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2009/04/10 イタリア ミラノの地下、下水道跡に住む中国違法移民イタリアの報道記事を基に書けば、、:地下にある不法経営ホテル。星の数はたいしたことないが、60名まで宿泊可能。料金は手頃で、2名宿泊ならば1ヶ月100ユーロ(約1万3千円)、家族の場合は200ユーロ(約2万6千円)となっている。ホテル所在地はミラノのMac Mahon通りで、警察機動隊によって発見された。77番地に位置するマンション1階の地下には倉庫らしきスペースが隠されていて、そこに中国人28名が生活しているのが発見された。28名のうち不法滞在者が12名、未成年者4名の中には生後数ヶ月の乳児も含まれ、子供達はダブルベッド用のマットレスの上での生活を強いられていた。各室はベニヤ板で仕切られ、空調用の窓もなく、トイレ/浴室は1ヶ所だけ。建物の正面玄関以外は、別の通りに通じているマンホールが唯一の非常用出入口であった。 これが中国側からの記事になると、、:環球時報の報道によると、3月26日、イタリアのミラノ警察が下水道の中で暮らしていた28名の中国人を発見した。 驚くべきことに、彼らはイタリア人女性との間に下水道の正式な「賃貸契約」まで交わしていたという。 この下水道は「簡易旅館」として改造されており、汚水が絶え間なく流れる「簡易旅館」には60のベッドと汚物にまみれた簡素なトイレのほかに厨房まで存在したそうである。 さらに報道によると、現在、ミラノ には15万人の中国人がおり、彼らの大部分は当地にいる中国人マフィアの管理の 下、中国人が経営する地下工場で生計を立てるのだという。また、報道は最後にイタリア人権組織の言葉を引用したう えで、このような事件が起こった原因の一つは、イタリアの外国人排斥政策の締め付けによって、外国人が部屋を借り ることが出来ないからだとしている。 微妙に書き方が違い、中国側からは現地の中国人が劣悪な環境に苦しんでいるというニュアンスだ。これを書いた記者が下のように締めくくっている。果たして逆説的に現中国を非難して書いたのか、それともこの記者にとって本当に自国民の脱出が不思議なのかは分からない。もし不思議なのなら、この記者さんは胸に手を当てて、中国国内のとんでもない貧富の差、教育も医療も受けれない現実、人権の無視、政治と公務員、党役人の腐敗、劣悪な環境汚染、改善されない一人っ子政策などなど、、ゆっくり考えたほうがいい。 我々の同胞がイタリアでこのような悲惨な生活をしているとは、私は胸が詰まる思いであった。なぜ彼らは中国国内 での安らかな暮らしと故郷を捨て、イタリアで下水道などに住んでいるのだろうか?外国の下水道で生活するほうが、中国国内で生活するよりも良いというのだろうか。 世界金融危機のなかで、中国の経済情勢は良好であるという報道がメディアにあふれているが、それならばなぜ、彼らのような中国人は中国に戻らないのだろうか。以前、ウクライナで10数名の密入国者が逮捕されたことがあったが、その全てが中国人であった。なぜ中国人ばかりが西側に密入国し、中国に密入国しようとする人間はいないのだろうか? この中国の記者は相当いい生活をしているようだ。悲しいかな、自国の事もまだよく知らないらしい。じっくり教えてやってもいいいが、、(笑).経験から言えば、そんな所しか借りる事が出来ない現実だろう。なぜ借りれないかは国民性とか、経済的な事情もあるだろう。マナーが悪く、嫌われる国民イメージを何とかしたほうがいい。個人的には何の偏見も中国人には無い。それどころか海外では貧乏学生のころアルバイト先でお世話になった。だから多少は国民性を知っている。 トラックバックこの記事のトラックバックの URL は次のとおりです。 http://nappi10.spaces.live.com/blog/cns!39E8451829AE7F4!14536.trak この記事を参照しているブログ
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