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新型インフルエンザ 「検疫すり抜け」12人のうち、5人は濃厚接触者でないことが判明

5月13日13時27分配信 フジテレビ

成田空港で新型インフルエンザの感染が確認された男子高校生が、飛行機を降りたあとに体調不良を訴えたため、席の近かった12人が濃厚接触者にもかかわらず、検疫をすり抜け入国していた問題で、うち5人は、濃厚接触者でなかったことがわかった。
5月8日に成田空港に到着したノースウエスト25便では、飛行機を降りてから体調不良を訴えた男子高校生の新型インフルエンザ感染が確認され、近くの席にいて濃厚接触者とされた12人が検疫をすり抜け入国したと厚生労働省が発表し、12人に外出の自粛を要請するなど、厳重な健康監視を続けていた。
その後の調査で、当初機内で席を移動したとみられていた男子高校生が移動していなかったことが確認され、京都に観光に訪れていたアメリカ人4人と、茨城県の日本人男性のあわせて5人は、濃厚接触者ではないことがわかった。
厚労省では「日常生活に制約を課し、申し訳なく思う」などとコメントしている。

最終更新:5月13日14時35分

Fuji News Network.