ロンドリーナ市(パラナ州)のサニタリー監督庁(Anvisa)は、処方箋の文字が解読不能だったとして、医師三人に罰金処分を下したと九日付フォーリャ紙が報じた。
薬剤師や患者が通報して明らかになったもの。規定には、「処方箋は読解可能な文字で書くこと」と記されており、これに違反したとして、二千レアルずつの罰金が科された。
これらの医師については薬剤師の間でも、「薬の適量が読めないため、(患者が)過剰摂取する危険性もあり、不安だった」とする声が上がっていた。
医師らの名前は公表されていないが、処分を受けた一人は、「公立病院の患者は文盲のため、字が読めない」と差別的な発言をし、物議を醸している。
2009年5月12日付け
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