今朝、男性の介護についての特集があったけれど、それを見ていると介護の中にも愉しさや希望があるのかなとも思えた。けれども、これは恵まれているケースで、忘れてはならないのは次のこと。
・退職して年金で生活できて生活に不安がなく介護に専念できる
・体力がある
・介護者の側に息抜きの場、悩みの相談の場がある
今日のケースは70歳でとても体力があり社交的な夫、それから仕事をしていても上司に理解があり残業なし、という恵まれたケースだった。でも、この方々もあと5年たったらどうか。体力も落ちてくるし、同年代の友達も亡くなったりして減ってゆく。仕事人間で趣味のない人は仕事がなくなったらどうなってしまうのか、たくさんローンも残っている。介護はだんだん大変になると考えた方が良いと思います。だからそれを周囲の人がどうやって支えていくかという重大な課題があるのです。介護についての特集が組まれるようになったのは前進だと思いますが、まだまだ他人事だと思っている人は多いと思います。他人事じゃないのに、自分のこととして考えられない弱い人が多いのです。
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