と言いなおしていましたが。通報されることを恐れてか、フルネームや学校名などは話してくれませんでした。
彼女もお金持ちな国から来ていて両親、兄弟、ダンナの仕事から察するに相当裕福な家庭から来ているはずなのに、子供にカナダの市民権を与えるためにここまで計画的に入国してきたことにかなり驚きました。これで振り回される子供がかわいそうです。

子供に人権があることは理解しますが、子供を産んだもの勝ち、みたいになってしまうと違法滞在者が後を絶たなくなります。やはり政府としてはどこかで線引きしないとだめですよね。

一時期、韓国内で

「カナダで子供を産むと自分も永住権がもらえる」

というデマが流行ったらしいですが、この人もそれに騙されて来たのかも。

でも永住できるかどうかもわからないうちに子供を産むのは無責任すぎ。