日本の癌:強欲農家を解体せよ!怒れ・サラリーマン!
やっとこさ”日本のタブー”の1つが破られた!
昨日・日曜日(10日)朝7:30~8:55の フジTV:新報道2001 農業でもうけろ
である。
食料自給率が40%となり・耕作放棄地が1割・・・実際には2割とも
(東京都面積の1.8倍の39万haが耕作放棄地)
就農者の半分が70歳以上(フランスでは56歳以下が60%)で平均が65歳
・・・という惨憺たる日本農業の惨状であるのに
農家は
農地を売ろうとも貸そうともしない!!!
「耕作地面積1ha以下が8割」なのだから
大規模化しか道は無い。
しかし
日本の123倍のアメリカ・1000倍のオーストラリア・40倍のフランスなど大規模化への道は・いつまでたっても開けない。
フジTVの番組では
北海道十勝で花畑牧場を経営している
タレントでもある田中義剛さんが
「農地を手に入れるのに死ぬほど苦労しましたよ・・・
とにかく農家が売ってくれないんですよ・・・」
「農業委員会の全員賛成でなければ許可になりませんから・・・」
と証言していた。
義剛さんは同席した石破農水相に
「農地法 やめませんか?」
と聞いていた。
番組では
グルメ料理の著作で名高い玉村豊男さんも同様の苦労を語っていた。
番組では
元教師が農業をこころざし
あちこちの売り出されている農地を探し・沖縄本島の北の果てにまで出かけたが
土壌が豊かでありながら交通の便が悪く・出荷などで苦労することが難点となり逡巡している様子が映されていた。
とにかく
若い人を含めて 脱サラや定年退職後に新規営農者を目指す都会人が増えていることは事実なのである。
ところが
農家が農地を売ろうともしない・・・
就農者の半分が70歳以上であり・兼業農家は収入の9割までがサラリーマンの給与からなのだから農地を売ったとしても生活に困るわけでもない。
現に
米作専業農家の年間所得は 664万円 だが
兼業農家の所得は 792万円 でありサラリーマンの所得をも大きく上回っている。(02年の統計 農協の大罪:宝島社新書185p~186p)
それに
耕作放棄地が全耕作地の1割(実際には2割はある?)にも達しているではないか!?
その耕作放棄地でさえ 売ろうとはしないのである!
この答えは農政の専門家である大学教授がコメントしていた。
「農地で売るより公共工事だからですよ!
新幹線や高速道路に指定されると農地価格よりずっと高く売れるからです。
ちょうど当たる確率の高い”宝くじ”を持っているようなものですから
手放すわけがありません。
”転用期待”から売らないのです」
これは現地の農民に聞いてみても
「公共工事なら農地の3倍には売れる」
との証言が引き出されていた。
とにかく
腹立たしい限りである!
若い人を始めとして農業を始めたい人が日本全国にはいっぱい居るのに
そのための農地が余っているのに
強欲な農家が農地を売ろうともしないのである!
これは例えば
宅地では8億円の相続税を払わなければならないとしたら
農地なら たったの 252万円 で済んでしまう!
農地での固定資産税が 9240円だとしたら
同じ面積での宅地の固定資産税では 340万円 にもなる。
東京都の農地は1平米約840円するが
宅地なら20万円~30万円もする。
(その差 238倍)
3年ほど前
拙者が埼玉県新座市(東京都練馬区に100mほどの距離)の一戸建て22坪ほどを売却したときにも・ほぼ同程度であった。
ということから来ている。
農地・農家優遇税制 こそが問題なのである。
(サラリーマンの皆さん怒ってください!)
たしかに
税金の垂れ流しや無駄遣いであれ・何であれ・・・
それで日本農業がうまく行っていれば問題はない。
(あるけどさ・・・)
しかし
自給率が4割となり・70歳以上が5割となり・後継者も居ないとなれば日本農業は崩壊寸前である!
昔から農地の
パチンコ屋や工場用地・宅地への転用は数知れず・・・
この50年間で
現在の全水田面積に匹敵する250万haが消失したが
その半分は宅地や工場用地への転用である。
(農協の大罪:山下一仁・宝島社新書60pより)
都会のサラリーマンから吸い上げられた税金がこうして
農家の懐へと大量に流れ込んで行ったのである。
今回
農政のタブーが破られ・問題点がTVで放送されたことは大きい!
しかし同席した石破茂農水相を追及できなかったのは
いま一つと言わざるを得ない。
やはり
「農村農民票とのバーター取引でしょう?」
と聞いて欲しかった。
アメリカの農家戸数が200万戸なのに日本の農家戸数が300万戸(人口が1/3なのに・・・)にも達するのは
農協の政治力が低下するからこそ大規模化にも農政改革にも反対するのである。分かりやすく言えば利権維持のためなのだ。
まぁ、歴代の自民党政権が”票と俵”の利権政治を続けてきたわけである。
しかし
野党も「零細農家の保護」を要求し・悪政を容認してきたのだから全く同罪である。
小泉政権の郵政民営化も農政改革につなげるべきだったのだが
農協職員31万人・農家300万戸・建設業600万人・郵政:大樹20万人・・・
などの抵抗勢力の猛反撃に遭い・・・
改革は風前の灯火である!
あろうことか・・・
自民党小泉政治がぶっ壊した利権勢力を
民主党小沢が奪い取り・再編成して07年の参院選で大勝利してしまったのだから・・・
情けないことに
政界の腐敗体質は改まる気配どころか逆行の危うきにあると言えよう!
とにかく
農業をやりたい者が多いのに
それで農地が幾らでも余っているのに
公共工事を期待する強欲農家がこれを阻んでいるとは
許せない!絶対に!可笑しいぞ!日本の政治は!
農協・強欲兼業農家・族議員
彼らこそは「日本の癌」である。
即刻・解体すべし!
まずは・その実現のために
都会のサラリーマンが怒りの声を上げるべきである!
改革断行!!!お~っ!
では
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コメント
「『木を見て森を見ない』コメントありがとうございました。
『100万円の農地が新幹線・高速道路で1億円』
これは大筋で現実のことです。
『農協の大罪』山下一仁:宝島社新書の56p~61pの
”宅地やパチンコ店に化けていった農地”
をお読み下さい。
趣旨は私の記事と同じですから。」
と公共事業で農地が高額で買収されるという根拠に「農協の大罪」を挙げておきながら、
「『農協の大罪』は
農協が日本の農業と農政を破壊してきた
と言っているのです。」
と誤魔化すわけですか。貴殿は知能以前に人間として問題があるとしか思えませんね。それに「農協の大罪」についての話をしているのに日経の神門教授の話をする意味がわかりません。必死で誤魔化そうとしているとしか思えませんが、そのように解釈してよろしいですか。
ソースを提示していないのでわかりませんが
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2009022500892cs
「吉田鈴香の『世界の中のニッポン』 ずさんな農地行政が農業の自壊を招く 壊れていく農村(1)」
だとすればこの部分において「公共事業」とは出てきませんね。
とにかく「農協の大罪」を「『100万円の農地が新幹線・高速道路で1億円』これは大筋で現実のことです。」の論拠として示したことに対する貴殿の説明とその行為に対する貴殿の考えをお示しください。
さて農地ばかりではなく土地についても無知な貴殿に土地のことを教えておきましょうか。
市街化区域は「すでに市街化している地域」、「政策上市街化させることが適切である地域」のことで農地もあれば宅地もあります。市街化調整区域はその反対で「政策上市街化を抑制する地域」です。当然ながら農地もあれば宅地もあります。その市街化区域に存在する農地を市街化区域農地といい、宅地並みの価格で取引されます。それはなぜかと言えば市街化区域では農地が簡単に宅地に転用できるからです。だから1平方メートル800円程度で売買されることなどありません。
反対に市街化調整区域では原則として農地を宅地に転用することはできません。仮にできたとしても転用目的以外に使用することはできません。例えばAさんの息子が結婚したためAさんの自宅の近くの市街化調整区域農地を転用して息子の自宅を新築した場合、その息子の自宅の敷地となった土地は息子が自宅として使用することしか認められておらず、自宅を使用しなくなったからといっても他人に貸すこともできず、自宅を壊して資材置き場として使用することもできません。だから市街化調整区域では土地が安いのです。
公共事業でもこれらの法的規制は買収価格を左右します。それは「公共用地の取得に伴う損失補償基準」に書いてあることで、公共事業で用地を買収するためにはこれに従わなければなりません。したがって1平方メートル800円程度の農地を20万円で買うことはありません。
ただ、懸念があります。これだけ具体的な論拠を示しても貴殿は論点をそらして逃げ回るかも知れません。ここのコメント欄での貴殿のコメントは誤魔化しているばかりであるからです。是非ともまともな反論なり説明なりを望みたいものです。
投稿: 凪 | 2009年5月13日 (水) 21:21
凪さん
安めじゃないです。平均的です。2社に当たりましたから・・・同じでした。
東京都練馬区大泉に1番近い新座市です。
何度も言いますが
東京近郊は市街化地域が多く
地方は農地が多い。
あなたはゴッチャにしていますね。
日経記事で神門教授はちゃんと「公共工事」と言っていますよ。
「農協の大罪」は
農協が日本の農業と農政を破壊してきた
と言っているのです。
それが読めなければ無意味です。
投稿: 柳生昴 | 2009年5月13日 (水) 11:49
(誤)視界か区域農地→(正)市街化区域農地
投稿: 凪 | 2009年5月12日 (火) 23:42
「三橋氏より大学教授や日経記者の方が信じられます。」
貴殿がここまでコメントの意味が読み取れない方だとは想いませんでしたよ。
「何処の誰やら分からぬ」柳生昴より何処の誰か分かる三橋貴明の方が信じられるという結論に至る貴殿のブーメラン理論を皮肉ったのですが、それすら読み取ることができないとはあきれました。道理で的外れなコメントばかりするわけです。
さて、以下のコメントですが、
「現に
私は3年前に1平米20万円ほどで宅地を売っているのですから・この数字は信じられます。」
新座市のどこかわかりませんが、平均的な程度の宅地なら相場からして若干安めに売ったようですね。おそらく不動産屋に売ったんでしょうね。はっきりしているのは新座市のどこであったとしても、この売買代金からすると埼玉県新座市の市街化区域の宅地であることがわかります。つまり貴殿が売った宅地の近くに農地があれば視界か区域農地として1平方メートル20万円に近い価格で売買することができるということです。農地については土盛りが必要ですからその土盛り代を控除することは必要となりますが、これが農地が宅地並み評価されるということです。簡単に宅地に転用できる農地が800円程度で購入することができるわけないことは常識でわかることですし、相続税の評価倍率表でも固定資産税の評価額でも宅地並み評価すると決まっていますよ。つまり宅地が20万円で売れたということは何の論拠にもならないのです。
また、貴殿に薦められた「農協の大罪」を購入しましたが、隅から隅まで読みましたが「道路」も「新幹線」も「公共事業」の言葉も見当たりません。この書籍のどこが公共事業で農家が儲かるという論拠になるか教えてください。何の根拠もなくこの書籍を論拠として提示するわけがありませんからね。700円出して買ったのですから、必ず教えてくださいね。
投稿: 凪 | 2009年5月12日 (火) 23:30
凪さん
三橋氏より大学教授や日経記者の方が信じられます。
あたかも
市街化調整区域のみで公共工事が行われているように言われますが・ありえないことです。
現に
私は3年前に1平米20万円ほどで宅地を売っているのですから・この数字は信じられます。
尊野ジョーイさん
藤田志穂さんのこと産経新聞に載っていましたね?
もう農業を始めているんでしょうかね?
結局
自民党代議士は何らかの利権で当選してきているのです。
これを変えるには
都会のサラリーマンが目覚めなければダメでしょうね・・・
R2D2さん
真面目に農業に取り組んでいる方を侮辱したことになるなら謝ります。
ただ強欲な者が目立っているだけかも知れません。
利権団体が日本には多すぎるので・これらを整理しなければ農家もサラリーマンも救われません。
最終的には
これらをうまく調整できる政治家が・良い方向へ導いてくれるのを待つしかないのかも知れませんが
日本全体が豊かに発展できる農業への提言がありましたら・またコメントください。
東京都でも練馬区や埼玉県の東京近郊では
お百姓さんが畑を6坪とか10坪に細分化してサラリーマンに貸しているところがありますが・全部埋まっています。
都会にも農作業が好きな者は沢山います。
私も子どものころには
庭でナスやキュウリ・スイカなどを作りました。
投稿: 柳生昴 | 2009年5月12日 (火) 22:19
「私は何処の誰やら分からぬあなたより大学教授の方を信じます。」
つまり貴殿の論理を用いると「何処の誰やら分からぬ」貴殿より三橋貴明氏を信じるべきだということになりますね。発言に説得力があるかないかだけではありませんか。
「地方にも
市街化調整区域があるのは当たり前じゃないですか。
『安い農地として売るのはバカバカしいから
高く売れる新幹線・高速道路用地としてなら売る』
と言うことが”宝くじを持っていること”じゃないですか。」
公共事業においては、市街化調整区域の農地は市街化調整区域農地の評価で買収します。当然ですね。
「公共用地の取得に伴う損失補償基準」
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/kakugi/txt/txt01398.htm
に書いてありますね。「価格形成上の諸要素」には市街化調整区域のために簡単に宅地に転用できないという法的規制が当然反映されます。また、「先祖代々の土地」という「主観的な感情価値」は除外されますし、買い急ぎという価格上昇要件である「取引が行われた事情」などにおいては「適正な補正を加える」、つまりそのような要件は考慮しないということになりますから、貴殿の言っていることは出鱈目ですね。
「では何故・農家は農地を売りたがらないんです?
耕作放棄地でさえも・・・」
農地であろうと宅地であろうと売りたがる人はそうそういませんよ。土地が不動産市場に出るのは倒産又は廃業、相続、破産などが主ですからね。更に市街化区域農地を取得するためには農家資格が必要で、農家資格を得るためにはそれなりの広さの農地を耕作していなければなりませんから新たに農業に参入するのは容易ではありません。それだけの広さの農地を簡単に売る農家など滅多にいないだけのことです。
「農地取得の条件について」(浜松市)
http://nw01.city.hamamatsu.shizuoka.jp/businessindex/shinko/agri/farmland/kaitai-2.htm
さてトロピカル氏にも反論しておきましょうか。
「容易には売れない土地を換金するために、公共事業がでっち上げられ、箱ものがじゃんじゃん作られるというパターンが問題でしょう。」
容易には売れない土地は換金しても「容易には売れない」程度でしか換金できません。公共事業でも同じです。
柳生昴氏にしろトロピカル氏にしろ公共事業の優先順位こそが重要であると言えば他人を説得できるのに、
「容易には売れない土地を換金するために、公共事業がでっち上げられ、箱ものがじゃんじゃん作られるというパターン」
「東京都の農地は1平米約840円するが
宅地なら20万円~30万円もする。」
このような根拠のない寝言を言って農家を悪魔化するから何の説得力もないのですよ。この手法は日本人を何でも批判する韓国、改憲論者を根拠なく「右翼」といいやることなすこと批判する朝日新聞と何も変わりませんね。このような寝言を根拠に公共事業を批判せず、まともな論拠で批判したらいかがですか。
投稿: 凪 | 2009年5月12日 (火) 18:47
農地を売っても生活には困りません。というか米なんてこのご時勢作っても赤字垂れ流すだけですから手放せるなら喜んで手放します。食料自給率はさらに下がりますね。でも続けたら借金で首つることになるので勘弁してください。
手厚い保護がある?その保護があるから赤字が最低限なんですよ。農協に収益吸い上げられて組んで兼業しないと生きてけません。
買い手も借り手もいません。農業を始めたい若者?退職者?そんなの本当にいるんですか?いたら来てください。喜んでお貸しします。集落営農ってことで企業化してるので社員として雇うこともできますよ。いたらですが。まぁ事業予定地になるかも知れないので売るかどうかはちょっと考えて見ます。どうせそんな予定ないでしょうし最後にゃ売りますよ。
転売で儲けた人はいいですね。うちの土地はそんなのかすりもしないので羨ましいですね。
農家の本音だけ書かせて貰いました。甘ったれるなだのどうのの批判は好きにしてください。でも癌呼ばわりはやめてください。
サラリーマンの人々が普段食べるものを作ってるのは農家です。
輸入品しか食わないって人は知りませんが。
何かを廃して誰かが幸せになれるような単純なシステムでは世の中できてないと思います。
投稿: R2D2 | 2009年5月12日 (火) 16:32
最近、ギャル社長を引退して、現在は農業に興味を示して、活発に活動している藤田志穂さんに、このエントリーをメールで送っておきました。
若者からも、怒りの声を上げてもらいましょう↑↑
> 「農村農民票とのバーター取引でしょう?」
>
> と聞いて欲しかった。
だから石破は選挙に強いのか。
さすがの彼も、この質問には言葉を詰まらせるかもしれませんねw
投稿: 尊野ジョーイ | 2009年5月12日 (火) 15:08
トロピカル・さん
まことに仰る通りです。
公共事業でも本当に必要なら良いのですが
利権のためなら国政を腐敗させるだけです。
自分の利益・所属団体の利益・地域の利益などではなく
国家全体の未来のための政治こそが行われなければならないのです。
投稿: 柳生昴 | 2009年5月12日 (火) 14:30
話の本質から少しずれていますよ。
容易には売れない土地を換金するために、公共事業がでっち上げられ、箱ものがじゃんじゃん作られるというパターンが問題でしょう。
農業をする気もなく、まとまったカネを手にしたい連中が議員らに働きかけて、「必要な(誰もそう思っていない)」公共事業が行われてしまうということね。
日本の、特に田舎の公共事業にはびこる問題は、地域住民の福利厚生の為に安くて良質の公共サービスを提供する為にあるのではなく、特定の(有力支持者等)にカネを掴ませるために立案されたものであって、それが農地を破壊し、アフターコストを垂れ流す施設を作り、住民のコミュニティーに害をなし、自治体を困窮させているのが実情です。
公共事業の在り方が地方を破壊してきたのです。
投稿: トロピカル | 2009年5月12日 (火) 09:46
凪さん
私は何処の誰やら分からぬあなたより大学教授の方を信じます。
日経記事にも・「農協の大罪」にも
同様のことが書かれていますよ。
とにかく
TVでの発言と・そこでの数字は正確にメモしましたから
あなたの誹謗中傷は受付られません!
では何故・農家は農地を売りたがらないんです?
耕作放棄地でさえも・・・
地方にも
市街化調整区域があるのは当たり前じゃないですか。
「安い農地として売るのはバカバカしいから
高く売れる新幹線・高速道路用地としてなら売る」
と言うことが”宝くじを持っていること”じゃないですか。
投稿: 柳生昴 | 2009年5月11日 (月) 23:36
「農地で売るより公共工事だからですよ!新幹線や高速道路に指定されると農地価格よりずっと高く売れるからです。ちょうど当たる確率の高い”宝くじ”を持っているようなものですから手放すわけがありません。”転用期待”から売らないのです。」
これは大学教授が馬鹿か、貴殿が大学教授のコメントを捏造しているかのいずれかですね。市街化区域の農地は農業委員会に届出すれば転用可能です。新幹線や高速道路に指定されるまでも無く宅地並みで売ることができるのが事実ですよ。それが固定資産税の土地評価に現れています。
新潟市 農地に対する課税
http://www.city.niigata.jp/info/zeimu/zei/kotei06.htm
「宅地並み評価」という記載がわかりますか。また東京都は首都圏整備法に定める首都圏に該当しますから、東京都の市街化区域内の農地は特定市街化区域農地となり宅地並み評価の宅地並み課税となります。このように述べているうちに
「農地での固定資産税が 9240円だとしたら
同じ面積での宅地の固定資産税では 340万円 にもなる。」
という貴殿の発言が大嘘であると判明してしまいましたね。
「東京都の農地は1平米約840円するが宅地なら20万円~30万円もする。」
さて、不動産の価格とはどのようにして決まりますか。売り手と買い手の合意によって決まります。貴殿が農地を所有していたとして、農業委員会に届出しただけで1平方メートル20万円以上となる農地を840円で売りますか?常識で考えたらわかることですね。
さて貴殿が売った土地である埼玉県新座市で相続税による農地の評価を見てみましょう。
http://www.rosenka.nta.go.jp/main_h20/kanto/saitama/ratios/html/c45201rf.htm
「あたご3丁目」「市街化区域」の「田」「畑」の欄に「比準」という記載がありますね。これは
「評価倍率表(一般の土地等用)の説明」
http://www.rosenka.nta.go.jp/docs/ref_rtof.htm
の「5 『田』、『畑』欄」に
「『比準』、『市比準』及び『周比準』と表示してある地域は、付近の宅地の価額に比準(『宅地比準方式』という。)して評価する地域です。以下、山林及び原野についても同様です。」
と記載しているとおり宅地並み評価をするということです。
農業投資価格については今後拙ブログで貴殿への批判とともに詳しく説明する予定ですが、これは東京都で農業を営んだ場合に畑で1平方メートルあたり840円、田で950円の収穫しか上げられないということですから、税制上それを優遇するのは当然です。
投稿: 凪 | 2009年5月11日 (月) 23:22
トトロさん
電波利権や新聞の”押し紙”など
まだまだ日本社会には利権と不正が蔓延っています。
ななしの経営者さん
そこんところが肝心ですね!
30年代にヒトラーがアウトバーンを造って失業者を無くしたのも・そもそもアウトバーンが無かったからです。それで便利になって発展したからです。
ですからこれからも
何らかの便利になって儲かる公共工事でなければならないのです。単なる税金の無駄遣いではドブに捨てるようなものですから。
投稿: 柳生昴 | 2009年5月11日 (月) 23:08
構造改革とは田中角栄がつくった均衡ある国土発展をやめさせること以外にないですね。この均衡ある国土発展を維持するための利権構造がこの日本の活力を奪っている。
このことを三橋氏や国債発行万歳勢力はどう考えるか?聞いてみたいですね。100兆円ぐらい国債を発行しようよ。しかし本当に必要なところと未来の日本のためになるところにと条件をつける。それでも彼らが無駄な公共工事をしろというなら完全に利権集団ですね。
投稿: ななしの経営者 | 2009年5月11日 (月) 22:51
テレビ観ましたが仰る通りですね。
投稿: トトロ | 2009年5月11日 (月) 20:00