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	強盗婦女暴行の疑いで男逮捕　７件でDNAが一致
	療養費詐取　野球部元監督が犯行を主導
	化粧品会社　店舗閉鎖で解雇は不当と訴え
	新型インフル対策　近畿の自治体担当者が会議
	ＧＷ中の関空出入国者数　４．７％減
	プロゴルファーが元交際女性にストーカー行為
	平城宮跡に無断で「穴」
	児相の指導員を書類送検　保護の中２に暴行
	「宝石を奪い、即日換金」　６８歳女性殺害の容疑者
	双子の乳児虐待の父親に「懲役１２年」

最終更新日時：2009年5月12日 19:32

強盗婦女暴行の疑いで男逮捕　７件でDNAが一致

鎌田公一容疑者（４３）を逮捕

１人暮らしの女性を狙った卑劣な犯行、逮捕の決め手はＤＮＡでした。大阪市内のマンションに住む女性の部屋に押し入り、乱暴した上、現金を奪ったとして、４３歳の男が逮捕されました。７件の事件で現場に残ったＤＮＡの型が一致していて、警察が余罪を追及しています。強盗婦女暴行などの容疑で逮捕されたのは大阪市平野区の無職、鎌田公一容疑者（４３）。調べによりますと、鎌田容疑者は先月１０日未明、大阪市中央区のマンションの２０歳代の女性の部屋に押し入り、カッターナイフを見せて「大声を出すと殺すぞ」と脅しました。そして粘着テープで女性の手を縛って暴行したうえ、現金およそ５万５千円を奪った疑いが持たれています。鎌田容疑者は「かわいい女の子を見つけて後をつけた」と容疑を認めています。近所の人は鎌田容疑者について「優しい人、難しい人じゃない。よく笑うし夫婦仲いいし。家ではケラケラ笑っているのが聞こえる」と信じられない様子です。同様の手口の事件は２００５年１１月から大阪市内で相次いでいて、このうち逮捕容疑を含む７件では遺留物のＤＮＡが鎌田容疑者の型と一致しています。犯行現場となったマンションはいずれもオートロック式で女性のすぐ後について侵入したとみられ、警察ではこれらの事件についても追及する方針です。

( 2009/05/12 19:32 更新)

療養費詐取　野球部元監督が犯行を主導

新田泰士容疑者（４３）

奈良産業大学野球部の元監督ら４人が整骨院の療養費を騙し取ったとされる事件で、整骨院を経営者していた元監督が犯行を主導していた疑いが強いことが分かりました。奈良産大野球部の元監督・新田泰士容疑者（５０）や前監督の藤原忠理容疑者（４３）ら４人は、新田容疑者が経営する整骨院で部員を治療したように装い、療養費ね約１６万円を騙し取ったとされます。これまでの警察の調べに対して、藤原容疑者が自分が部員時代に監督だった新田容疑者について、「恩義を感じて従うしかなかった」と話していることがわかりました。また、新田容疑者が支給請求書を部員に書かせるように、藤原容疑者に指示を出していたということで、警察では新田容疑者が犯行を主導していたとみて調べています。

( 2009/05/12 19:16 更新)

化粧品会社　店舗閉鎖で解雇は不当と訴え

提訴する化粧品会社の元社員

化粧品会社の元社員が１２日、百貨店の売り場の閉鎖に伴って解雇されたのは不当だとして裁判を起しました。訴えを起こしたのは、化粧品会社アスカコーポレーションの元社員１２人です。訴えによりますとアスカコーポレーションは、最大で全国４９の百貨店に売り場を出し、１３０人以上の美容部員が働いていました。しかし「採算が合わない」として、今年２月までに全ての売り場を閉鎖し、美容部員ほぼ全員を解雇するなどしました。原告は「百貨店での売り上げは好調で、人員整理の必要はなく、社員への説明も足りなかった」として、解雇の無効と給与の支払いを求めています。原告の１人は会見で「使い捨てのように切られたのが、すごく腹立たしい」と話しました。一方、アスカコーポレーションは「会社としては話し合いも行い、適切に対応してきており、今回の提訴については大変遺憾です」とコメントしています。

( 2009/05/12 19:14 更新)

新型インフル対策　近畿の自治体担当者が会議

大阪府庁に近畿各地の担当者が集合

新型インフルエンザの感染が確認された４人は症状が安定にしているということですが、世界的に感染が拡大する中、対策の最前線に立つ自治体の担当者からは戸惑いの声も上がっています。近畿の各自治体で新型インフルエンザ対策をしている担当者が１２日午後、大阪府庁に集まり情報交換しました。担当者からは感染が疑われる人が現れた場合の対応や、感染者が発生した場合に学校を休みにしたり外出自粛を呼びかける基準をどうしたらいいかなど戸惑いの声も上がりました。一方、感染が確認された大阪府立高校の生徒ら４人は症状が安定しているということです。１２日は、４人目に感染が確認された男子生徒の保護者が病院で約３０分間ガラス越しに面会しました。保護者に付き添った和田良彦府教委参事によると「男子生徒がホームステイ先からお土産の写真などをもらったらしくて、（保護者は）１枚１枚見せながら説明してもらった」ということです。また、成田で停留している生徒と教師について、府教委では対策チームを作って措置が解けた後の帰宅方法などについて検討することにしています。

( 2009/05/12 19:14 更新)

ＧＷ中の関空出入国者数　４．７％減

北米への出国者数は、「新型インフル」の流行で６２％減

ゴールデンウィーク中の関西空港の出入国者数は、世界的な不況などの影響で去年に比べて４・７％減少したことがわかりました。大阪入国管理局によりますと、ゴールデンウィーク中に関西空港を利用した出入国者数は、１２日間で３１万２６００人で、１日平均２万６１００人でした。これは去年のゴールデンウィークに比べて、４・７％減少しています。渡航先別に見ますと、中国や韓国に行った人が増えたのに対して、北アメリカへの出国者は６０パーセント以上減少していて、世界的な不況に加えて、新型インフルエンザの流行が影響したものとみられます。出入国者数の減少は原油高で８・７％減った去年に続くもので、景気後退の影響が色濃く出た形です。

( 2009/05/12 14:17 更新)

プロゴルファーが元交際女性にストーカー行為

兵庫県警はストーカー規制法違反の容疑で逮捕

以前、交際していた女性に１ヶ月で１５０回以上もメールや電話をするなど、ストーカー行為を繰り返していたとしてプロゴルファーの男が逮捕されました。ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県川西市のプロゴルファー・松本成太容疑者（２９）です。調べによりますと、松本容疑者はことし３月から４月にかけて、以前交際していた飲食店経営の女性（３０）の携帯電話に、電話やメールを繰り返していた疑いがもたれています。電話は５９回、メールは９３回に及び、面会を要求したり、「無視しないでください」といった内容でした。ストーカー行為は、被害を受けた女性が松本容疑者が別の女性と結婚していたことを知って、別れ話を切り出してから始まっていて、警察で動機を調べています。

( 2009/05/12 12:41 更新)

平城宮跡に無断で「穴」　

文化財保護法違反の疑いで捜査

奈良市にある国の特別史跡・平城宮跡で、何者かに無断で掘られた穴が見つかり、警察は文化財保護法違反の疑いで調べています。１２日正午過ぎ、奈良市佐紀町の平城宮跡で、穴が掘られているのを奈良文化財研究所の職員が見つけました。穴は縦１．５メートル、横１メートル、深さ１．４メートルで、奈良時代の地層に達していて、周りには堀った際に出たとみられる土が盛られていました。現場は奈良時代に政治などが行われた朝堂院の西側にあり、これまでに調査されていない場所でした。文化庁・平城宮跡等管理事務所の職員は、「掘って何か出てこないかという期待感で（掘った）と思います。瓦や昔の遺跡が全部埋まってますから」と話していました。付近に重機が通ったような形跡はなく、警察は何者かがスコップなどを使い、無断で穴を掘ったとみて文化財保護法違反の疑いで調べています。

( 2009/05/12 12:38 更新)

児相の指導員を書類送検　保護の中２に暴行

中学生は全治１０日のけが〈大阪市中央児童相談所〉

大阪市の児童相談所の指導員が、一時保護していた男子中学生の顔や腹を蹴りけがをさせたとして、１２日、書類送検されました。傷害の疑いで書類送検されたのは、大阪市中央児童相談所で非常勤の指導員をしていた２４歳の男です。警察の調べによりますと、元指導員は先月１８日、児童相談所が一時保護していた男子中学生（１３）の言葉に腹を立て、中学生の顔と腹を足で蹴った疑いがもたれています。中学生は全治１０日のけがをし、母親とともに被害届を出したため、警察が任意で事情を聴いたところ、容疑を認めました。大阪市は会見で、「市民の皆さんにご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と話しています。元指導員は大阪市の調べに対して、「指導しようとして蹴る仕草をしたら、腹に当たった申し訳ない」と話していて、先月末で依願退職しています。大阪市では、「職員への指導を徹底して再発防止に努めたい」と話しています。

( 2009/05/12 12:33 更新)

「宝石を奪い、即日換金」　６８歳女性殺害の容疑者

強盗殺人の容疑も視野に捜査

今月９日、和歌山市の住宅で６８歳の女性が殺害されているのが見つかった事件で、逮捕された近所の男が「宝石を奪い、その日に換金した」と話していることが分かりました。無職の赤松宗弘容疑者（５４）は、近くに住む恩知靖子さん（６８）を今月７日、殺害したとして殺人の疑いで１１日に逮捕されました。この事件は今月９日、和歌山市六十谷の住宅でこの家に住む恩知さんが首をひものようなもので絞められ、殺害されているのが見つかったものです。赤松容疑者は、「金品を盗もうと侵入したら、帰ってきたので殺害した」と容疑を認めています。また、その後の調べで、「いくつかの宝石を奪い、その日のうちに和歌山県内で換金した」と供述していることが新たにわかりました。赤松容疑者は配管工をしていたものの、最近は仕事がなくて金に困っていたということで、警察では強盗殺人容疑の適用も視野に調べています。

( 2009/05/12 12:27 更新)

双子の乳児虐待の父親に「懲役１２年」

裁判長は「親としての資格はまったくない」と断罪〈松本一也被告〉

奈良市で、双子の乳児を虐待して１人を死なせたなどとされる３０歳の父親に対し、奈良地方裁判所は懲役１２年の判決を言い渡しました。判決を受けたのは、奈良市月ヶ瀬尾山の無職・松本一也被告（３０）です。松本被告は妻の琴美被告（２２）と、おととし１２月から３ヵ月に渡って、生後間もなかった次男の体を踏みつけるなどして死亡させたほか、双子の長男も虐待し、脳出血の重傷を負わせたとして傷害致死などの罪に問われています。１２日の判決で、奈良地方裁判所の石川恭司裁判長は、「被告人は妻の実家との関係の悪化でいらだちが強くなり、そのはけ口を子どもに向けたもので、身勝手極まりない犯行動機」と指摘。その上で、「犯行は執拗・卑劣、かつ非常に悪質で、親としての資格は全くない」などとして、松本被告に懲役１２年を言い渡しました。

( 2009/05/12 12:24 更新)

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