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当社が提供するPerfect Dark調査システムは、Perfect Darkネットワーク上に流通するノード情報、ファイル情報を収集し、探索を可能にします。当社独自の探索機(クローラ)が、2009年5月現在で3.5万以上存在するPerfect Darkノードのほぼ全てにアクセスし、情報を収集しています。
当社ではこのゴールデンウィーク期間中(2009年4月26日~5月6日)のPerfect Darkのノード数につきまして、当社独自の新検知システムを使い、その数値を計測、把握致しましたので、その推移のグラフと実数を公表します。
参考資料:ノード数調査結果グラフ
Winnyに代表されるP2Pファイル共有ソフトウェアの仲間です。国内でのユーザ数は1日当たり約35,000人(2009年4月調べ)であり、最近では書店でファイル共有のムックを見かけると必ずと言っていいほどPerfect Darkが主役として登場します。
Perfect Darkは高い匿名性を持っています。WinnyやShare等の今までのP2Pとは異なる分散情報を利用しているため、完全所有が分かりにくくなっており、既存の調査方法は通用しなくなっています。匿名性が高まるにつれ、データの転送効率、データの完全性などが犠牲になっています。また、通信自体はRSA暗号、AES暗号などで暗号化されており容易に内容をうかがい知ることはできません。WinnyやShareで情報漏えい事件が発生した場合、Perfect Darkのネットワークにファイルを「輸出」されることが多く、要注意のネットワークです。
Winny、Shareでの主要な情報交換はノード情報、キー情報(ファイル情報)、ファイル転送の3種類でキー情報にファイル所有者のIPアドレスが含まれているため、ファイルの現在の所有者が判明しました。Perfect Darkはキー情報が所有者のノード情報を持っていないために、単純なクローラでは所有者が分かりません。そこで当社のPerfect Dark調査では、漏えいファイルの共有状態について「情報の所有者が分かる状態で」ネットワークの記録を行っています。
Perfect Dark上にファイルをアップロードされた場合は、今までは、アップロードされたこと以上の内容は分かりませんでした。しかしネットエージェントのPerfect Darkクローラは、誰がアップロードされた情報を持っているかをIPアドレスまで突き止めることを可能としました。
【Perfect Darkクローラ画面】
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