「遺体燃やせば虐待発覚しない」 聖香さん母親が提案か大阪市西淀川区の小学4年松本聖香さん(9)の遺体が奈良市内で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親の美奈容疑者(34)が同居の小林康浩容疑者(38)=同容疑で逮捕=に「ガソリンをかけて遺体を燃やせば虐待が発覚しない」と提案していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。 美奈容疑者が西淀川署捜査本部の調べに「虐待のあとが見つかったら警察に捕まってしまうので、捨てた」と供述していることも判明。 捜査本部は遺棄に積極的にかかわっていた可能性があるとみている。聖香さんが虐待の結果、衰弱死した疑いが強いとみて、死亡の経緯についても詰めの捜査を進めている。 捜査関係者によると、聖香さんは4月6日ごろに死亡。美奈容疑者は小林容疑者に遺体を隠す場所を相談され、燃やすことを提案した。 捜査本部によると、小林容疑者らは同日ごろ、奈良市内の墓地に遺体を埋めた。美奈容疑者らは翌7日夜、西淀川署に家出人捜索願を出し、発覚を遅らせようとした。 大阪地検は13日、死体遺棄罪で美奈、小林両容疑者と知人の杉本充弘容疑者(41)の3人を起訴した。 【共同通信】
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