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ニトニトのゲーム、ブックレビュー日記

2009-05-13 2ch某スレで僕が叩かれてました、、、orz

| 15:48

2ch某スレで僕がたたかれてました、、、orz

 不正で1位なのに堂々としすぎなのが良くなかったようです。そんなんで今日のエントリーはちょっとブルーです。

<マグナさんカッコイイ>

加藤周一さん>

<不正票について>

 と、3つだけ2chの感想を書きます。

<マグナさんカッコイイ>

 僕が2chの某スレに興味を持ったのはマグナさん、きららさん、グランさん、礼門さんが好きだからです。今回は特にマグナさんについて書きます。マグナさんはナカナカいいことを凄いタイミングで言うんですよ。かなり芸術的にレスをするときがあり、まるでヒエロニムス・ボッシュの絵を見たようなとんでもなさがあります。

 マグナさんの特徴は、文系的知識を元に自分の思想を乗せて語ることです。といっても決して衒学的と言うのでなく、あくまでそれらの知識の主題を自分なりに味付けしています(僕の薄い思考力では言っている意味が分からない時がしばしばなので、この感想はお門違いかもわからんですがw)。

 今回某スレを覗いた時もカッコよかったです。『ありきたりの記号で満足してしまう。閉塞感を表現できないのが閉塞感、という感じなんだよな。』(2ch某スレ、マグナさんの発言より引用)。、、、なかなか本質をついていると思います。何がすごいかと言うと、とても肯定的なんですよ、オタクに対して。僕なんか『動物化するポストモダン』や斉藤環なんかを読んでいると、オタクの孤独や理想の無さを批判しそうになります。あっさり書きましたが、なかなかできないですよ?肯定。大体が思考なんてのは現状批判から始まるもので、否定的になりがちなんです。そこから肯定に持っていくにはもうこれは昇華しかないですよ(ヘーゲル弁証法って書きたいし、そのほうが分かりやすいですが、あんま術語を使うと叩かれるので、、、)。そこまで思考を練った発言ですばらしいです。

 、、、まぁ、最近は何も考えず、頭空っぽでノリにのるってのがカッコイイって風潮があって、僕もリアルではそんな人格で人当たりよくやってます。が、正直ついていけないことがありまして、そんな事から来てる、マグナさんへの嫉妬がこんな感想を抱かせたかも分からんですがwwww

加藤周一さん>

 う〜ん、マグナさんが言及されておられたので語ろうかな〜と思いますが、ドウなんでしょう?つい最近お亡くなりになり、ここぞとばかりにハイエナが叩きにいってる(まさに死体にムチw)って現状でマグナさんが「批判は多いだろうが」って書いちゃったので、、、まぁ、個人的に、加藤さんは現代日本で最高の頭脳の一人と思っていたので、ちょこっと書きます。

 加藤周一さんはあっさり書くと「『日本文学史序説』というのを書いた。これは世界に通じた日本文学の説明としてほぼ唯一と言って良い。しかもこの人、医者。」ってのでOkですかねぇ、、、この『日本文学史序説』って、最後か最初に、『この本で論じたのは日本文学のほんのさわりにすぎないのだが、、、』と書かれてあって、僕は発狂しそうなくらいの皮肉(いい意味で)とサワヤカさを感じましたwこんなん知らんよw俺知ったかの負け組みかwと(まぁ、僕はそもそも文学を理解できるようなところまで行きたいと思わないんですが。あくまで文学は遊びですね。)。

 加藤周一さんの思想もあっさり書くと、「文学は芸術。芸術の目的は感動と違う。文学で人が死ぬより目の前で死んだほうが感動するからね。芸術の目的は美だよ。」というものでした。僕はあんまり美は分からなく、いつも「美学」という学問的に美を考えてしまっていたので加藤周一さんに反省させられましたw

 まぁ、枕はこのくらいでw本題のマグナさんの発言についてコメントしますw

 『言葉と戦車』をもってマグナさんは加藤周一の言葉が閉塞感を表現していると書いているのかと思います。あえてこの題名を書かないのは、いわゆる加藤周一さん批判は「育ちの良い左翼」ってとこのことなんで、書名出すとまずいとマグナさんがお思いになったからでしょう(、、、あくまで僕の推測なんで、マグナさんに責任ないですよw、、、まあコンナこと書くとハイエナがくるんでいやだったんでしょうけどw)。

 マグナさんはさらに、『石川啄木が書いたような言葉はないし、批判は多いだろうが加藤周一のような言葉を持っているわけでもない。何か良く分からない事をがなり続けなければ成らないのが現状なのである。』(同上引用)と書いております。そうなんですよ。まさに加藤周一がマグナさんの発言にきたのはこれ。加藤周一ってものすごく文章が簡潔なんですよ(まぁだから『日本文学史序説』は世界に受け入れられたんですが)。こんなん無理だろってくらい理知的かつよくまとまってます。いやあ、完璧なんですよ。そんな言葉が現代にこそ必要だ!というマグナさんのセンスは素晴らしい。加藤周一さんの死をかなり深くお受けになっていらっしゃるのではと心中お察しできるほどの情感がこめられてますね。

 、、、このエントリー長いですねw加藤周一さんは僕の年代(もしかしたらマグナさんと同世代かな、俺w)に大きな影響を持っていたし、その出会いは一生のこるほど僕にとっては印象的だったんですよ。

<不正票について>

 いろいろ書こうと思いましたが、、、。

 そもそも、不正票ってルールを僕は結果仮発表まで知りませんでしたので、この問題の衝撃から2日、いまださめてないんです。こんなんで客観的な判断無理です。いろいろ考えました。「BNFホリエモンの差ににてるな」とか、「不正票の事何も言わず、仮結果発表の時点ではじいて欲しかったな、、、、」とか、「2chに書き込んだのまずったかな、、」とか、、、。

 とても大きな問題です。でも僕がやる第一手は次のコンテストのゲームをきっちり作る事です。もしかしたら次のコンテストは出場停止ってこともありますが、それでもです。そう思ってこの成り行きを見ていきたいし、必要な事には対処をしていきたいです。

 今は何の言葉もありません。

まとめ

混乱してる気持ちだけにとらわれず、機械のように自分の精神を分業させるってのが年を経るごとに多くなっていくな〜。

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