不動産のことなら住友不動産販売…お住まいのお役立ち情報が満載!
この記事を読む方におすすめの記事
今!気になるレビュー
スローセックス実践講座(20)―唇を3つのパートに分けて
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
「夫とのセックスを心から楽しめない」、「セックスで体のしんに火がつかない」―そう訴える妻たちのセックスに共通するのは、夫が、“キスをおろそかにしている”ことです。思い当たるふしはございませんか?
思春期のころ、もっと的確にいえば童貞時代の男性は、誰もが好きな女性とのキスに強烈なあこがれを抱いていたはずです。けれども、一般男性の多くは、“挿入→射精”という快楽を手にした途端、キスをおざなりにし始めるのです。
陸上や競泳といったスポーツの世界ではスタートミスは致命的です。セックスも同じ。キスは男女の粘膜と粘膜が最初に触れ合い、性エネルギーの交流が始まる瞬間です。セックスで男性がもっとも心掛けるべきは、女性の性感脳を開花させることにあります。キスの手抜きは、取り返しのつかないスタートミスになるのです。
そこで今回から2週にわたって、集中キス講座をお届けします。この講座でレクチャーするのは、私が“レインボーキス”と命名した、7種類のキステクニックです。いまいちど、キスの重要性を再確認して、理想的なセックスのスタートラインに立ってください。
1色目は、“アダムキス”。これはアダムタッチのキスバージョンで、唇と唇が触れるか触れないかの絶妙なタッチ感覚を楽しむキスです。ゆっくりと本当にスローに唇を近づけ、ギリギリ触れないコンマ何ミリの所でストップ。唇は触れていなくても、お互いの体温や息遣いが性エネルギーの交流を始める絶妙な距離を楽しんでください。
2色目は“ビギニングキス”です。ここでやっと唇と唇がちゃんと触れ合うわけですが、いきなり正面からブチューッといってはいけません。少なくとも唇を、上唇、下唇、口角(唇の両端)と3つのパーツにわけて、ムードとリラックスに軸足を置いて、ひとつひとつに思いのこもったソフトなキスをプレゼントしてあげましょう。
3色目は“サウンドキス”。文字通り、わざとチュッという音を立て聴覚を刺激していきます。ポイントは下品にならないこと。セックスも佳境に入り、お互いにフルスロットル状態なら、あえてみだらな音を立てることもアリですが、女性は美しいものを好む生き物。特にセックスの導入部に行うキスはソフトで紳士的であることが大切です。一流ミュージシャンになったつもりで、心地よい音楽を奏でてください。
=次回に続く
---------------------------
アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は30万部を突破。このほど「妻を愛する技術 スローセックスから日常の会話まで」(講談社)を出版。東京・六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”
(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」
(15)男も受け身を楽しもう
(16)夫婦仲とスキンシップ
(17)愛は気持ちいいセックスから
(18)「くすぐったい」は「気持ちいい」の登山口
(19)髪の毛への愛撫で女性を敏感に