MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ナチス組織所属認める 法王庁報道官

2009.5.13 22:10
このニュースのトピックス宗教
ローマ郊外でスピーチするローマ法王ベネディクト16世=2007年8月9日(AP)ローマ郊外でスピーチするローマ法王ベネディクト16世=2007年8月9日(AP)

 中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世に同行した法王庁(バチカン)の報道官は13日、パレスチナ自治区ベツレヘムで、法王が青少年時代、ナチスの青少年組織に所属していたことを初めて認めた上で、「法王の意思に反して所属させられたもので、彼の人生において特別な意味を持たない」と述べた。

 報道官は先に、法王が決して同組織に所属したことがないと断言していたが、法王自身が自伝で所属の事実を認めており、矛盾しているとの指摘が出ていた。

 法王はドイツ出身で、今回の中東歴訪でも、ユダヤ人団体の反発を呼ぶ背景になっているとの指摘もある。法王は11日にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館で追悼演説した際も、ユダヤ教指導者らから「ナチス・ドイツが加害者だったことに言及しなかった」との批判を受けた。(共同)

このニュースの写真

ローマ郊外でスピーチするローマ法王ベネディクト16世=2007年8月9日(AP)
訪米中にワシントン市内の野球場で、ミサを営んだローマ法王ベネディクト16世(右)=2008年4月17日、ワシントンのナショナルズパーク(AP)
バチカンのサンピエトロ大聖堂で、ミサを行うローマ法王ベネディクト十六世(中央)=2008年12月25日(ロイター) 
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。