民主・小沢に浴びせられた 「ぼろくそ」の批判内容

2009/5/13      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ! Yahoo!ブックマークに登録 newsing it!   コメント   印刷

   <テレビウォッチ>民主党の小沢代表の後継はだれになるのか、鳩山だ岡田だとやかましい。代表選のやり方をめぐっては、きのう(5月12日)議員総会では激しいやりとりが繰り広げられたが、この日の「スパモニ」では、本論の前段で論者が示した「人間・小沢像」が面白かった。

それだけは豪腕なんだ

   まず岩見隆夫。「よく豪腕といわれるんですが、違う。神経が細かく猜疑心が強い。それとコミュニケーション能力に乏しい。ジェラルド・カーチス教授が『コミュニケーション能力がない人は指導者の資格がない』といっていたが、記者会見もひどかったでしょ。国民の疑問に答えてない。この10年よくも政界をひっかきまわしてくれたなと」(笑い)とぼろくそ。

   「それだけは豪腕なんだ」と鳥越俊太郎(笑い)

   浅川博忠も、「繊細で小心な人。党内で批判が高まってくると不安感に耐えられない。新進党を解党したときがそれ。3年前の民主党代表になるときも、去年の代表選でも、対立候補が出ないようにしてきた」

   赤江珠緒が「その意味では今回の辞任はタイミングとしては中途半端?」

   浅川も「そう思います。秘書が逮捕されたときか、解散直前かしかないのが、今というのは、党首討論を逃げたといわれても仕方がない」

   上杉隆は「おとといの時点では、よく練られた戦略だなと思ったが、きのう急に変わった」

   岩見は、「問題は中身ですよ。本当に身を捨てようと思うんなら、お詫びをしないとダメ」

   伊藤惇夫も明快だ。「首から上は改革者だが、下はずぶずぶの派閥政治家。最後に生き残った神話上の政治家といえるかもしれない。角栄神話とか金丸神話というのは、実像の外側に虚像がついていく。小沢さんはその最後で、実態よりも虚像の方が肥大化していく」

   三反園訓が、「その虚像に合わせているようなところがある。きのう面白かったのは、『なんで小沢さんを辞めさせるのか』という抗議が殺到したという。若いファンがいるんだと。で、小沢さんは側近に『トップ(総理)になれないのは私の天命だな』とおっしゃったそうです」

   鳥越俊太郎は、「小沢さんは批判を気にする人。船田さんとか二階さんとか熊谷さんとか、腹心だった人がみんな離れていってる。ちょっとした批判で、疑心暗鬼になって切る」「ただ一方で、小沢ファンがいるのは間違いない。それできのう急に元気になったのかも」

   岩見が、「院政とかウラ権力とか好きな人だから、さあこれから出番だと思ってる」

   小木が「その辺りが見えちゃってる」

   上杉が、「きのうの議員総会でも、封じ込めたというより異論続出でね、ある意味自民党の方がよっぽど開けている。党員投票やったんだから。民主党は国会議員だけ」

   三反園は「小沢さんの本来に戻った」

 
文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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