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スローセックス実践講座(18)「くすぐったい」は「気持ちいい」の登山口
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
今年からスタートした初級編では、より実践的なスローセックスのテクニックをご指南していきたいと思います。セックスに対する意識改革の一助になれば幸いです。
さて皆さんは、前戯の最中に女性から「くすぐったい」と言われたことはありませんか? 初級クラスの受講生からも「習った通りにアダムタッチしているはずなのに、妻にくすぐったがられます。何がいけないのでしょうか?」という相談をしばしば受けます。
自分の思い通りの反応が得られないと、女性の“感度”の問題にすり替えてしまう男性は少なくありませんが、そもそも「くすぐったい」を、ダメな反応のように思ってしまうことが大きな間違いです。まさに、皮膚への刺激が脳にちゃんと伝わっている証拠で、不感症どころか、高感度だからこその反応。「くすぐったい」は、「気持ちいい」の登山口なのです。それこそ、責任をもって官能の頂きを制覇しなければ男の名折れというものです。
実践で活用していただきたいテクニックが、“パームタッチ”です。パームとは手のひらという意味で、文字通り手のひらを使った愛撫(あいぶ)法です。女性は興奮モードに至る前に必ずリラックスモードを経由します。パームタッチはリラックス効果に優れた愛撫法で、「くすぐったい」の処方箋(せん)として最適なのです。
まず、手のひら全体を女性の肌にピタッと密着させます。密着感とやや強めのタッチ圧がポイントで、手のひら全体が“吸盤”になったようなイメージを持つといいでしょう。そして、秒速10センチのスピードで、ゆったりと大きな円を描くように、女性の背中や、おなかから脇腹の広い面積の部分をなでてください。変な下心を出して、中途半端に指先を使ってはいけません。パームタッチの本道はあくまでも女性のリラックスにあります。
それでも、女性が十分にリラックスモードに入れば、パームタッチでも淡い官能を示してきます。ここが「くすぐったい」を「気持ちいい」に変換するチャンスタイム。アダムタッチに、スーッとシフトしましょう。しかし焦りは禁物。パームタッチを3回やって、アダムタッチ3回、そしてまたパームタッチという具合に、女性の反応を見ながら適宜織り交ぜていくのがベターです。
日常生活の中でも、服の上から、奥様や彼女の腰や背中に日常的にパームタッチを施してあげましょう。“男性に触られること”に女性のカラダを慣らしておくことで、いざというとき、リラックスモードから興奮モードへの移行が、かなりスムーズになってきます。
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アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”
(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」
(15)男も受け身を楽しもう
(16)夫婦仲とスキンシップ
(17)愛は気持ちいいセックスから