2009-02-24 人間愛なのかもよ?
新作レア中のレアでしたね。
子供と動物ものは題材としては必ず受けるので、あざといと思われる方もいらっしゃいます。
私もそのひとりに加わると思います。
ですが今回はそういうあざとさではなくとてもメッセージ性の強さを感じました。
今回特に奇をてらわずに老若男女みんなが聴いて分かり易いメロディラインと言葉選びで仕上げてきましたね。
ありきたりなものをきちんと仕上げるのは、並大抵のセンスでは出来ません。
つまんなくなっちゃうもん。
歌詞では人生は晴れてる(笑顔の)日より圧倒的に雨降り(涙を流す日々)が多いから、「雨の日」とは限定せずに、あえて雨の時って表したり、こだわった箇所もありますね。
わんこが最期の最期で魂だけになっても守り続けるって力を振り絞って誓う下りは、はじめての友達から永遠のお友達になった瞬間ですね。
命の光が消える瞬間まで、自分のことより何よりも飼い主を安心させよう、守ろうとする大変強い愛情を感じるシーンです。
イヌから人間へのラブソングとなっていますが、これは人間と人間のラブソングでもあると思いますよ。
人対人でもこのように結びついていて欲しいという、彼なりの切なる願いだったんじゃないかな?
それをブログとかで書くとお説教じみてるから、彼自身が伝えられる唯一の手段(歌)で、伝えたんだと思いますよ。
だから聴いた人大半が、ペット飼ってない人でもなんか温かい気持ちになったんじゃないかな?
ぅわぉw