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スローセックス実践講座(15)男も受け身を楽しもう
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スクールのアンケート調査によれば、一般男性が前戯にかける平均時間は約15分でした。これは圧倒的に短かすぎます。全身に性感帯を持つ女性がセックスで本当の喜びを享受するためには、全身の性感帯を丹念に隅々まで愛撫してあげる必要があります。
私は、女性を責める喜びを知らない男性受講生には、「最初は30分を目標にしてください」と指導しています。スローセックスは、単に「長い時間するセックス」をさすものではありませんが、ジャンクセックスから脱出するステップとして、前戯の時間延長は有効です。
ところで、中高年の男性は、相対的に、若い男性と比べると“責め好き”な方が多いように思います。これ自体は結構なことなのですが、落とし穴もあります。「男は責めで、女は受け身」という旧態依然とした固定概念に縛られて、女性から十分に愛撫を受けていない男性がとても多いのです。
セックスの醍醐味は、“相互愛撫・相互官能”です。お互いにお互いを好きなだけ愛撫して、時間の許す限り快感をむさぼりあうセックス。どうですか、想像するだけでも、とてもエロチックで気持ちよさそうな行為だとは思いませんか?
その理想形を実現するためには、ペニスだけではなく、男性も女性から十分に全身を愛撫してもらって“受け身の喜び”を知ることがとても大切なのです。
多少、受け身に理解のある男性でも、自分の性感帯は、ペニス以外では、せいぜい乳首くらいだと思い込んでしまっている。とてもモッタイナイ話です。確かに、女性の性感レベルと比較にはなりませんが、男性も全身が感じるポテンシャルを秘めています。
さて、重要なのはここからです。愛撫で相手を“感じさせる”ということは、相手に“愛のエネルギーを与える”ことです。物理的な刺激だけではなく、愛に心が感応するのです。これがセックスの本質です。だから気持ちいいし、幸せな気持ちになれる。そしてセックスで得られる快感は、「愛のエネルギー」の総量に比例するということ。私の言う“相互愛撫”とは、愛のエネルギーのキャッチボールのようなものだとイメージしてください。
このキャッチボールを相互に繰り返すことで、愛のエネルギーは増幅され、興奮度が高まり、感じやすくなります。互いの感じる姿を見てさらに愛のエネルギーが増幅され…。この好循環が、果てしない官能の世界へ、男女を誘うのです。
男性のみなさん、もっと受け身を楽しみましょう!
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アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”
(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」