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スローセックス実践講座(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス初心者に、「スローセックスとはどんなセックスですか?」とたずねられたとき、私は「ずっと前戯が続くようなセックスですよ」と答えるようにしています。
しかし、この答えだけでスローセックスを理解してくれる人はあまり多くありません。ほとんどの人が、「それで挿入後はどうしたらいいのでしょうか?」と続けてくる。
これはもうセックスに対する価値観の違い、という以外にないのですが、私にとってセックスは、最初から最後まで女性を愛し続ける行為です。それはつまり、女性をずっと感じさせてあげるということです。
女性を感じさせるメソッドとは、女性の全身にちりばめられた性感帯のすべてを、隅々まで丹念に精魂込めて優しく愛撫し続けることです。
女性の膣は、説明を待つまでもなく性感帯の宝庫です。ですから私はメソッドに従い、他の性感帯同様に、ゆったりと時間をかけて丹念に愛撫を続けるのです。
しかるに、「挿入後は?」に対する私の答えは、「交接とは“ペニスによる膣への愛撫”です」となります。しかし、この段階でも、納得してひざを打ってくれる人は3割未満です。
一般男性の多くは、セックスは、キスしてちょっと前戯があって、フェラチオしてもらってから挿入してピストン運動して射精したら終わりだと思っている。15分の前戯に5分の挿入。アベレージ20分の、男性本位の射精行動。このようなジャンクセックスで、女性がセックスの本当の喜びを味わえるはずがありません。
「挿入されても気持ち良くない」「一度も膣でイッたことがない」という女性にとって、挿入に対する意識は、男性が射精するまでの時間「膣を貸してあげている」という感覚です。
“AVを教科書にする愚”を体現する一般男性は、挿入するやいなや、猛烈な勢いでピストン運動を始めます。今流行の脳内メーカーで例えるなら、男性の脳が“射精”の二文字で埋め尽くされている状態。女性が“愛”を感じられなくて当然です。「摩擦は激しいほど快感も大きい」というのも、大きな誤解です。
愛撫の基本は、“超ソフトに”です。女性の性感帯たる膣もその例外ではありません。ペニスで超ソフトに、膣内をくまなく精魂込めて愛撫してあげてください。交接の意識を、射精のための摩擦から“膣への愛撫”にシフトするだけで、あなたのセックスに対する女性の評価は、グンとアップするはずです。
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アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”