自動車部品の輸出額、6カ月連続で前年同月比減少
【ソウル13日聯合ニュース】自動車部品の月別輸出額がこの半年、前年同月比で減少している。海外完成車メーカーが自動車需要の減少で部品調達を減らしていることから、国内部品メーカーの輸出額も縮小している。
韓国自動車工業協会が13日に明らかにしたところによると、先月の自動車部品業界の輸出額は8億9000万ドル(約855億5000万円)で、昨年4月の13億9000万ドルから36.2%減少した。自動車部品の月別輸出額は昨年11月から前年同月比減が続く。今年は4月までの累計輸出額は29億ドルにとどまり、前年同期に比べ42.2%の大幅減となっている。
ただ、最近輸出額が拡大しているという点は多少希望を持てる。国内部品メーカーの月別輸出額は今年1月に6億ドルで底打ちし、2月が7億5000万ドル、3月が8億2000万ドル、先月は8億9000万ドルと次第に回復しつつある。業界のある関係者は「需要が回復している海外地域へと輸出先を多角化し、研究・開発と投資を続け製品の競争力を高めれば、部品輸出も次第に改善されるだろう」と話している。