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【新型インフル】停留7日に短縮 「水際対策の効果維持」判断
新型インフルエンザ患者の濃厚接触者に対して行っている「停留」措置について、厚生労働省は13日、従来の10日から7日に短縮すると発表した。現在停留措置が取られている48人は15日夕に、医師の診察を受けた上で停留が解除される。政府の専門家諮問委員会が、海外の調査報告などを基に「短縮しても水際対策の効果を維持できる」と判断した。健康観察の期間も7日に短縮する。
また厚労省は同日、新型インフルエンザに感染していた大阪府立高校の男子生徒(16)について、「機内で席を移動した」とする当初の発表を「移動はなかった」と訂正した。この結果、男子生徒の濃厚接触者とされた12人のうち、5人が濃厚接触者に当たらないことが判明。5人は9日から外出自粛を強く要請されていたが、同日朝、要請が解かれた。
この生徒は機内検疫後に症状が把握されたため、周囲の席にいた濃厚接触者は停留措置の代わりに、外出の自粛などが強く要請されていた。厚労省によると、5人は京都観光に来ながらホテルに缶詰め状態になっていた米国人4人と茨城県在住の1人。近く厚労省が直接おわびするという。
厚労省によると、当初この生徒は座席「43A」から「40E」に移動したとされていたが、当初から「40E」に座っていた。11日になって大阪府教委から厚労省に「席を移動していない」と連絡があり、12日に本人に直接確認した。
厚労省は「日常生活の制約をすることになり申しわけなく思う」と話している。5人には今後、他の乗客同様の「健康観察」措置が取られる。
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