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スローセックス実践講座(17)愛は気持ちいいセックスから
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
みなさん、もう秘めはじめ(姫始め)はお済みですか? 明けましておめでとうございます。アダム徳永です。
「一年の計は元旦にあり」と申しますが、私が掲げた今年の目標は、スローセックスの啓蒙(けいもう)を通じて、愛する日本を、愛で満ちあふれた国に変えていくことです。今、日本には圧倒的に愛が足りません。
昨年選ばれた“今年の漢字”は「偽」でした。まさに昨年の世相を反映した漢字です。たとえば、食肉偽装に端を発した食品業界の不祥事から透けて見えるのは、食の安全うんぬん以前に、「愛」がスッポリと抜け落ちた企業体質です。
政治に目をむければ“産む機械”に代表される閣僚たちの失言ラッシュにへきえきとし、安倍KY総理の突然の辞任に茫然(ぼうぜん)とし、自民と民主の大連立というウルトラCの見事なまでの着地失敗を目撃してなお、“政局”という名のコントに付き合わされ続けました。
どんなに目をこらしても、私は彼らに「愛」を見つけることはできません。
近年、少子化が社会問題化していく過程で、日本の内閣には、少子高齢化担当大臣が置かれるようになりました。恣意(しい)的な意図を持って、女性が大臣に任命されていますが、男女共同参画大臣を兼任する彼女たちがもっとも関心を持って取り組んでいる懸案は、“夫婦別姓”問題です。
私は夫婦別姓の是非を論じる立場にはいません。けれども、夫婦のあり方や、愛の本質こそが問われてしかるべき今、それでも自由と平等のみ旗のもとに、権利の主張が最優先される現実と、愛に鈍感な政治家に、激しく絶望するのです。
愛はものすごいパワーを持っています。しかし逆に、愛がなくなってしまうと、その人間の魂は、暴力的なスピードで腐敗していきます。誰も止めることができない、自然界の摂理としての“愛の法則”です。国民に目を向けない政治家も、偽装まみれの企業家も、本質的には騒音おばさんと同じなのです。
日本人はセックスを語ることへのタブーが強すぎるあまり、セックスそのものを軽んじる傾向があります。もちろん、セックスが人の幸せのすべてとは言いません。けれども、セックスの本質的価値を知らずして、愛の本質には絶対にたどりつけないのです。愛の本質を知るためには、本当に気持ちいいセックスを経験することが一番の近道なのです。
目標達成には、まず幸せの最小単位である“夫婦”が、セックスで本当の愛を学ぶことが大きな第一歩になると信じています。
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アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”
(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」
(15)男も受け身を楽しもう
(16)夫婦仲とスキンシップ