日韓併合不法論(その4)
さてさて。以前に紹介したかも知れないが…
北の狼ファンクラブ
http://www.interq.or.jp/sheep/clarex/index.html
というサイトの中に、
北の狼投稿集:第二次日韓協約編
http://www.interq.or.jp/sheep/clarex/krjp/
というコーナーがあって、kimuraお兄さんのようないい加減で大雑把な人間にはとてもできない、丁寧なまとめ方をされていますので、興味のある方は参考にして頂ければと思います。
上記のサイト中より、韓国側の不法論の根拠をまとめた部分を紹介すると、
1) 脅迫による協約締結a) 武力的脅迫
b) 脅迫的言辞
c) 不法行為2) 協約の形式
a) 大韓帝国皇帝による署名捺印
b) 条約締結の全権委任状
c) 批准の欠如
が上げられてる。
「脅迫による協約締結」に関しては1月25日でも紹介しました「日本植民地研究」 第14号の木村幹助教授の報告によれば
周知のように国際法においては、ある特定の条約の有効性を否定する根拠として、その締結過程における「強制」の存在が主張される場合、この「強制」は、条約当事国そのものに対してではなく、条約締結に当たる国家の代表者そのものに対してのものでなければならない、とされるのが通常である。国際法が「国家に対する強制」と「代表に対する強制」を区分するのは、現実の様々な条約締結過程において、力のある国が、それを有さぬ国に対して、明に或いは暗に、自らの強大な力の存在をちらつかせ、これを以て条約締結過程そのものを有利に運ぼうとすることは頻繁であり、そのような状態において「国家に対する強制」による条約無効を認めることは、国際社会に現に存在する様々な条約、更にはそれらによって構成される国際法秩序を揺るがしかねない、からである。従って、問題はそのような「代表に対する強制」と言えるものが存在するか否かであり、議論はこれを歴史的に証明できるか否かに集約されることになる。
ということであり、「代表に対する強制」が証明できるか否かが焦点となります。
しかしながら、大韓帝国高宗の意志についても、第二次日韓協約に関して、積極的に関わったという研究もあるわけです。
この原田環教授の研究については2月1日にも少し紹介しました。
ところで、日韓歴史共同研究委員会の日韓歴史共同研究報告書が
http://www.jkcf.or.jp/history/
で紹介されているということは先日も書いたが、このうち
「第3分科(近現代)」の「第1章 日韓間の条約問題」に載せられている韓国側の不法論に対して原田環教授が批評を加えている。
6月10日に日本語版が公開されるとの事なので、それ以降、この問題について少しずつ取り上げていきたい。
また、「協約の形式」という点についても、dreamtale氏のブログ、dreamtale日記
の、史料を元にした考察などを読んでいると、韓国側が不法論を主張できるかどうか疑わしいと思う。
特に、このシリーズを読んでいると、そう思う。
http://dreamtale.ameblo.jp/entry-a0de1bdc03c99ea57192de44726c1674.html
しかし、dreamtale氏のブログは実に素晴らしい。
kimuraお兄さんのようなnaver廃人にはとても真似の出来ない、丁寧な仕事である。
研究と呼ぶに相応しい素晴らしい仕事であり、日本近代史、特に、これまで恣意的に取り上げられることの多かった部分に真実の光を当てる画期的な偉業である。
真実の歴史の探究者dreamtale氏のブログはここ!
日韓の歴史に深い興味を持つ真面目な韓国ウォッチャーは是非とも参考にして頂きたい!
(´・ω・`)y-~~いや、「日韓歴史共同研究報告書」が量が多すぎて、韓国人にも解るおもしろおかしい内容を心がけている、いい加減ですちゃらかなkimuraお兄さんには荷が重すぎる、とか、dreamtale氏、とりあげてよ、とか、「真面目でめんどくさいことはdreamtale氏にまかせてしまおう」とか、そんなことを言うわけじゃないんですけどね、でも、やはり人間には向き不向きというものがあって、また、めんどくさいという事実も否定はできないわけで…
Comments
押しつけるつもりかぁ~!(笑)
Posted by: dreamtale | June 03, 2005 at 11:54 PM
(´・ω・`)y-~~…ばれちゃった。
Posted by: kimuraお兄さん | June 05, 2005 at 07:13 AM