ソニー、北米薄型TV3位に後退 09年1-3月期出荷調査【ニューヨーク11日共同】米調査会社ディスプレイサーチが11日発表した2009年1-3月期の北米市場の薄型テレビ出荷調査によると、ソニーは08年10-12月期に14・2%だった市場占有率(シェア)が13・2%になり、メーカー別順位は2位から3位に後退した。 景気後退が深刻化する中で、台湾中心に生産し低コストを売り物にディスカウント店向けを主力とする米ビジオが12・3%から17・9%に伸ばし2位に浮上。液晶テレビ分野で18・9%を占めトップとなったことが貢献した。 韓国サムスン電子はトップを維持したが20・4%から18・2%に落とした。 ソニー、サムスンとも過度な安売りによる消耗戦を避けるために出荷を抑制、ビジオの攻勢を許したとみられる。全体の出荷台数でビジオが13%も上積みする一方、サムスンは30%、ソニーは27%も減らした。 4位は韓国のLG電子、5位は日本の船井電機だった。 【共同通信】
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