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スローセックス実践講座(10)愛撫は舌と指のどちら?

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス実践講座 まず、皆さんに質問です。貴方は、女性を愛撫するとき、指と舌(口)のどちらをメーンにしていますか? 恐らく過半数の男性が、「舌派」と答えるのではないでしょうか?

 確かに、乳首やクリトリスを自分の舌で味わいたいと思うのは、健全な男性の証です。また、既存のセックス指南書などで、さまざまな舌技が紹介されている現状を考えれば、世の男性の愛撫がオーラルセックスに偏ってしまうのは、無理からぬ話かもしれません。

 しかし、皆さんが「これが普通」と信じて疑わない、既存のセックスの常識は、スローセックスでは非常識なことだらけなのです。

 性感帯を愛撫するときに、最優先すべきメソッドは、“的確なポイントに、適切な刺激を安定して供給する”ことです。女性を喜ばせることを第一に考えたとき、指と舌のどちらが愛撫にふさわしいかは、比較するまでもなく明白ですよね。舌派の男性には、指の方が舌よりもはるかに“器用”である、という一般常識が抜け落ちているのです。

 指に勝る武器はありません。この、もしもセックスの教科書があれば、1ページ目に書かれてしかるべき基本が、経験豊富な中高年の男性たちにも浸透していないのは、やはりこれまで、正しいセックスを教える書物が出版されていなかったことの裏返しでしょう。

 誤解のないように断っておきますが、私は、オーラルセックスがダメだと言っているのではありません。とりわけ、フェラチオやクンニリングスには、物理的刺激のほかにも、視覚的に興奮する要素があり、これはこれで巧みな舌使いが要求される素晴らしい“愛情表現”です。しかし、舌先では正確にポイントをとらえることが難しいですし、舌腹は男性が思っている以上にザラザラしていて荒いため、乱雑で緩慢な愛撫にしかならないのです。

 少々うがった目で見れば、オーラル多用の現状は、女性を喜ばせることよりも、自分が楽しみたい気持ちを優先させてしまう、男性のエゴの表出でしょう。もちろん、人間がセックスをするのは性欲という本能があるからです。けれども、本当のテクニシャンを目指すなら、ある程度の“本能の制御”は必須課題であるという事実も知っていて損はありません。

 乳首に吸い付きたい、アソコをなめたいという男性の気持ちはわかりますが、オーラルに一生懸命になり過ぎて、肝心のアダムタッチがおろそかになっては元も子もありません。

 私のスクールでは、受講1回目で、「愛戯は指、愛情表現は舌(口)」と教えています。指と舌の長所と利点を把握した上で、上手に複合できるようになるのが理想です。
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アダム徳永(セックスセラピスト)
 1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/

■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”

投稿日: 2007年11月28日

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