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スローセックス実践講座(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス実践講座 最近は、自ら「オヤジ好き」を公言する若い女性が少なくありません。昔から年上の男性にひかれる女性、いわゆるファザコン気質の女性というのはいました。それが今は、ニートやフリーターという生き方の一般化が進む中で、同世代の男性に経済的な面でも精神的な面でも頼りなさを感じる女性たちの受け皿として、一躍オヤジ世代がカレシ候補として浮上してきたのです。

 社会学的な分析をするならば、援助交際ブームを経験して、オヤジへの抵抗が減少している社会背景の中で、格差社会の反動として、若い女性たちの浮動票がオヤジに流れている状況であると考えられます。この千載一遇のチャンス(?)を生かすも殺すもあなた次第。ただの足長おじさんにならないためには、ベッドの上でも若い女性の期待に応えてあげる必要があります。

 そこで今回検証したいのが、いわゆる“オヤジテクニック”。オヤジテクニックから連想される言葉に、“ねちっこさ”があります。若い男性たちは、ともすれば、勢いと回復力にまかせて、ピストン一辺倒の淡泊で短絡的なセックスになりがちです。これは、本来濃密でエロチックな行為であるセックスとはかけ離れたものです。だから女性は満足できない。

 ここに中高年世代が付け入るすきがあるのですが、肝心の中高年が、“ねちっこさ”を取り違えていることが多々見受けられます。

 最大の間違いは“唾液(だえき)”の使い方です。例えばキスのとき、お互いに十分に盛り上がって、自然と相互の唾液が口の中で混ざり合うのならいいのですが、キスの序盤から、自分の唾液を女性に逆流させる男性がとても多い。耳をなめるとき、耳の穴の中に唾液が入ってくるほど、耳を唾液でベチャベチャにするなど最悪のパターンです。

 唾液の量が多いほどエロチックだと考えるのは完全なる男性の一方通行で、多すぎる唾液はほとんどの女性にとって気持ち悪い液体でしかありません。女性という生き物は、特にセックスの序盤戦は、ウソでもいいから“美しく愛されたい”のです。

 せっかく、この男性なら「抱かれてもいい」と盛り上がった感情も、たばことお酒の入り交じった臭い唾液が、一瞬にしてかき消してしまいます。この価値観の違いを、理解しなければ、女性が求める本当に濃密でエロチックな行為には到達できないのです。

 唾液はわざと出すものではなく、自然と出てくる唾液をあえてセーブするくらいの紳士的配慮を持つことが、本当のオヤジテクニックだと心得ましょう。
(2007.11.30紙面掲載)
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アダム徳永(セックスセラピスト)
 1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/

■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」


投稿日: 2007年12月12日

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