14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2009年05月13日 (水)
■ 健康人にマスク

是枝裕和監督‥日本での新型インフルエンザ騒ぎを批評(2009年5月13日 読売新聞朝刊より)ついに日本にも上陸した新型インフルエンザ‥当初は豚インフルエンザなどと呼ばれていたけれど、豚肉に関する風評被害を避けるためにも「豚‥」という呼び方をやめたのだとか。日本政府は水際作戦などと称して日本国内のあちこちにインフルエンザウィルスが持ち込まれないようにすることに躍起ですが、空港をすり抜けるのも時間の問題でしょうね。だからといって、手をこまねいていればいいとは言いませんが、日本国中でそこまでバカ騒ぎするほどの問題なのか?‥そういった、何ともしっくりこない気がずっとしていたので、今日の読売新聞朝刊に是枝裕和監督が寄せた「マスコミに対する皮肉」には共感を覚えました。

その内容‥罹患していない人が猫も杓子もマスクをしている日本人‥あるいはマスクをしなければならないと考えている日本人を指して「ホントにそのマスクは要るのか?何のためにしているのか?」と、批判しているものです。マスクをしたリポーターがインフルエンザの恐怖を煽る‥そんなマスメディアがいかに「集団性」であり、「幼児性」なウィルスに毒されているか。その毒性はマスクをもってして防げるはずがない‥と。昨日の夜‥折りしも同じようなマスクの話題をカミさんとしただけに、大変共感する内容でした。花粉症のおかげ(?)でマスク姿に違和感がなくなったけど、それって本来は病気に罹ったひとがするものでしょ‥と。

健康な人もマスクをしていないと大罪人‥マスコミがそういった煽り方をすることもひとつの原因だと思いますが、世界中のマスクを買い占める勢いで日本人がマスクを買い集めていると言います。そのうち普通のマスクでは飽き足らなくなって、毒ガスマスクみたいなものまでしちゃうのでしょうか。ホント、日本人ってバカじゃなかろうかと思います‥いや、いたずらに恐怖心を煽るマスコミがバカなんですね。親類に不幸があって通夜に行ってきたのですが、電車内で見かけた健康そうな親子のマスク姿(子供は未就学児)、巨大なマスクを掛けたまま焼香をする会葬者‥顔に自信がないとしても、マスクで隠すのは止めようぜ‥そう思うのです。

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